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2011-12-24 ハッピー・ホリデーズ

「言うだけ番長」(前原誠司)は政治の世界に定着するか?サバイバル新語を考える。

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■“言うだけ番長”前原氏、メンツ丸つぶれ〜八ツ場ダム再開

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111223/plt1112230819002-n1.htm

こちらは、口の悪い夕刊紙だが、

一般紙も使っている。

■八ツ場ダム工事再開 メンツ丸潰れ、前原氏苦難 また「言うだけ番長」進退も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000093-san-pol

ただ、どちらも産経グループではある。今後他にも広まり、定着していくのかどうか?使い勝手がいいからな。前原評としては生き残るし、広がっていくんじゃないかと思う。つまり「政治用語」になるということ。

言うだけ番長とは

しかし、野田佳彦ふくむプロレスファンには感慨深いよなあ。音が似ているし、ひょっとしたらその前から使われていたかもしれないが、広く「言うだけ番長」の言葉が広がったのは、

前田日明長州力を評してのコメントがきっかけだからだ。

しかし前提としての

「昔、『夕焼け番長』ってマンガがあったけど…」という解説、フォローを入れないでいいのだろうか(笑)

というわけで、はてなキーワードをつくるっす。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%C0%A4%A6%A4%C0%A4%B1%C8%D6%C4%B9

ちなみに、最初はどういうシチュエーションで前田は長州にこう言ったか覚えている人いますか?

これの寿命が長いのは造語の巧みさもあるけど、「そう言っていた前田こそ、XXXXXをXXXすると言っておきながら現状はXXXXで、自分こそ『言うだけ番長』じゃないか」と90〜2000年代に言われていたから長く生き残った、という部分も否めない(笑)



定着するのは十に一つか、二十にひとつか。「♪新語サバイバー、生き残れこれ」

前も何度も書いた話だけど、ここらへんで整理を。

■「心を折る」…議員としては何やったんだろう?な神取忍さんですが、これはすごかった。

追記

今、来訪者の方のブックマークを逆に拝見していたら、こういう記事があった

心はいつから「折れる」ようになったのか?

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111209/224986/

最近、それまで維持してきた精神的な支えが途絶えてしまう場面に「心が折れる」という表現をよく使うようになりました。そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は「心が折れる」という表現について分析します。この表現が普及した経緯やルーツニュアンスなどを探ってみましょう。

かつての意味は「気持ちを相手に曲げる」こと

 実は「心が折れる」は古くからある表現です。もっともその意味は現在とは異なるものでした。例を挙げましょう。(略)

・・・新しい意味の「心が折れる」を項目として掲載する事典も登場しました。例えば「現代用語の基礎知識2011」(自由国民社・2010年末発行)は、若者語欄に「心が折れる」を掲載…。

有料記事のため、後半の結論部分は当方読んでいないが、神取忍にぶじたどりついているかねえ…?

 

■「ゆるキャラ」…これはもう、完全に大出世だね。というか単に造語したというより、そういう『概念』『制度』をみうらじゅんが一から、いやゼロからつくっちゃった。というか本来的には「こっちは真面目にやってるんです!」と怒られるリスクもあったはずで、マイナスから出発している。それでここまでの定着ぶり、おまけに一番カテエ、溶岩石のようにこりかたまったお役所のアタマ!!をとろかし、今の長州なみに柔軟にした。みうらじゅんの怪物ぶりは、「プロフェッショナル 仕事の流儀」か「情熱大陸」で特集してほしい。

 

■「かっこいい」…「という日本語ができたのは石原裕次郎からです」と、みなもと太郎がこの本の中で語っている。

まんが学特講  目からウロコの戦後まんが史

まんが学特講 目からウロコの戦後まんが史

 

「正義の味方」…「月光仮面ってのは如来の脇仏、月光菩薩からきてるんですよ。つまり正義そのものではない。ぼくたちはどんなにがんばっても、正義それ自体にはなれないし、なれると思ってはいけない。だから「正義の”味方”」なんです」…竹熊健太郎の、川内康範インタビューより。

 

■「最凶」「迷探偵」……まあこれは自らも「きちんとした日本語です」とは主張しないかもだけど、IMEに登録されてないのを不便だと感じるぐらいにはよく登場する。


実はあと二つか三つぐらい、例を思いついて、それで書こうと思っていたんだが、PC故障期間中に案の定忘れてしまった(笑)。まあ思いついたら、またこんなエントリーを作ってみますよ。一時期猛烈に流行って今は消える流行語も味わい深いが、そこをかいくぐって日常的に使われるようになったものを「もとは…が言ってたんだよな」「…の前はなかったんだよな」と考えるのも味わい深い。


ああそうだ、「撮る」という漢字が気になったんだっけ。幕末本&高島俊男

最近、ルパンホームズにもからんで、幕末とフランス関係の本を読んでいた。

追跡―一枚の幕末写真 (集英社文庫)

追跡―一枚の幕末写真 (集英社文庫)

ある意味新撰組の盟友でもあった「戊辰フランス軍事顧問団」の話で、書名のとおり当時の写真がいろいろと話題になっている。

そんな中でふと「そういえば写真を”『撮』る”と表記した人ってすごいよね。一大発明だよね」と感じたのですね。

ホトグラヒー(写真)が入ってきたとき、それをどう表現するかは翻訳者の才覚しだいで・・・ただ、新しい概念の「名詞」は、ああこれは新語にしなきゃ、訳さなきゃって分かりやすいと思うけど、動詞はねー。しかもそこにどの漢字をあてはめるか。だれが考えたのかな。<写真を”撮る”>って書き方。

それでも日本は「○○『する』」とするをつければいいからまだ無節操に受容しやすいのかも。韓国語中国語と比べてみてもおもしろいかも。

あっ、というかあっちだって写真を発明した人??が、それを…「take」だっけ?そう表現したのはなんでなんかな。


そして、そういえばコンピューター用語だが……。

あれだって、翻訳者が違えば違う用語だったのかもしれないよね。

コピーペースト、略して「コピペ」。定着したとは思うがご年配に通じるかというと微妙。「切り取り&貼り付け」のほうが理解は楽だな。(コピーは定着したが、「切り取り」は日本語で…ああウィンドウズなどの表示訳がそうか)

しかし、「ペースト」って日本では、パソコンの言葉として使われる以前は「ペースト状」とかのイメージのほうが強かったんじゃないかなァ。ならば訳者の才覚によってはあれを「貼り付け」ではなく『塗りつけ』と訳されてもよかったのでは(笑)どろどろのものをぺったぺったと塗りつけるような。別にそうであっても結果は変わらないし。


パソコンを「立ち上げる」というのも、「本来他動詞ではないのに」という批判をあびつつ浸透している。しかし訳者によっては「目覚めさせる」とか「チャクラ開く」といった言葉で、スイッチを入れてからPCが使えるようにするまでを表現された可能性も・・・・ないか(笑)


高島俊男の最新刊「ことばと文字と文章と」でも、大昔の同じ例が紹介されている。あとで原文を引用しますが大意・・・

日本には文字という概念がそもそもなかったのだから、当然『書く』という概念もなかった。そういうまっさらな視点で文章を書く行為を観察すると、かゆいところとかをぼりぼりとやる、あの行為に似ている。だからその『かく』という言葉を当てはめた。」

お言葉ですが…〈別巻4〉ことばと文字と文章と

お言葉ですが…〈別巻4〉ことばと文字と文章と

なる、ほど。


かくも翻訳は難しいものであります。

http://sanjuro.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-71ea.html

にあるように、肩書きひとつでもむつかしい。

memo8memo8 2011/12/24 10:44 「言うだけ番長」が政治の世界で広まったら政治用語。

gryphongryphon 2011/12/24 11:09 すでにお墓は作ってあるけど、そこに花を供えた感じですね(笑)。
アキレス腱固めはUWFや格闘技用語でなく「技用語」というべき(笑)、なロジックでは夕焼け番長は何なのかには少しく興味あるが。
/てか、「ことばと文字と文章と」の一読をおすすめ。「かく」とはの考察だけでも気づく点は多いですよ

memo8memo8 2011/12/24 11:14 相変わらず、勘違いが激しい奴だな。

gryphongryphon 2011/12/24 11:21 上のコメント「夕焼け番長」→「言うだけ番長」。

suzume002suzume002 2011/12/24 20:03 ハッピーホリデーがクリスマスじゃないんだったら別に12月25日にやる理由はないよね。
キリスト教の宗教行事であることを隠蔽して異教徒に祝わせようという陰謀を、
ポリティカリーコレクトでごまかそうという態度はいかがなものかと思う。

シスシス 2011/12/24 23:51 そもそもクリスマスの原型は非キリスト教徒のゲルマン民族の冬至のお祭りで、聖書には根拠が全く書かれていないので、そこをクローズアップして単なる冬のお祭りだと強弁すればポリティカル・コレクトも気にしなくていいのに(笑
非キリスト教徒が増えてるんだから、商業的には「宗教に関係ない冬のホリデー」にしたほうがいいだろうに。まあ原理主義者がテロるかもしれんが(笑

純生純生 2011/12/25 17:02 神取は心を折るで、心が折れるとはニュアンスが違うと思う