2012-02-14
公武堂TV「格闘技興行ができる新会場探しについて」
まず本題前に「公武堂ファイト、ネットPPV中継への道」
(長谷川社長「この前話した公武堂ファイトのネット中継、DEEPの権利問題とかを処理しないといけない」)
Gryphon: ああなるほどね
irisalive@横浜: そうですね、実際ppvにするとなるとサムライさんとかとの絡みもでてきますよね
(長谷川社長「今回の公武堂は、DEEPフライ王座を決める大会だからね」)
Gryphon: 次回は公武堂ファイトでもあり、DEEPでもあるわけだ。DEEPの契約も関係してくると。今回は規模が大きいから、逆に公武堂ファイトの一存ではできないわけだ。
Sherdog: 確かに本戦並みですね。
irisalive@横浜: 前だと好意でカメラ映像をそのまま生中継使わせてもらえたりしてましたが、お金が発生するとそうもいかないですしね
ks26194: メンバー的にはナンバーシリーズやしな
Gryphon: この前、先週のチャットをブログ記事にしたら評判や反響が良かった。そこでも書いたけど「地域のミニ大会のネット中継を論じるメンバーとしては、国内でもっとも経験があるメンツ」のトークでね、名だたる人たちも知らない情報ばっかりだったらしい
Gryphon: だれが勝ち上がるかトーナメントは読めない
Sherdog: まぁ名古屋でMMAやってるっていうのを外人さん余り知らないんで認知というだけでも効果が・・・
irisalive@横浜: 単純にネット配信という意味では,公武堂ファイト・TVの回数・経験値は確実に日本一ですよw僕が保証しますよw
Sherdog: 私は権威でもなんでもない。お手伝いなのに・・・(汗)
Sherdog: irisaさん英語大丈夫ですか?もし話が進んだら英語必要かも
高倉仮面: 僕も名古屋に行くようになってから、始めて「名古屋は格闘技が意外に充実している」ことを知りましたし
irisalive@横浜: いや、ぼくは英語は全然だめです,申し訳ないですが。。。
Gryphon: そう、トーナメントが凄ければ世界中のファンが見る。我々だってネットを通じポーランドやインドネシアの試合を見ているわけで
Sherdog: DEEPはナンバーシリーズは必ず外人さんいるのでその状態に出来れば・・・・
irisalive@横浜: 対海外だと、twitterやチャットのライブ配信時に英語対応できるとベストなんですよね
高倉仮面: このご時勢、格闘技で充実した一週間を過ごせるのは幸せな話ですね
Sherdog: 英語駄目ですかあ。まあ複雑な英語は一切要らないんですが
Sherdog: 解説はSherdog側で英語のを上乗せ出来る筈・・・
高倉仮面: へー。鈴木くんと5Rやれるとは。菅原選手を過小評価していたかな?
Sherdog: 今回のイベントは12:30からということでアメリカでもいい時間帯でストリーム出来るんです。普通日本のイベントって時差で午前3時まで観てないといけなかったり
番外その2 「この前のSB」
高倉仮面: 鈴木くん、地元で試合かぁ
高倉仮面: まあ、強いよなぁ鈴木くん。間違いなくSB軽量級のエースですからね
高倉仮面: っていうか、松花くんと鈴木くんは70kgに駆り出される予感がするなぁ。今年はS-Cupもあるし
高倉仮面: 松花くんはまだ早いけど
高倉仮面: へー。鈴木くんと5Rやれるとは。菅原選手を過小評価していたかな?
ks26194: サムライでの放送はあるのかな?
このへんから「名古屋で格闘技興行、300〜400人ぐらい入る規模の新しい会場はないのかな」という話に
(前提として。長谷川社長「実は今年、打撃系と総合系の新イベントが1つづつ、名古屋で始まる方向だ」という話を紹介。その関係と、アスナルホールの終了で「新会場はないか」というテーマに)
高倉仮面: サンシャインスタジオってどこなんですか?
KB: 誰が来るんだ・・・
irisalive@横浜: サンシャイン栄です 観覧車があるビル
tom: クラブみたいにオール立ち見でドンドン人を入れればいいんですよ
irisalive@横浜: あります
高倉仮面: ああ、そういうことですか!でもそれは借りるのは大変そうだ・・・
irisalive@横浜: 劇場としてはそんなに大きくなかった気が。。
コマンドサンボ: 千種スポーツセンターで昔プロレスやってたような
KB: 写真見ると狭そうですね
irisalive@横浜: イベントスペース・飲食スペースと併設されてるので広さが曖昧ですが
ks26194: アクセスはどうなんですか?
高倉仮面: そりゃすげぇな
irisalive@横浜: SKEのゲネプロ取材にいったんですよね。
ドラゴンタダシ: 露橋スポーツセンターとか中村スポーツセンターとかはよく行ってましたけど、あれは・・・
Gryphon: 「スポーツセンターでは映像機材のセットを一から組まなきゃいけない」
テント論その1
(長谷川社長「劇団四季みたいに、テントを張って興行できないか真面目に考えてる」)
高倉仮面: 劇団四季・・・たっかそー!
irisalive@横浜: 四季の劇場だとせりがあるから選手はそこから登場w
高倉仮面: 四季は劇団というモノをビジネスにする!っていうのがコンセプトだから、貸してくれるかもしれないけどキッチリビジネスしてくると思いますよ
KB: 劇団四季、専用って書いてありますね
ドラゴンタダシ: 駅から遠くないですか?
KB: 990席って
Gryphon: 「サーカスのテントで、格闘技興行が出来ないだろうか」
irisalive@横浜: ライオンキングの格好して戦うのかw
高倉仮面: メッチャ厳しいですよアソコwww
高倉仮面: シルクドソレイユ
KB: し〜んぱ〜いないさ〜て殴りあうの?
高倉仮面: うわ〜!ノアそんなに小さい会場で・・・
高倉仮面: まさか新木場より小さいのかな?
Sherdog: 名古屋からチャンプを出してゼップレベルで興行して一方で小さい会場で育成と二分化するとか
KB: 搬入も大変そうですね、シルバー
irisalive@横浜: あそこってまだあります?
鈴鹿1967: 大型電気店とかにイベントホールとか無いんですかね?
irisalive@横浜: 愛知産業貿易館でしたっけ,丸の内のところ
irisalive@横浜: 一度企業店でブース出した時、ボクシングのポスターはってありました
Gryphon: かつての佐伯繁さんレベルの金持ちがいたら、団体を経営するより、こういう格闘技興行向けの箱、イベントホールを持っていて、格安で各団体に貸してくれればいいのにね・・・
Gryphon: 黒字にするのはなかなか難しいでしょうけど、一種のタニマチとして、全団体と仲良くなり、しかもいばれる(笑)>もしタニマチ的金持ちがイベントホールを運営したら
興行日論「日曜の夜はあまりよくない」?
(長谷川社長「例えば最近は日曜日夜の興行より、金曜夜のほうがいいのかもしれない」)
Gryphon: それは自分も思う 日曜夜のイベントはちょっとねー、な
高倉仮面: 最近、格闘技の興行がカード数が多い影響で、観戦した後でロクにメシも喰えないという
HoRuNo: 日曜興行の打ち上げ飲み会は興行面白かったけど明日仕事だるいって毎回云ってる気がするw
Gryphon: カード数が多いのは、時代の流れで仕方ないと思う
小ネタ「JMLはつづく」
citrus: 新木場といえば、今年はJMLどうなるんですか?SMASHがあんな事になり、、、
Gryphon: 長谷川社長「JMLは続きますよー」
テント論その2
(長谷川社長「一からトラスを組んで、スピーカーを置くだけで予算は100万円UP」)
鈴鹿1967: ポートメッセなごや デザインホール など? 無理ですかね??
Sherdog: 新木場じゃなくて品川シーサイドあたりに小屋を作って欲しい。少しでも近く。
高倉仮面: 品川シーサイド!いいなぁ、メシも困らないし
HoRuNo: ksさん出番です!
Gryphon: さすがにトラスに、公武堂TV軍団を投入するわけにはいかない(笑)
HoRuNo: www
HoRuNo: 長南に大工、大和にペンキ塗り教わるか
Gryphon: そういえば、プロレスや格闘技興行と非常にいま、規模も経営状態もよく似ている演劇の世界を書いた小説「シアター!」シリーズでは、「理解のない会場と決裂して、テントで公演するぞ!」という展開になっている。
高倉仮面: テント、夏はいいけど冬は・・・
Gryphon: 「テントで大会出来れば、スーパーの一角を借りてでも興行できる」
irisalive@横浜: 若宮大通りだったら、屋根?はあるから囲いで大丈夫なんですかね
高倉仮面: AEON、ZERO1がスポンサーとして獲得しましたね
鈴鹿1967: 名古屋市東スポーツセンターとかも駄目でしょうか??
高倉仮面: 今、ZERO1のリングには「AEON」の文字がデカデカと
HoRuNo: ベラトールみたいにショッピングモールの中にケージ作ってとか
高倉仮面: 反面、いま僕の中ではZERO1は巨大なショッピングモールで見るプロレスって感じですが
HoRuNo: プロレスのリング貸します!ではなく興行のテント貸します!
高倉仮面: 確かに血が出るのがキビシイですねぇ
Gryphon: いやー、そういうのが実現すれば、他にも影響を与えます
HoRuNo: もんそい興味はある
高倉仮面: でも、越谷の超巨大ショッピングモールで見たプロレスは、集客も宣伝効果は抜群でしたよ。タダだからなんだけど
Gryphon: たしかDDTが、200〜300人規模のホールを次々開拓していい影響をあたえたんだっけ
会場費用と演出と
(長谷川社長「アスナルホールは演出がしやすかった。今はやはり演出がないと」)
高倉仮面: う〜ん、確かに・・・。本質はソコではないんですけどね
HoRuNo: でも演出の安っぽさは、至近距離の格闘技の熱で簡単に帳消しできると思いますけど
高倉仮面: HoRuNoさんいいこと言った
高倉仮面: やっぱりそこで、一人でも知名度のある選手がいると違いますよね
HoRuNo: 自分自身、後楽園に足運ぶようになって大規模興行に微塵も興味持てなくなっちゃってw後楽園最高!
屋外、野外でできないかな
(長谷川社長「屋外でやるとしても・・・『タイトルマッチは雨天中止になりました』とはいかないしなあ」)
高倉仮面: 野外プロレスにおける曙さんの鉄板ぶりはハンパじゃないですよ
Gryphon: たしか秋葉原のへんな広場で、へんなプロレスってなかった?日本テレビが「コロッセオ」やってる時代に
HoRuNo: 大日本がファイヤーデスマッチとかやってましたね>グリフォンさん
高倉仮面: そういえば、マッハ祭りは外房の海でやっていたけど、すごく評判よかったですよ
Gryphon: まあ季節によっては照明も足場もいらない、ビーチでやろうってのもある
Gryphon: それそれ、マッハまつりね あとパンクラスも一度野外でやてったかな。パンクラスZ
HoRuNo: 昨年のマッハ祭りは本当良かったですよね!
高倉仮面: 僕は行ってないけど、外房の海という時点で結構鉄板ですよ。あそこはもっと知られて良い海だと思います
HoRuNo: 雨天決行で!w
Gryphon: そういうことですな
Gryphon: 大山峻護のデビュー戦「KOTC」はそうだったんですよ
irisalive@横浜: 熱田イオンとかの駐車場だと立体だから屋根付きなんですよね
irisalive@横浜: そうですね?。。。
高倉仮面: 異様ですよね。非日常感が凄いと思いますよ
Gryphon: 公共の公園とかは、担当の理解次第・・・・でっかい駐車場つきパチンコ屋のほうが可能性ありそうか
高倉仮面: お祭りの時にでも、ぜひ試しにケージ組んで欲しいなぁ
Gryphon: 名古屋といえばパチンコ、パチンコといえば名古屋だが
Gryphon: ローカルな話だのう
木部選手
KB(※今度のトーナメントに参加する某選手): 今日は寝ます。みなさんおやすみなさい!
Gryphon: 大会がんばってください
ケーシー(現場): おやすみなさい〜〜
KB: おす!
HoRuNo: 頑張ってください!
会場探しは一種の「職人芸」?貸す側借りる側の、情報交換の場はないか?
高倉仮面: そういえば去年散歩していた時は、築地本願寺でプロレスやっていたなぁ。靖国神社では奉納プロレスもあるし、割と東京はプロレスに寛容な気が
HoRuNo: 奉納MMAもやりましょう!
Gryphon: 「会場貸してもいいよ、条件次第で」「会場探してます」というふたつのニーズを交換・交渉できる出会いの場、ってないだろうか
Gryphon: 掲示板とかSNSとか
Gryphon: 会場探しってのも、けっこう才能ある人が個人的な人脈で見つける個人芸なんですね。さっき書いたように、もっとシステマチックに需要と供給が組み合わさるマーケットみたいなものがあるかと思った
Gryphon: 詳しい希望を添えて「格闘技の会場を探しています。理解あるところはご連絡を!」というのを真面目に文章を書いて、公武堂の公式サイトにUPしてみてはいかがでしょう
Gryphon: こう考えてみると、クラブDEEPというのはヒット企画でしたな
高倉仮面: なんにせよ、名古屋の街中でケージを組むときは僕も手伝います!そうやって人を集めて、ケージを組むこと自体を祭りにしてはどうでしょう?
irisalive@横浜: そう考えるとなかなか無いもんですねぇ
本気で探すぞ、名古屋の新会場
Gryphon: 「300〜400人が入る名古屋の会場を、本気で早急にさがさなきゃいけないんです」
irisalive@横浜: ホテルって使用に関して色々厳しそうなイメージはありますね
高倉仮面: それこそ玲ちゃんに聞いてみてはどうですか?
Gryphon: 「本気で、結婚式の会場での興行ってのを考えました。照明もあるし 数百人収容できるし。ただ週末は本物の結婚式があるんだから、格闘技は仏滅にやるとか(笑)」
Gryphon: 再来週は日沖発のUFC連勝のニュースも入ってくることをいのろう
高倉仮面: ああ、最初にあの会場を見つけた時は「宝の山」を見つけた気分だっただろうなぁ・・・
高倉仮面: なるほど、WinWinだったワケですか。そうなると残念だなぁ・・・
Gryphon: 「視聴者のかたも、こんなところはどうだろうという情報をください」
Gryphon: 「ぼくらもだいたい、名古屋の今までのライブハウスとかの価格や条件は把握してるんですよ。ただなかなか、条件的にキビシイ」
Gryphon: 会場の側も、「日程空いてんだよなー、どこか借りてくれないかなー、でもコネとかないしなあ」っていうのもあるんだろうね
irisalive@横浜: ミッドランドホールって、そもそも格闘技とかでは使えない会場ですかね
irisalive@横浜: そうですミッドランドスクエアです
irisalive@横浜: イタリア村跡地! 選手がゴンドラに乗って登場w
irisalive@横浜: そもそも経営が行き詰まってる中に建築の問題もあって撤退したんですよね
鈴鹿1967: 小牧空港とか使えそうな??解りませんが?
irisalive@横浜: 更地にして再開発するみたいですよ
Gryphon: 「なんか空手バカ一代」の芦原道場みたくなってきたな(笑)
irisalive@横浜: 市場だと逆に解放日とかにイベントの一環としてやるのもいいのかもしれませんね
高倉仮面: 政治は足から
Gryphon: 「あすなるホールだって、プロの僕らも存在を知らなかった。あたらしい新鮮なアイデアを募集します」
「梅村さんが誕生日です。プレゼントをください」
公武堂TV: ★梅村寛パーソナリティへの誕生日プレゼントを大募集!梅村寛にあげたい物を2月27日放送までにお送りください。〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-5-15 公武堂『梅村寛誕生日プレゼント係り』まで
最後に、むちゃな情報が提示された気がする(笑)
広瀬和生「噺家のはなし」が終了、今夏に単行本&吉川潮「待ってました!」
先週の話なのだが、週刊ポストの連載「噺家のはなし」が『「掟破り」橘家圓蔵−掛け値なしの爆笑王』で最終回を迎えた。自分は速記録というか、小学生向けに活字化された落語本を読むのが原点だったこともあり、あまり個々の落語家の差異を見ないのだが、これはそういう人向けにこそ書かれたような本であった。「夏に単行本化」って遅いよ!実に遅いよ!! 編集者の根性たりないよ!突貫で出してくれ。
吉川潮はインタビュー集「待ってました!」を出版
吉川潮って、落語以外の、例えば時事を論じた単独コラムでは駄目駄目の上にダメがつくほどおもしろくないが(「天下の暴論」なんてそりゃあひどかった)、芸人話には定評がある。
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当代屈指の一流ぞろい。技芸と人間の磨き方、ひとを惹きつける力。十人が明かした、そのすべて。
超朗報!”10年に一度の本”こと「銃・病原菌・鉄」が待望の文庫化
ついに、ついに・・・であります。
「10年に一度の本」というのは根拠無しのハッタリで言ってるのではなく、この前朝日新聞が「ゼロ年代の50冊」というのを選ぶ企画をやり、そこで1位に選ばれたのですよ
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文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰
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文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
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アメリカ大陸の先住民はなぜ、旧大陸の住民に征服されたのか。なぜ、その逆は起こらなかったのか。現在の世界に広がる富とパワーの「地域格差」を生み出したものとは。1万3000年にわたる人類史のダイナミズムに隠された壮大な謎を、進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、広範な最新知見を縦横に駆使して解き明かす。ピュリッツァー賞、国際コスモス賞、朝日新聞「ゼロ年代の50冊」第1位を受賞した名著、待望の文庫化。
http://book.asahi.com/zeronen/TKY201004070204.html
■人類史の根源に迫る大著
ゼロ年代から次の新しい10年に入ったいま、この10年でどんな本が出ていたのか改めて記録しておきたいと、この間に出た本から50冊を識者アンケートで選びました。1位はジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』(草思社、倉骨彰訳、上下各1995円)です。
1972年、進化生物学者のジャレド・ダイアモンド氏は、研究のために訪れたニューギニアで、現地の親しい政治家に聞かれた。「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」
熱帯の海岸で投げかけられたこの問いを、著者は人類史的に根源的な疑問として受け止めた。なぜ南北アメリカの先住民やアフリカ大陸の人々らがヨーロッパ系やアジア系の人々を征服するというような、我々の知る歴史とは「逆」のことが起きなかったのだろう。一体なぜ、世界文明のありようは我々の知る結果と異なる方向に進まなかったのだろう――。
そして25年後。著者は生物学、地理学、考古学、歴史学、言語学、人類学など超人的なまでに学際的な知見を投入、それらを壮大な時間軸の中に編み直すことで「答え」を導き出そうと試みた。それが本著である。
著者インタビュー
http://book.asahi.com/clip/TKY201011010253.html
僕にとっては、実は基本コンセプトは新知見ではなかった。というのが司馬遼太郎が、「鉄」ということに着目して日中韓を比較する論を展開していて「鉄がたくさん有るといろんな農具、工具が開発されて創意工夫、イノベーションへのモチベーションが生まれる。ただ、前近代の鉄生産は薪が必要だ。台風が毎年雨をもたらす島国日本と、中国・朝鮮では森林の回復力が違い、鉄の普及が変わってくる。鉄がないからこそ、現状維持といにしえをとうとび、好奇心をさげすむ儒教思想によって社会が停滞した。日本は鉄があるからこそ、創意工夫と好奇心の風潮を維持できた」と・・・
当事者の中国や朝鮮から見たら異論があるかもだろうが、『鉄の生産』『その鉄のための森林を維持できる気象条件』が文明の差に繋がるという視点は、かつて無条件に朝鮮差別の風潮があったことへの買うんだーパンチという部分もあるんでしょうか。
逆に、日中韓知識人の鼎談では「古代に、その鉄を作るための森や砂鉄を探して、半島からわたってきた集団が日本を開拓したのでは」と司馬氏は言い出し、韓国の知識人の機嫌がたいへん良くなったと記憶している。同じことをうまく表現、使い分けてるな彼(笑)
まあ、ともかく、そんな視点があったので「銃・病原菌・鉄」の作者の
「たまたま欧州に根付いた人々だけが、環境に恵まれて定住農業がうまくいき、家畜がもたらす伝染病に免疫を持ち、鉄と銃をほんの少し早く手にできたため」。白人は環境面で運がよかったにすぎないという見解である。
という、環境論は面白かったのであります。
あ、あとゲーム「シビライゼーション」ファンも、間違いなくこの本には興味をひかれると思います
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今はこれが最新版か。
ほかに、読んで欲しい読者層
藤子・F・不二雄の、結果的には晩年の作品になったといえるが「T・Pぼん」の愛読者にはぜひ読んで欲しい。タイムパトロールというお馴染みの設定枠組みながら「歴史を大きく改変したらいけないので、ごく自然に見せかけながら昔の人を助ける」というちょっとしたルールを定め、面白い作品になっている。また想定読者の年齢層がやや高めなので、ドラえもんなどよりもっと歴史の細部を、リアルに描写しているほか、それへの「説明」部分も高度になっていて面白かった。
この作品では、何度か原始社会や古代社会が舞台になっているエピソードもあり、「文字」「権力者」「人々の移住」などを描いている。中には、ヒッタイト王国を舞台にそのままずばり「鉄」がテーマのエピソードもあるのだ。
ぜひとも、そんな興味の下に読んでみてほしい。
藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 1: 藤子・F・不二雄大全集 第3期
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藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 2: 藤子・F・不二雄大全集 第3期
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※【註】この作品も何度か単行本化・文庫化されましたが、なぜか未収録作品などがあります。たぶんこの「全集」なら全話収録だと思いますが・・・
かつての作品の未収録作品に関してはこちらを参照
雑誌「諸君!」が北朝鮮問題で緊急復刊。過去雑誌の復活は最近のトレンドだね
文藝春秋増刊 諸君!北朝鮮を見よ! 2012年 02月号 [雑誌]
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ここでは同雑誌の名物コラムであった「紳士と淑女」も復活しているが
またお目にかかれるとは思ってもいませんでした。
世の中には、雇った人間をコキ使う恐ろしい会社がある。そのことは、私も人の噂に聞いてしっていました。しかし、いったん棺桶に納めて野辺送りまで済ませた亡者を、叩き起こしてまで使う出版社があるとは、これが初耳です。(略)
・・・(棺桶の)蓋を取って私を覗いている者がいます。何事かと問うと、金正日が死んだ、「諸君」の臨時増刊を出す。棺から出て早く仕事せよというのです。
抗議するヒマもありません。
「〆切りはX日です。30年間も書いてたんでしょう。では」と言って人影は遠ざかりました・・・
往年の冴えふたたび。
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まあ、これはレトリックであって、近年は休刊したかつての名物雑誌が「増刊」的な扱いで復活するというのは珍しくない
週刊朝日増刊 朝日ジャーナル 原発と人間 2011年 6/5号 [雑誌]
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この理由は?といえば
・一からブランドを構築するよりは、こっちのほうが、売れなくなって休刊したとはいえ、かつては人気のあった雑誌の読者層を捕まえることができてお得だ。
・そもそも「雑誌を買う世代」が高齢化しており、ネット前からの「雑誌黄金時代」の層を狙ったほうがいい。
みたいな流れなんでしょうね。
ちょっと後ろ向きだなあ、とは思うんだけど、それでもやらないよりはやったほうがいい。
なかなか内容も面白かったですよ。
gryphon
2012/02/14 08:49
今日は本の話題が多い。











