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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「ファン漫画」の歴史を年表化してたどってみる【創作系譜論】

徳光康之「ファン烈伝」配信中
@dk97f3
よろしければ拡散をお願いいたします!「最狂 」第4巻の新しい表紙描きました!

よろしくお願いいたします!

第1巻はこちらです!
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この作品の電子書籍版(個人運営)がスタートしたとき、こういう論文?をかきました。

徳光康之氏の「最狂超プロレスファン烈伝 」が電子書籍に。作者が直接Kindle化 -http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150817/p1

そこで、こう書いた…

「何かに熱狂してるファンの愛すべき滑稽さ」を描き…、そのジャンルはいまや確立された
 
この作品は「ファンがファンという立場で、あるジャンルを熱狂的に愛するさまは、それだけでギャグになる」「どんなふうに好きか、を、ある種の工夫を凝らして面白おかしく語れば、それもギャグになる」

というものを確立し、それがひとつのジャンルになった・・・という仮説を立てました。
今回、烈伝の「4」の発売が迫っているようなので、それを機会に検証。

こういうときは年表をつくれば、それ自体が語ってくれる。

「ファン漫画」年表(仮設中)

1970年代 いしいひさいち「がんばれ! タブチくん」 ヤクルトの「応援団長」が重要キャラクターとして登場し、4コマ内では『主役』にもなる
1970年代 1、2の三四郎(初期) 徳光康之(談)『「ファンの面白さ」は「1・2の三四郎」の最初期、高校時代のラグビーの試合中、今まで主人公達のラクビーを見てそのプレーを語っていたサブキャラ達が突然「ところで、なぜ猪木と馬場の対決は実現しなかったのだろう?」「せめて藤波対鶴田を!」と語り始めたのがボクにとって最初だったと思います』
1970-80年代 秋本治こちら葛飾区亀有公園前派出所」の、特に”マニア回” コメント欄より 『メジャーすぎて見落としがちですが、「こち亀」はおもちゃ・ラジコン・ゲーム・ミリタリー等々とありとあらゆるホビーマニアがネタとして登場しているように思います。』
1980年代 ゆうきまさみとり・みきなど(「愛のさかあがり」など) 台頭し始めたエッセイ漫画という形式で「原田知世はいいっ」をテーマに打ち出し、売りにする。
1988年 田中誠「ギャンブルレーサー」 コメント欄より 『タイトルどおり、競輪選手ながら重度のギャンブル狂である関雅勝を主人公に、競輪ファン・競艇ファンの生態を面白おかしく描いた作品だと思います』
1990年代前半 押川雲太朗「なにがなんでも阪神ファン 阪神ファン」がテーマ。当時、阪神は88年の優勝後、成績が低迷する『暗黒時代』であり”自虐ギャグ”の側面も強かった。
1990年代前半 徳光康之「最狂超プロレスファン烈伝」 プロレスは当時、TVのゴールデンタイムをしりぞいたものの、逆に東京ドーム興行や格闘技系(U系)、インディ、ルチャなどへの多彩化、活字プロレスなど別の意味で活性化していた。メジャー雑誌「月刊マガジン」での連載という意味も大きい
1993年 唐沢なをき電脳なをさん パソコンの業界、技術系のネタと並行して、それぞれのメーカーやソフトの「信者」も重要テーマだった。
1994年 中沢啓治カープ誕生物語」 コメント欄 カープ創設から初優勝まで応援し続けた原爆孤児が主人公の「ファンマンガ」です。「球場ラヴァーズ」もそうですが、カープを応援し続けるということは自ら戦うのと同じくらいの試練と苦難を背負うことだからマンガになるのでしょう。
1990年代後半? サムシング吉松メガドラ兄さん」「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」 電脳なをさんもどうだが、ゲーム雑誌など、業界誌連載の漫画は『ファン漫画』の要素を当然持つから、どこまでを定義するのかは難しいところ。これを入れたのは単に自分の視界に入ったから、であるが、タイトルの通り『ファン』な要素が多いということで…
1999年 中島沙帆子「電脳やおい少女」 教えてくれた方の評ネット初期の話でもあるので、いわゆるネットコミュニティの形成だとか、ファンサイト(裏)の作成過程などを知るにも貴重な資料作品
2000年(単行本発刊年) 細野不二彦「ビールとメガホン」 プロ野球の『ファン』をテーマにした短編連作集。
2000年(単行本発刊年) 徳光康之「濃爆おたく先生」 「プロレスファン」を描いた作者が「ガンダムファン」でもファン漫画が描けるという引き出しの多さよ(笑)
2002年 木尾志目「げんしけん ここらの時期から、なぜか一番近すぎたゆえに?取り上げられなかった「漫画・アニメオタク」自身のテーマ化が始まる。また、従来の漫画だと『ファンはその後、創作者に…』という展開のほうが普通だったけど、分離が始まったのかもしれない。メジャーなアフタヌーンでの連載でもあり、『げんしけん』の商業的な大成功は多くの影響を与えた。
2002年 菊池直恵鉄子の旅 編集長もテツであったために実現した企画、とも聞くが、ファン層が多く、漫画好き以外にも広いこともあったし、「一線を越えたマニアの様子や言動は、それだけで面白い」ということもうまく描いていて、アニメ化など大きな人気を博した。案外、今の『ファン漫画』隆盛の源流はここかもしれない。作者自身はこの分野に興味がそれほどなく、「熱狂を外からやや冷めて眺めている」とう構図も面白かったが、それを受け継ぐのはあまり無いかな?
2004年 紺條夏生妄想少女オタク系 いわゆるBL系の「オタク漫画」の先駆け…といっていいのかな?げんしけんにも当然そんな要素はあったけど。
2005年 山田圭子「心おきなく正気を捨てえ!! 阪神タイガース応援団熱血青春物語!!」 twitterで情報を寄せてもらった。「マンガ図書館Z」で読める由。
2006年 小島アジコとなりの801ちゃん ネットで発表でされる漫画となると、専業作家ではない層も参加するため『ファンの生態を描いた漫画』はさらに一般的なテーマになる…ただこの漫画は、むしろそれを生む先駆けになったのかも。
2007年 押切蓮介『ピコピコ少年』 下の「ハイスコアガール」に盛り込もうと思ったが、こっちが先だと知ってここに追加した(笑)。
2007年 ゾルゲ市蔵「8bit年代記 この時代はゲーム黎明期の回想がブームになったのだろうか。専門誌連載だが単行本になった時は話題になった。現在はマンガ図書館Zで読める
2008年(単行本刊行年) 刃森尊ネイチャージモン コメント欄より 「ネイチャージモン」はジモン本人が昆虫採集のために山に入ったりもしますが、趣味人ジモンの肉ファン・昆虫ファン漫画としての側面も強いと思います。
2010年 石田敦子球場ラヴァーズ 野球ファンを描く漫画。「広島ファン」が対象なのは作者もそうだからかな?
2010年 はるな檸檬ZUCCA×ZUCA」 雑誌が公式サイトも運営し、ネットコミックと雑誌漫画の境界が曖昧になった時代に登場。雑誌「週刊モーニング」でも連載された
2010年 押切蓮介ハイスコアガール 1990年代のゲームセンター、ファミコンなどの対戦型ゲームを舞台にしている。超人気作品だったが思わぬトラブルに見舞われたことは周知のとおり。
2010年 池田邦彦「シャーロッキアン!」 シャーロッキアンの行動様式というか目的が『作品内の考察』であるため、テイストは通常のファン漫画と相当に違うのだが、広く言えばこれも確かにはいるので収録した。
2011年 施川ユウキ「バーナード嬢曰く」 学校の図書室の常連だが本を読まずに読んだ気になって語りたいグータラ読書家町田さわ子が、読書が好きな遠藤や神林しおり、図書委員の長谷川スミカたちと古今東西あらゆる名著や名作家、読書スタイルや「読書家あるある」について語る「名著礼賛ギャグ」。
2012年 カネシゲタカシ「ベイスたん」 推薦受けた。『横浜DeNAベイスターズとしての初シーズンが始まったばかりの4月、ベイスターズの勝ち星を食べて育つ「ベイスたん」が登場しました』…思わず「いま、飢餓状態では?」とか思ってしまったことはナイショ(笑)
2012 林健太郎二ツ星駆動力学研究所 推薦受けた。紹介文より『かつて日本じゅうの少年たちが熱狂したカーホビー"ミニ四駆"!再燃するブームをきっかけに続々と復帰する元少年のオトナたちの中に漫画家・ハヤシケンタロウの姿があった。無理やり所属させられたミニ四駆チーム「二ツ星駆動力学研究所」の個性的なメンバーたちの無茶ぶりに翻弄されつつ、やがて「全力で遊ぶ」楽しさに覚醒してゆく…。』
2014年 さかなこうじ「俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。」 上で紹介した『ファン烈伝』の遺伝子が継承されている、と個人的には思っている。ただ興味深いのは舞台が「1993年」であること。ハイスコアガールと同様だ。ファン漫画は、『現在進行形』のものと、『あの当時は、熱かったよな!』というノスタルジーが混じるものの二つにわけることができるのかもしれない。
2014年 丹羽庭トクサツガガガ 仲村さんは26歳のOLさん。職場では女子力が高いと見られているけど、実は“女死力”たぎる「特オタ(特撮オタク)」! オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり… ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!
2015年 王嶋環「お前も阪神ファンにしてやろうか。」 最近始まったばかりですね。どんなふうになるのか。
2015年 早蕨たまお「プ女子日和」 推薦受けた。紹介文より『超人気プロレス団体「DDT」とGANMA!のコラボレーション作品! 一般公募から選ばれた現役のプロレス女子(プ女子)が描く、 近頃なにかと噂の「プ女子」の赤裸々な生態と日常エッセイ漫画』 
2015年 アサイ『木根さんの1人でキネマ』 『30ン歳独身OL・木根さんの趣味は1人で映画を観ることと感想ブログ。映画愛がこもりすぎててこじらせちゃってる木根さんの生き様(笑)をみよ!』(ネットでも読めます
2016年 大井昌和「すこしふしぎな小松さん」 SF小説が大好物の女子高生・小松さんは、少し不思議な女の子。小松さんとなら少し難しいSF小説も読んでみたくなる、そんな読書コメディです。(ネットでも読めます
2017年 ビリー「シネマこんぷれっくす!」 映画好きの高校1年生・熱川鰐人が、黙っていれば美人なのに厄介な映画研究部の先輩たちに捕まったことから物語が始まる…
2019年 原作:左近洋一郎/カミムラ晋作(画)「どくヤン!」 何の変哲もないメガネ高校生・野辺が編入した毘武輪凰高校は、地域でも群を抜く恐るべきヤンキー校…!そしてそのヤンキーたちは、ヤンキーであるにも関わらず読書を好むという矛盾した存在、「どくヤン」だった!(ネットでも読めます

あとがき

あー、簡単にできると思ったら、けっこう時間かかった・・・

・当然、自分の観測範囲でしか知らないので、皆さんの「集合知」で補ってほしい
・ゲーム系、麻雀、四コマ、少女雑誌周辺の情報がはなはだ不十分。
・上にもちょっと書いたが、専門誌で連載されている漫画は「その専門誌の人気を越える影響力があったか?」ということも加味する必要があるだろう。
・「漫画好きが漫画を描く」「音楽好きが音楽をやる」「プラモ好きがバトルをする(笑)」のように、ストーリー上で実行者になる場合もあるんだよね。
・あと「連載開始年」てけっこうわからないものだね。最近のウィキペディアはそれなりに充実しているけど、ないものも多い。このへんも正確な情報がわかれば。
阪神ファン、おまえら何なんだよ(笑)
・のちにコメント欄で、「料理(人)漫画」(作り手中心)ではなく「料理うんちく(食レポ)漫画」(食べ手中心)は一種のファン漫画のでは?といわれる。傾聴に値する論だ。「めしばな刑事タチバナ」や「だがしかし」などね。
・2020年、その後の登場策も含め「映画語り漫画」だけで8本あるのでトーナメント形式で紹介。上の表に入っているものも、ないものもある。
m-dojo.hatenadiary.com

・「年表」のおもしろさについて書いた過去記事。

「年表」に花束を!「大タモリ年表」(てれびのスキマ水道橋博士課外授業ようこそ先輩」… http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140314/p6
  
サブカルの「起源」「はじめて」を年表で整理する試みを絶賛する。「年表」ブームよ来たれ【創作系譜論】 -
d.hatena.ne.jp

画像・リンク集

#木根さんの1人でキネマ 
www.younganimal-densi.com
 
 
となりのヤングジャンプ : 二ツ星駆動力学研究所 #二ツ星駆動力学研究所 #となりのYJ
tonarinoyj.jp


#プ女子日和 - この作品面白いよ! http://ganma.jp/pujyoshi_biyori #GANMA!


俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 
http://www.kurage-bunch.com/manga/prowres/


ベイスたんのブログやよ! 
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yakyuu_manga


ZUCCA×ZUCA ヅッカヅカ / はるな檸檬 - モーニング公式サイト - モアイ
morning.moae.jp


心おきなく正気を捨てえ!! 阪神タイガース応援団熱血青春物語!! マンガ図書館にて公開中 
www.mangaz.com


#マンガ図書館Z - ゾルゲ市蔵『8bit年代記
www.mangaz.com


となりの801ちゃん+ 
801chan.hateblo.jp


『お前も阪神ファンにしてやろうか。』王嶋環 #コミック #ぽこぽこ @POCOPOCOwebさんから
http://www.poco2.jp/comic/tigers/


ビールとメガホン 細野不二彦 ためしよみ 
csbs.shogakukan.co.jp


スピリッツ『トクサツガガガ』作品紹介 | 試し読み #スピリッツ
spi-net.jp


ハイスコアガール 
www.jp.square-enix.com


ピコピコ少年 
http://www.poco2.jp/tachiyomi/


RT げんしけん 1巻【電子書籍ソク読み】豊富な無料試し読み http://sokuyomi.jp/product/gensiken_001/CO/1 #sokuyomi


RT 妄想少女オタク系 1巻【電子書籍ソク読み】豊富な無料試し読み #sokuyomi
sokuyomi.jp


RT 鉄子の旅 1巻【電子書籍ソク読み】豊富な無料試し読み #sokuyomi
sokuyomi.jp



RT シャーロッキアン! 1巻【電子書籍ソク読み】豊富な無料試し読み #sokuyomi
sokuyomi.jp

邦キチ! 映子さん - 服部昇大

comic-walker.com


いにんぐ! (1)
comip.jp


評判になったこの記事でまとめて登場した作品

anond.hatelabo.jp



『おやすみシェヘラザード』
yawaspi.com
『私と彼女のお泊まり映画』
www.cmoa.jp
『怒りのロードショー』
comicmcclane.web.fc2.com
『水曜日のシネマ』
comic-days.com
『ケンガイ』
csbs.shogakukan.co.jp
『シネマこんぷれっくす』
comic-walker.com

パンクラス、初のファイトパス生配信!…もう一度、この仕組みと、意味を考えてみよう

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストでありつつ、多少は追加。

まずは予告動画から。


何はともあれ「これを見たい!どう登録するんだ?」問題を解説しよう。

ぶっちゃけ、英語なんだよ、登録は(笑)。あとカードは、JCBじゃだめね。(※自分が登録した時は)

結局、ここが一番詳しく丁寧な登録方法説明。何も考えずこれに従うくらいのつもりで。

UFC Fight Passとは?サービス内容と利用方法 - Links MMA http://linksmma.sakura.ne.jp/howto/fightpass01.html
 
HOW TO Get UFC FIGHT PASS〜UFCファイトパス登録手順〜 - Links MMA http://linksmma.sakura.ne.jp/howto/fightpass02.html

発足当時の体験談が多いが、感想

ぼくも・・・つまりこのブログ内でもやまほど、「ファイトパス」発足時の感想などを書いているけど、ほかのところから

UFCファイトパス、全世界で配信開始! | UFC ® - News http://www.ufc.com/news/ufc-fight-pass-goes-global?id=
 
なるほどわからん! 噂の「UFCファイトパス」とは何か?■橋本宗洋 http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar479550 #blomaga

それがどんな意味を持つか?ひろく「一定月額・コンテンツ見放題サービス」と社会を考えてみよう。

 
手前味噌ながら、
これぐらい大きな枠組みで考えたい。この記事は上に書いた「ファイトパス発足時」の自分の考察へのリンク集になっている。

格闘技の「アレクサンドリア大図書館」は創られるか?ファイトパスの壮大なる野望に拍手。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150213/p1


※今後のファイトパスは、こんなふうに変わっていく…当事者のインタビュー

UFC FIGHT PASS、20団体と提携へ/http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1766.html


ZUFFAに米ヤフーから転職した幹部が、ファイトパスを2016年から大幅に技術確信する意向を示しているらしい(上の手続き方法なども変わるかも)

  ↓
Fight Passの2016年の計画策定を任せられた。詳細はまだ明かせないが、このあとライブストリーミングの追加発表が出来ると思う。目標は、ライブストリーミングを、最新テクノロジーを使って配信することだ。

(略)
最終的には、毎週ではなく毎日、ライブストリーミングが必要になってくると思っている。

来年、UFCは40大会を行う。その全大会で、Fight Pass中継の対象となる試合がある。Fight Pass独占中継も4大会で行う。今年は10月のダブリン大会、11月の韓国大会と、あともう1大会をFight Pass独占中継で行う。

ライブストリーミングについてはまだまだ始まったばかりだ。毎週中継をするためには、コンテンツパートナーが20社は必要だ。まもなく新しいコンテンツパートナーを発表する…(略)毎週金曜・土曜日はライブストリーミング

技術面の刷新での最重要課題は、検索機能だ。これまでの検索履歴から、皆さんが何を探したいのか、理解している。

私はUFC Fight Passをフルタイムで担当している唯一の社員だ…これからは年中無休体制でやっていきたい。

本日はUFC本体(WOWOW)から、ファイトパスの提携団体ライブへのはしご?

http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52439356.html

を忘れないように(笑)


では会場観戦者の強みは?繰り返すがジョシュにサインを貰えるかも知れんぞ


・ほぼ間違いなく、会場にはこの前UFCJAPANで戦ったジョシュ・バーネットが来場売るはず。
・弟子が2人も参戦するので、セコンド、トレーナーをやる
・彼の性質として、けっこう会場の内外を出入りする。
・プラス、ディファ有明はインタビュースペースが、入り口のロビーの一部に半ば公開状態で設置されており、選手に付き添うと否応無く会場を出入りする客と接触する場所に出てくるのだ。
・選手が勝って、ジョシュともどもインタビュースペースに上機嫌で来てくれるといいね(笑)
もちろん忙しい時は遠慮するとして、うまく余裕があれば写真やサインをお願いすることも出来るだろう。
・カメラ、色紙、雑誌、ペンなどの準備をする人はしていくといい。



ファイトパスの中継はぜんぶ英語。だれか同時間にツイキャスとかUstとかで、映像を見ながら同時に”実況””解説”してみないか?

これ、以前日沖発の試合がファイトパス放送だった時に、まったく同じことを書いているので再録します。

だれか「同時間 実況 解説ツイキャス」やってくんない?


上にあるように
※実況・解説は英語のみとなります
これは残念だがしゃーない。
なら、ツイキャスやUstで…プロとは言わない、格闘マニアが・・・いやプロでも…リアルタイムの生中継映像を見ながら、「この技はこの選手の得意技なんですよ」とか「彼はアマレスのキャリアがあって」とか、リアルタイムでトークしてみようという人はいないかな。
その画面を中継するのは当然ミラー放送とかいうやつで違法だが、勝手に生中継の感想を語るのはもちろん合法。偶然映像とシンクロしてるだけで。(というか普通に語ればそのまま生中継とシンクロする)

一説には、日本総合格闘技界で、初めてツイキャスの「番組」が生まれたのは、五味隆典の2010年のUFCデビューで、橋本宗洋記者が公式実況とは別に飲み屋からの中継で(笑)、UFC番組の裏実況解説したものだ、という・・・(って俺が言ってるだけだけど。でもたぶん、それより前って例が無いと思う)
その手のネット裏実況では、フモフモ編集長が絶賛した
小川直也パラリンピック柔道解説。
小川直也と日本柔道界の関係的には、地上波の解説者に小川直也が呼ばれるわけはない、ともいわれ、そういう意味でのオルタナティブさも話題になった。

パラリンピックでもガチのスポーツ解説をする、暴走王・小川直也のバッサリ解説の巻。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52894243.html

自分はそれを一般化した感想を書いたっけ。

小川直也パラリンピックの柔道解説が好評。”反主流・異端”の人たちは解説に出られるか&IT代案 -
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120907/p3
みんなと同じ地上波映像を見ながら、小川が歯に衣着せぬ言い方で「彼の優勝は無理」とか「外国選手は対応してる」とかいう・・・要は「ネット上で副音声」をする、というのはできないだろうか。
副音声を活用して「こちらの音声では徹底的に阪神タイガース応援のスタンスで実況します!」とか、かなり昔からやってるじゃん。原理的には、ネットによってその選択が5にも10にも増えるわけで、そーすると逆に「異端」であったり「辛口」であったり、「偉い人と、確執があった人」とかの解説のほうが一部には面白かったりするはず・・・
実際、日本のMMAかいわいで、プロ関係者のツイキャスが始まったのはたしか、五味隆典UFCデビュー戦が地上波で(だいぶ遅れて)放送されたとき、橋本宗洋氏が飲み屋から、この放送を見つつ語ったのがほぼ最初に近かったはずだ。
だれか「どうせ見るついでだ」というノリでやってみてくれへん?


やる人を発見すれば、無料で(※当たり前だ)「NHBニュース」および「見えない道場本舗」が宣伝しますのでtwitterリプライや、コメント欄にてお知らせください。

自分も数回ツイキャスをやってみたが、もうやり方とか忘れちゃった。







……というような感じで、今回のパンクラス初配信を機に、あらためて何度目かの「ファイトパスについて考える」をまとめてみた。
考えることは、ありすぎるほどあるもんだね。