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2016-08-09 こちらも特別編成、天皇退位を考える

改憲必須?『退位の天皇は、政党支持など政治活動可能かは問題』(木村草太氏)

| 改憲必須?『退位の天皇は、政党支持など政治活動可能かは問題』(木村草太氏)を含むブックマーク 改憲必須?『退位の天皇は、政党支持など政治活動可能かは問題』(木村草太氏)のブックマークコメント

再論しよう。オレンジの囲みをよっく見てね。

f:id:gryphon:20160725085554j:image

問題は退位後にあります。

極論ですが、退位した天皇が、選挙中に「XX党を支持します」と発言したら大問題です。

天皇としての権威を保ったまま退位を認めるということは、こういった問題が起きうることも想定し、制度を考えなければなりません。

木村草太(談)

f:id:gryphon:20140316050827j:image

反動学者ではない、報道ステーションでもコメンテーターを務めた、良心憲法学者・木村先生のお言葉だ!


この話は、こちらで詳しく書いているので、詳細部分の再論は避ける。リンク先を読んでみてください

天皇は国政の権能を有しない…なら退位した「上皇」は? てか、今でも「皇太子殿下」らは…? - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160725/p2


今回、こちらは「はてなパブリック・エネミー大屋雄裕先生もこうツイートした。


まあ、こんな規定がなくても「個人の資格においても日本最上紳士」(どこかで聞いた表現だが…)であろうことは論をまたない、特定一個人についてはこのような心配はまったくないと思う。だが、そういう個人の資質は、制度の不備を放置する理由にならない。

それは、銀英伝ラインハルト後を想定した議論、ヒルダ後の皇后権限に関する議論を見れば一目瞭然(またへんな喩えを)。

ただ、シロート考えだと……

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html

四条  天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。

これを…

四条  天皇および退位した天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。

改正すれば、万事解決なんじゃないですかね?ちがうの?

あるいは http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160725/p2 にも書いたように、そして今回おおやせんせが指摘されたように、皇太子をはじめとする「皇族には明示的規定がない」という1946年憲法の欠陥(ではないのですか?)をこの機に一気呵成にあらため

四条  天皇および退位した天皇、その他の皇族は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。

にしたほうがいいのではないでしょうか。

憲法とは、国民国家を縛るもんなんですよ! 立憲主義ってこれだ!(どやっ)


ただまあ、こういう憲法改正は必要ない、解釈改憲や「不文律」で十分だ……というお考えも、ありましょうしょうしょう。


そんな憲法論議が、活発になることを

のぞんでやみません。

追記。

大屋雄裕先生は、当方がこの記事を書いたあと、さらに追加してツイートをし、詳しく解説してくれた。

こっからさらに続く…のだが、

それらをお手軽に読めるよう、ここにまとめています。

天皇陛下お気持ち」に関する社会学法学文化人論考集(大学教授を中心に) - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1009986

fullkichi1964fullkichi1964 2016/08/10 02:23 そもそも生前退位は「国事(に関する行為)」であって「国政」ではないのでは、とも。これによって国民の生活に何らかの影響が生じるわけではないので・・・。

gryphongryphon 2016/08/10 12:30 抗議の辞任があるように、退位自体に政治性が付与される、とか何とかが従来解釈のひとつだそうです。