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見えない道場本舗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2017-04-14

「経済的に好条件なので海外に行きます」− 外国の大学へ移る学者と、タックスヘイブンに生活拠点や本社を移す高額所得者や大企業に差はある?ない?

| 「経済的に好条件なので海外に行きます」− 外国の大学へ移る学者と、タックスヘイブンに生活拠点や本社を移す高額所得者や大企業に差はある?ない?を含むブックマーク 「経済的に好条件なので海外に行きます」− 外国の大学へ移る学者と、タックスヘイブンに生活拠点や本社を移す高額所得者や大企業に差はある?ない?のブックマークコメント

f:id:gryphon:20120906085512j:image

くわしくは以下のリンクを読んでおくれ

給与が段違い 一橋大から香港科技大に移ります - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1100145

これへのはてブも見よう

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1100145

正確には数えてないけど、「海外へ行くのは仕方ない」「日本大学報酬が安いのが悪い」「つなぎとめないなら報酬を上げろ」…がまあ多数派に見えます。

で「足による投票」なんて言葉も思い出す。

チェーン店の「人手不足で閉鎖」報道を見て『足で投票する』という言葉を思い出した。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140424/p2

「足による投票」はあるか?大家が同性カップルに「渋谷区に行かないでしょうね?」と心配する(「きのう何食べた?」より) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150701/p3

そして本題。つっても過去にかいた。計4本ほど過去記事がある。

個人に損を押し付け制度設計をしながら、個人がその損を回避すると道徳的非難されることについて - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130209/p5

日本航空パイロット年収4000万円の中国企業に移るのと、所得税75%を取られるフランス人俳優ロシア国籍になるのは同じなのか、違うのか。 - ) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160131/p2

タックスヘイブン節税と、「道義」の話 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160413/p2

パナマ文書筑紫哲也氏の『大節税』も、批判するには「愛国心」を持ち出すしかないか?(今夜NHK放送) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161127/p3

f:id:gryphon:20090829071338j:image

この、計4本の記事を読むのと同じことを、はてブ100文字で簡潔に書かれた人がいて、じゃあ俺の苦労はなんだったという気もするが(笑)引用しておく

id:yamada_maya

教授海外の方が給料高いし税金も安い」ネット民「移って当然」役員日本役員報酬はやす」企業「そうだよね、法人ぜ」ネット民「ふざけるな!」なぜなのか

http://b.hatena.ne.jp/entry/331827515/comment/yamada_maya


つうことで

A:『大学人や技術者が、経済的条件を比較して、高い報酬を出す海外大学会社に行く』

B:『企業やその役員株主が、経済的条件を比較して、税金の安い海外タックスヘイブンに行く』

のあいだに、正直あんまり差異がないように見えるんです。


ま、ここからほんとは考えるべきなんだけど、実はもう夜遅くて眠いの(笑)


実のところ、前者も後者もあんまり縁のない世界なんで、どっちの連中もたくさんお金を手にするのはちょっと気に入らない(笑)。どっちからも税金がっぽがっぽとってもらって、あるいは薄給に甘んじていただいて一向に差し支えないのだけど、しかしそんな俺でも、ちょっと学問のおありになる人はリスペクトしている。だからAは認められるが、Bは認められないというリクツづけができるのなら、それでも可。

唯一認めたくないのには「AもBも全然オッケー。どっちも大いにやればいい。それに対抗できる条件(高報酬でも低税金でも)を用意できないほうが悪い」という結論だが、しかし考えを巡らせて、そういう結論に達したら、それを認めざるを得ないか、とも思う。


ちょっと週末は忙しいので、皆さん代わりに考えといてください。

週末、ご意見ありがとうございました。

ブクマコメントをざっくりと見た感想では

税金対策でも、国外に実際に移るのと、動いていないのに書類だけで国外に行ったことにするのは違い、問題があるのは後者のみ

・なぜなら、インフラなどはその国の恩恵を受けているからだ   

という意見が多かったと思います(個々に微妙な差異があるのは承知。無理にひとまとめにしています)


そのなかの一つの意見に対して私が書き込んだもの。(下のコメント欄でやり取りは読めます)

gryphon 2017/04/15 22:09

>フランス居住して勤務している以上は、フランス税制に沿ってフランス納税

>インフラを使ってるならその分の負担をしろってだけの話


俳優ロシア国籍記事は読むとわかるけど、フランス社会保障のほうは返上してるのね。移住するかどうかは当時は未定だが「今後移住しやすくなる」前段階の措置として国籍を得て、そして仏外相はそれを「哀れなことだ」と批判したと。

ただ、そも「税金とは利用してるインフラの対価か?」といえば、ハテそれも違うような。

特に高額納税者は「なら低所得で税負担ゼロのやつはインフラ使う資格ないんだな?俺はインフラ貧乏人のXX倍使う資格あるんだな?」とも「俺は1年の1/3は海外仕事だ!税金2/3にしろ」ともたぶん言えんわけで。

(一方で、「A国在住がXX日ならA国に納税」、を利用する人もいるね)

記事フランス俳優は所属税は今後の問題として、フランスの高いであろう社会保障負担拒否し、その分フランスからの社会保障求めない資産から自己責任でやるのだろう)、とした。これは貸し借り無しのWIN-WINで何の非難にも当たらないか?フランス高額所得者が次々とこのようにしてもOKか? となるかと。


自分の最初のやつ、特にタックスヘイブンが「実際に居住する」と「書類だけ移動する」は別に区分しませんでした。そもそも両方のパターンがあるので、前者は容認、後者は非難みたいな区分されるかたはブクマにもおられましたね。

http://diamond.jp/articles/-/37239

http://hsakuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/35_6783.html

木村木村 2017/04/14 10:43 個人と法人の違いは大きいですよ。
個人だと生活基盤も含めてすべてが外国に行くことになるので、空いた国内の枠に別人が入ることが出来る。
でも法人だと納税権とかだけ外国に持って行って、国内で稼ぐという手段は保持してるので新陳代謝が起きない。

クワイクワイ 2017/04/14 13:37 確かに何にも言えねえですが、日本で稼いだ分くらいは日本に落としてほしいですね。
Amazonも法人税を払ってないと聞いたことがあります。
ただ国のために働いてる筈の政治家が租税回避するのは問題外ですが。

みちんみちん 2017/04/14 16:49 ロシア国籍になろうがどこの国籍だろうが、フランスに居住して勤務している以上は、フランスの税制に沿ってフランスに納税するんでしょ。国籍以前の問題。

インフラを使ってるならその分の負担をしろってだけの話で、フランスに居座って活動してる企業が租税回避するのと、ロシアに移住したフランス人が現地の企業で高給をもらうのをどうしたら同列に考えられるのか。

とおりすがり2とおりすがり2 2017/04/14 21:27 技術に関しては沢山の先人が築いた物を、自分の物にしてでよそに高値で売る人間が尊敬されるかどうかはアレだけどな。
技術ってのは結局企業じゃ無く個人が持っているもので、その個人は税金を投入された高等教育を受け、さらに企業による教育や資金を
投入されてつくられた個人だからね。
日本は技術屋に対して金を払わなさすぎだが、それでも投資された個人がその技術を売り、またそれによってどういう影響を
自国に与えるのか分かってる場合に平気でそれをする場合は、その個人は最悪売国奴って罵られるのも甘受するべきだな。
それが柔術の技術なのか。
液晶パネルの技術なのか。
自動車の核心的技術なのか。
核兵器に関する技術なのか。
白物家電なんて安値で技術を売っぱらって今の状況だ。それだけが原因じゃないのは分かってるつもりだけどさ。

みちんみちん 2017/04/14 22:51 技術ってそもそも無国籍なもんだし。日本だって他国が築いて来た技術を学んできたんだから、一方的に被害者ぶってよその国のことを言う立場にあると言えるのか。日本の近代化の過程では高い金で雇った外国人からの技術の移転があったのは厳然たる事実なわけで、でもそれは遠い明治の話ではなく現代のアメリカだって世界中から優秀な人材が集まってる。アメリカの企業に行くのは良くても、中国韓国へ行くのは売国奴扱いって、そりゃないわな。

gryphongryphon 2017/04/15 22:09 >フランスに居住して勤務している以上は、フランスの税制に沿ってフランスに納税
>インフラを使ってるならその分の負担をしろってだけの話

俳優のロシア国籍の記事は読むとわかるけど、フランスの社会保障のほうは返上してるのね。移住するかどうかは当時は未定だが「今後移住しやすくなる」前段階の措置として国籍を得て、そして仏外相はそれを「哀れなことだ」と批判したと。

ただ、そも「税金とは利用してるインフラの対価か?」といえば、ハテそれも違うような。特に高額納税者は「なら低所得で税負担ゼロのやつはインフラ使う資格ないんだな?俺はインフラを貧乏人のXX倍使う資格あるんだな?」とも「俺は1年の1/3は海外で仕事だ!税金2/3にしろ」ともたぶん言えんわけで。
(一方で、「A国在住がXX日ならA国に納税」、を利用する人もいるね)
記事のフランス俳優は所属税は今後の問題として、フランスの高いであろう社会保障負担は拒否し、その分フランスからの社会保障も求めない(資産から自己責任でやるのだろう)、とした。これは貸し借り無しのWIN-WINで何の非難にも当たらないか?フランスの高額所得者が次々とこのようにしてもOKか? となるかと。


自分の最初のやつ、特にタックスヘイブンが「実際に居住する」と「書類だけ移動する」は別に区分しませんでした。そもそも両方のパターンがあるので、前者は容認、後者は非難みたいな区分されるかたはブクマにもおられましたね。http://diamond.jp/articles/-/37239 http://hsakuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/35_6783.html