誰かがやってるかもしれないPDA比較

今日はグラフィックを大量に使った比較を紹介します。
試してみたのはもちろんW-ZERO3SL-C860。しゃーぽんとりなざうです。
しゃーぽんはW-SIMのバージョンは1.04。本体のバージョンは1.02。
りなざうは最新のスペシャカーネルを使用しています。
まずは再起動から。
しゃーぽんではMagicbuttonを使ってResetを押してから本体が起動し終わるまでを
計ってみました。結果は1分08秒
携帯と比べると遅いですが、PDAとしては結構早い部類だと思います。
対してりなざうの再起動はボタンを押してから再起動するまでにかなりのラグがあり、
さらにスペシャカーネルのため大量の文字列が流れてから起動するので、
動作可能まで1分56秒でした。
これは結構長いですが、りなざうは基本的に一回起動すれば半月は再起動の必要はないので
あんまり気にならないかもしれません。

ブラウザ比較

大学で暇だったのでブラウザを比較してみました。購入を考えている人の役に立てば幸いです。
電波状況は1〜5本と良いのか悪いのかよく分からない状況、電波強度は36dbと出ていました
(W-ZERO3モニター使用時)
りなざうはBitwarp128k。特にプロキシなどは通していません。
接続は画像読込が多そうなアキバblogの全表示までの時間を計測しました。
(キャッシュは全て消去済み)
計測方法としては、再起動→ブラウザ起動→google→akibaで検索→検索結果からアキバblog
という順番で、アキバblogへのリンクを押した瞬間から計ってみました。

W-ZERO3-InternetExplorer


動作画面はこんな感じ。アキバblogへの接続は43秒でした。
はっきりいって上下の青いバーが邪魔で仕方ありません。
全画面表示すれば消せますが、何かやろうとするとすぐに全画面が解除されるので
かなり使いにくいです。
速度的にはかなり早いですが、それもフルブラウザなのにちゃんと表示してくれないのが
原因みたいです。他の結果に比べて読み込むデータ量が半分程度しか有りませんでした。
左右のテーブルもちゃんと表示されず、これでフルブラウザ?という感じ。
またVGA液晶なのでフォントは綺麗なクリアタイプのフォントで良いのですが、画像が
QVGAという最悪の見にくさ。上の画像を見て分かるとおり携帯と大差ありませんw
一応画面に合わせる事で有る程度の表示は出来ますが、それもかなり画像は汚いです。
ボタンを押してからの反応などはかなり早めなので、テキストメインの場合は良いかも。

W-ZERO3-Opera


動作画面はこんな感じ。アキバblogへの接続は1分28秒でした。
IEに比べれば遅いですが、広告なども全て読み込んでこの速度は結構速いです。
これも上下のバーが邪魔ですが全画面化で消せます。
Operaの場合はアドレス表示バーが比較的小型なのでIEよりは多少表示面積は大きめです。
また完全にVGA化しているので携帯よりはかなり見やすいと思います。
左右のテーブルも完全に表示されていて、再現度は良いです。
が、メモリを食いまくるせいか動作がものすごく遅いです。スクロールしようと画面を
触ると長押しと間違えられるくらい酷い動作速度です。Google mapなどにも対応していて
PC再現性は高いですが、それ以前に重すぎて使い物になりません。

W-ZERO3-NetFront


動作画面はこんな感じ。アキバblogへの接続は1分45秒でした。
Operaと比べて少し遅いですが、表示中も有る程度動作するので、重すぎるOperaと比べて
使いやすいです。
Googleの検索窓が標準であるので検索をするときはかなり役立ちます。さらに仮想スクリーン
として、1280x1024まで対応しているので、PCでの表示そのままの画面を見ることが出来ます。
今はプレビュー版なのでFlash等には対応していませんが、正式版が楽しみなブラウザです。
ただ、W-ZERO3のブラウザ全てに言えることですが、VGA化した状態でも、中のクリックする
ボタン、サイドバーなどはQVGAで描画されています。その為でかいボタンのせいで
正確な表示が出来ずおかしくなる(上のNetFrontでは画面左の検索ボタンが無くなってたり)
事が多々あったのが残念です。VGA対応と言っているならそれなりの画面で見たかったです。
*これだけGSFinder+が起動していたみたいです。あまり関係はないかもしれませんが一応。

SL-C860-NetFront


動作画面はこんな感じ。アキバblogへの接続は2分09秒でした。
りなざうでは、接続時にBitwarpのサーバーを経由し、データ圧縮がかけられるせいか、
全般的に全データDLまでに時間がかかりました。接続を押しても、データ要求までの
時間が長く、そこからDLまでが速い、という状態でした。
ただ、画面を見て分かるとおり、かなり見やすいです。
フォントは初期のものですが、LCフォントを使用していて、小さい画面ながらもはっきりと
文字を認識できます。さらにスクロールがWindowsMobile系に比べてかなり軽く、さくさく
動かすことが出来ます。このソフトもWindowsMobile版と同じで画面左のgoogle検索が
一つしか出ていませんが、全体の再現度はかなり高め。最後までFLASH未対応だったのが
残念です。

SL-C860-Opera


動作画面はこんな感じ。アキバblogへの接続は2分19秒でした。
実際に接続テストをやってみると、NetFrontに比べてかなり軽い印象を受けましたが、
トータルの時間はこのテストで一番遅かったです。しかし、これもデータ要求の時間が
長いようで、so-netのプロキシを通せばもっと速くなると思われます。
メニューなどは見て分かるとおりかなりシンプルです。しかしグラフィカルなボタンで
慣れればこの比較では一番使いやすいブラウザでもあります。
また、画面を見ても分かるとおり、再現性は一番良かったです。
WindowsMobileのOperaがバージョン8.5。このOperaはバージョン7.30ですが、こちらの方が
数段動作が軽く、英語ですが詳細な設定、タブブラウザの使いやすさとしてもピカイチです。

最後に

私はこれらのブラウザを時と場合によって使い分けていますが、実際に使っているのは
りなざうではOpera、しゃーぽんではNetFrontです。
全体的にしゃーぽんの全画面は使いやすいですが重い。りなざうは表示がちょっと遅いけど
動作が軽い。
Bitwarpが定額制な事もあって、普段はりなざうOperaが一番良く使うスタイルになっています。
次回は…何かリクエストなどありましたらどうぞ〜

PSP2TV(Thx.hawkstarさん)

http://www.famicom-plaza.com/new/psp2tv/
PSPのゲームをTVに繋げて、さらにPS2コントローラを使用して遊べる最強のツールが誕生!
値段は14980円。さらにPSPをほぼ最後まで分解してシートを載せ替える必要があるため
結構しんどい作業なのかもしれません。
そこで実際に組み込んだ人の動画を紹介。
http://www.youtube.com/w/Install-the-PSP2TV?v=rFOr6Jp8x0E&search=soft%20machine
謎の音楽とともに数分でさくっと作ってます(流石に編集してますがw)
実際に使っている写真を見てみると、かなり凄いので驚きますが、
本体が19800円。ポイントを考えると18000円くらいでこのキットが14980円ってのは
ちょっと高すぎる気がします。この改造後の本体で24800円なら何とか買う人はいるかもしれません。
他の人とは一味違うPSPを使いたいっていう人は試してみてはいかがでしょうか。

初回ロットのパイオ

http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0601/19/news057.html
これは知らなかった!!
こういうドライブでも初回ロットはMade in Japanなのか。
ドライブはマレーシア産が基本だと思ってたので、次にドライブを買うときは
最新型が出たのを見て早速バルクを漁ってみよう。

W-ZERO3いろいろ


http://d.hatena.ne.jp/itokoichi/
TABULA-RASAはW-ZERO3を応援しています。
が、最近悪い話ばっかり…
これはW-ZERO3は完璧なマシンじゃないよーというのをアピールするのと
シャープとウィルコムに改善してほしいから、ということで(汗

速度について

上に書きました。暇な人はどうぞ。