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2008-01-13 今日の出来事

[]elf この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

http://www.elf-game.co.jp/

この業界では知る人ぞ知る超名作ゲームこの世の果てで恋を唄う少女YU-NOです。

実はかなーり昔にやったことあるのですが、あまりの難しさに放棄して

そのままにしていました。

しかしレビューをやる上でこのゲームだけは外せないだろーと勝手に思いこみ、

再びプレイしてみました。

シナリオについてはこのゲームが「謎解き」要素を多く含む為詳しくは紹介できませんが、

ある偉大な歴史博士を父にもつ主人公は、父の死から1ヶ月後、

急に届いた遺産と手紙に父の生存を確信します。

手紙に書いてある場所へ行くと、とある人物に脅され、そして

平行世界に飛ばされることになります。

主人公は平行世界をさまよい、父を求めて様々な事件と遭遇し、出会い、別れを経験し、

主人公の住む「境町」及び世界全体を包む謎を解き明かしていきます。

過去ゲームを探してもこれを超える難解かつ壮大なストーリーは未だであったことがありません。

普段の何気ない会話や出会いが様々に交錯し、物語を深めていきます。

平行世界についての論理的解釈も中々楽しめる内容でした。

簡単に言えば「時間は不可逆」ということ。

よくドラえもんなど過去未来を行き来する話で、タイムマシンを使って過去に行き、そこで何かを起こすと未来の自分に影響が出る

という事が出てきます。実際今のレベルタイムマシンは出来ないというのは当たり前の話なので置いといて、

もし戻る事が出来るならば、上記の通りのことになると思っていました。

かしこゲームでは、時間は不可逆であり、時間をさかのぼることで別の平行世界時間軸が出来上がる

という面白い仮説の上に、実際に聞いた事のある理系語句の羅列と数列による説明により信憑性の高い内容になっており、

その仮説を裏付ける要素としてリフレクターデバイスという短時間時間空間を行き来する装置が出てくることにより

実際にそうなのだと思えてしまう迫力があります。

(詳しくはwikiにて。http://ja.wikipedia.org/wiki/この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

やはりこのゲームの面白さは、主人公の持つ装置により、平行世界内を自在に行き来出来る所にあります。

一時的にある世界に戻ってアイテムを手に入れてから元の世界に戻って…あーしてこーして…

と考えるのがとても楽しいです。今のADVにはないおもしろさがあります。

そして世界に散らばる宝玉を集めた後の世界での物語は下手な映画小説よりも壮大で深みのあるシナリオでした。

話全体からすれば矛盾点は多々ありましたし、会話中で「何故ここでこのアイテムを使わないんだ?」とか

「なぜここで論破出来ないんだ?」とイライラする事もありました。システムが難解過ぎて先に進めない事も

多くあります。大抵の方はここで挫折したり、レビューで減点をしたりすると思います。

しかし、これは私は「主人公の疑似体験」みたいな物と解釈します。面倒なのですが、攻略ページなどを見れば

話はサクサク進んでいくので、是非この素晴らしい物語を読んで欲しいと思います。

シナリオ◎、システム○、CGは今となっては駄目ですが、当時16色が限界だったこと、CPUの処理速度などを考えると

目パチや背景が動く所など、性能をフルに発揮した素晴らしいグラフィックだったと思います。

音楽FM音源ですが、今のBGMに負けない独特の暖かみのような物があります。

今でこそ綺麗なCGや有名声優人に助けられた薄っぺらいストーリーゲームの大半を占める世の中ではありますが、

だからこそ古き良き時代のゲームを再確認し、シナリオ重要性を知って貰いたいと思います。

個人的にDESIREやEVEシリーズエクソダスギルティーなどが高評価の剣乃ゆきひろ好きな私が言ってもただの

押しつけみたいな感じですが、このレビューから剣乃ゆきひろをもっと知って貰えれば良いなと思っています。

点数は94

この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO(セガサターン版)

unknownunknown 2010/06/05 18:38 注;時間は可逆、歴史は不可逆

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