2016-08-18 フリージャズの季節 夏になると必ず むさぼるように読みたくなる 中上健次 「十九歳のジェイコブ」を読んでいて 自分は 中上ファンのくせして アイラーもアーチーシェップも まともに聴いた事がなかったなと気づき 慌てて買いに行ったこの2枚 世の中を呪い続け 身も心も血だらけになって帰って来たジェイコブは アイラーやシェップやコルトレーンが流れ 麻薬中毒者がたむろするジャズ喫茶を ここはまるで 教会のようだと感じる 冬の街に ソウルミュージックが似合うように フリージャズって音楽は ギラギラした夏に似合うんだなと思った