一日目。

 課員一同羽田空港を降りてバスに乗り込み、そのまま向かったのは八景島シーパラダイス
 まとめ買いされた「アクアリゾーツパス」を渡された。アクアミュージアム・ドルフィンファンタジー・ふれあいラグーンの3箇所分がセットになったもの。場内では自由行動となったのだが、言い渡された集合時刻は16時30分、現在既に15時。見学時間がたったの1時間半かよ…。
 I君がペンギンの写真を撮ってくれとしつこい。何なんだと問い詰めると、子供への土産代を節約するため子供が好きなペンギンの写真をタダでゲットしてそれを土産にするのだという。何たる横着…。

 チケットこそどこにでも入れることになっているが、遊園地など来ても楽しめないおっさんぞろい。行き先も決められず揃ってぞろぞろと水族館へ入場となった。
 水族館内の撮影は高感度性能に依存する(と思っている)が、私のKissDXでISO1600、レンズを開放で使ってもやはり露出が足りない。後でソフトウェア処理でごまかすか…。


 撮りながら歩いて気がつくと同行者の皆はおろか周囲に人がいない。どうやらドルフィンショーの最中で人が全てショーの会場に流れているらしい。しかも既に集合時刻10分前。大慌てでお土産を買い込んで集合場所へ走り込む。
 またバスに揺られてホテルに到着。荷物を置いて夕食のため横浜中華街に向かった。
 夜の帳も降りた中、イントネーションがおかしいリアルな協和語が飛び交う、ネオンの煌きも妖しい中華街。


 甘栗をつまんで試食に誘う店員達をかいくぐって、通りの風景を撮って歩く。
 …と、気がつけば自分だけその場に置き去りにされていた。
 ヤバイ。W52Tezナビウォークを使おうとしたが、何と肝心なナビゲーション機能は有料登録が必要と出やがった。貴様、今使えずにいつ使わせるつもりなんだ!。
 現在地だけは表示させることができたので、それを上下左右にぐるぐると回しながら目的の「聘珍楼」を探し出した。どうやら置き去りにされただけでなく、追いかけているうちに道も誤ったらしい。
 30分ほど彷徨ってやっと店を見つけて飛び込むことに成功。

 出された料理は…特にコメントしないことにします。

 続きはまた。