結婚式。


 病院事務局当時からの後輩の結婚式に参列してきた。
 彼女は外見ではこの行き過ぎた田舎ではむしろ珍しいマイルドヤンキーに分類されるが、その実驚くほど素直で人懐っこい。しかも仕事の手が速い上に怖気づくということを知らない彼女は気難しいDrやNsとすぐに打ち解けていて、一つ仕事を任せておいて絶対安心と言える数少ない人物だった。
 オッサンの動作クロック数が極端に低下した脳内時間の感覚では「今年成人式なんです!」とうれしそうに言ってきたのがつい先日のような気がしていたが、もう24歳か。
 新郎は友人の紹介で知り合ったという男前のガテン系。その手の人の例に漏れず、話していて頭の回転の早さに驚かされた。仕事できる感じするわ…。
 お幸せに!。