疑問→解決パターン
疑問の提示から解決までを追うパターンで、最もオーソドックスなやり方です。
例えば単品の製品プレゼンの場合や新企画の提示に使えます。
A-状況 今、市場環境はどんな状況か、今はどうか?を紹介
B-疑問 Aパートで示した状況における矛盾や問題点を指摘
C-解決 Bパートの疑問を解決策としての製品の紹介
D-応用 Cパートで示した解決策を応用した事例を紹介
未来→対策パターン
今は必要ないけれどもいつか必要になるであろうソリューションや対策製品を訴求するためのプレゼンです。
A-状況 今、市場環境はどんな状況か、今はどうか?を紹介
B-未来 Aパートで示した状況をそのまま拡張していった未来を予言
C-問題 Bパートの未来を予想した場合に起きる問題を提示
D-対策 Cパートの問題に対する解決策を提示
テーマ→バリエーションパターン
複数の製品を紹介するときに使う方法です。
一見バラバラな製品であっても、その根底に流れるテーマは同じであることを示し、それぞれの製品が事業ポートフォリオ上でどんな位置づけにあるかを説明します。
事業計画書などにも使います。
A-問い まず聴衆に問いかけます。できるだけ普遍的な問いが望ましいと思います。
B-主題 Aパートで示した問いに対応するテーマを示します
C-変化 Bパートで示した主題に対するバリエーションを示します。製品などの紹介です。
D-俯瞰 Cパートで紹介した製品群をもう一度俯瞰し、それぞれの製品の方向性などの違いとロードマップを示します。
ミスディレクションパターン
プレゼンテーション全体ではなく、部分的に使用します。
聴衆の関心を特定の方向に誘導し、意図的に裏切ることでセンセーションを与えます。
A-偽の主題 誘導したい方向を最初に宣言します。もちろんそれが嘘であることは言いません。
B-偽の詳細 意図的に誤った言い方で偽の主題を膨らませます。
C-偽の誇張 偽の主題を誇張し、聴衆に疑問を抱かせます。
D-自爆と解決 自ら構築した偽の主題の矛盾点を指摘し、解決します。