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2016-05-27

全話視聴計画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』(ネタバレ注意)

| 16:24 |

 TVシリーズ『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の続編である映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』を観てきた。

 10周年記念作品と銘打っているだけの事はあって、非の打ちどころの無い完璧な構成であった。

 そして、『炎の刻印』との設定上のつながりを強調し、また同時にガルムの独断専横による不始末を描く事で、遠く無印『牙狼』へのつながりも示唆していた。つまり、一本の映画として完璧であるのみならず、シリーズの記念碑という立場にも相応しい脚本であったのである。

 戦闘場面も、程良い回数と長さであったと思う。

 また今までの牙狼シリーズは、「強敵を倒して安心したら真のラスボスが出てきた」という類系の演出が常に下手だったのだが、今回は初めてそれが成功したと認定出来た。

 絶賛する以外にブログに書くべき内容が中々思い浮かばず、つい鑑賞から執筆まで時間がかかってしまった。そして結局絶賛するだけの記事になってしまった。捻くれ者の私だが、今回は無条件降伏である。

 なお設定上の見所としては、また新たに使徒ホラーが登場したという事である。これで使徒ホラーは九体明かされた事になる。

gurenekogureneko 2016/05/27 16:25  題名の「ネタバレ注意」は七月頃消去します。

2016-05-25

高麗文康『陽光の剣 高麗王若光物語』(幹書房・2013)

| 10:21 |

 高麗郡建郡1300年を記念して、高麗神社の現宮司による小説『陽光の剣 高麗王若光物語』(幹書房・2013)を紹介する。

 これは初代高麗郡司である若光を主役にした物語である。主人公の若光は、前半では王家の分家の一員として高句麗の存続のため苦心をする。しかし中盤で祖国は滅亡してしまい、彼は高麗郡司として再出発をするのである。

 最初は「アマチュアが書いたもの」というのを前提に読み始めたのだが、すぐに物語に引き込まれ、自然に普段本業の小説家が書いたものを読む時と同じ態度にさせられた。そしてその基準で評価しても、かなりの名作であると感じた。

 一つ残念だったのは、振り仮名である。若光の部下には一文字の名前を持つ女性が複数いるのだが、その中で「恵」だけが訓読みの降り仮名になっていたのである。

 最初にこの不自然な部分を見つけた時は、「ははん、部下ではこの娘だけが最後まで生き延びて日本に帰化するのだな」と予測したのだが、別にそういう伏線ではなかった。

 よってこの「恵」は、地方の出版社ならではの痛恨の校閲ミスと考えるのが自然である。

 ただし、辛口な私が「最大の欠点は出版社の選択」と評価したという事は、事実上の絶賛とも言える。

2016-05-22

高麗郡建郡1300年記念式典に行ってきました。

| 09:43 |

 今から千三百年前、高句麗の遺民達約千八百名に武蔵の国の一部が与えられ、高麗郡という郡が出来上がりました。現代風に例えるならば、自由高句麗仮政府です。

 朝廷の内部で活躍した百済王家と違って、地方領主となった高麗王家は中央の歴史書にほとんど足跡を遺せませんでした。しかしながら高麗王家が今でも続いて高麗神社の宮司をしているのに対し、百済王家が最終的にどこでどうなったかは不明です。

 その高麗郡で建郡1300年記念式典があると聞いたので、見にいきました。

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 高麗川駅から無料の送迎バスが出ていたので、利用しました。

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 会場の外では旧高麗郡関連の自治体のゆるキャラが大集合していました。

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 そして式典の会場は予想以上の大きさでした。

 これを見るまでは、高麗郡というのは現在の行政区画と一対一対応をしていないので、商工会中心の私的な行事なのだろうと勝手に予測していました。

 しかしながら実際には、来賓として埼玉県知事や関連する市町村の長が綺羅星の如く並んでいました。

 国政関連では、内閣官房副長官(政務)を筆頭に、国会議員が複数名来ていました。

 そして韓国からは、なんと京畿道知事が来ていました。これは凄い!

 幸か不幸か、中国からの来賓はいなかったので、東北工程関連の代理戦争の様な事件は起きませんでした。

 式典の後は、外の出店で名物の高麗鍋を食べました。

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 その後、高麗神社にも行きました。以前も行った事があるのですが、最近本殿が新しく建て直されたらしいので、一度見ておきたかったのです。

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 今回も極めて政治的な意味で活躍した高麗神社ですが、かつても日韓併合の正当化や日韓国交回復後の交流など、その時代ごとに深い活躍をしたようで、皇族や政治家の記念植樹の後があちこちにありました。

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 帰宅した直後、疲れて寝てしまいました。だからこの日記の執筆・発表も翌朝にずれ込みました。

2016-05-19

見破り方を兼ねたサイコパスからの逃げ方(やや実践編)

| 09:10 |

 一般に「悪人」とされる人物の中には、普通の悪人とは質の違う「サイコパス」という連中が混じっていると知ったのは、数年前の事である。知ってから大急ぎでそういう連中との縁を切る努力に全力を費やして、成功した。これは過去の記事(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20110527/1306508354)に書いた通りである。

 当時は自己流で無我夢中に逃げたので、ノウハウの様なものは作れなかった。誰かの役に立てばいいと思って書いた「逃げ方」の記事(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20131011/1381497351)も、最初の決断を後押しするための精神訓話以上のものは書けなかった。

 しかしその後もサイコパス関連の研究成果を読み続けた結果、私が当時採用した行動の一部には偶然にも大正解があり、また逆にかなり危ない橋も在ったと判ってきた。

 今回は少しだけ実践的なマニュアルも書けると思う。ただし所詮は素人の体験談に毛が生えた程度のものなので、くれぐれも機械的な真似は避け、参考程度に読んで欲しい。

 

 サイコパスという概念を知り、それらから逃げると決断した次の問題は、絞込みである。

 慣れないうちは、悪人全部がサイコパスに見えてしまったり、逆にサイコパスがただの悪人に見えてしまったりする。これでは折角新しい概念を学んだ意味が無い。

 そこで、権威ある研究者の多くが概ね日本人のサイコパスは人口の約1%だと言っているのだから、自分の人間関係から計算してその程度に絞り込めたら、とりあえずほぼ正解だと信じるべきであろう。

 なお、「サイコパスには男が多い」等の情報もあるので、男子校や刑務所等の特異な環境に居るのであれば、目標を自分で微修正するべきである。

 

 目標数を定めたら、次に問題になるのが境界線上の連中の処遇である。

 「金を騙し取ってきたが、後からきっちり謝罪に来た」等の場合、本当に人間関係を修復しようとしているのか、海老で鯛を釣ろうとしているのか、判り難い。

 こういう連中の処分を誤ると、また騙されたり、あるいは逆に人脈を無駄に減らしてしまう。

 私がこういう連中に対して採用した行動は、後で偶然にも大正解だと判った。

 それは、「常人なら大した手間ではないやや面倒な義務を試練として課す」というものである。

 私は謝罪に来た(元/現)詐欺師たちに、「また信じて欲しいなら、口頭ではなく誠意のこもった詫び状を自筆で書いて下さい。あと血判も押して下さい。その内容次第で信じます。」と言った事がある。

 最初にこれを言った時は、一時的にでもいいから目の前から消えて欲しいという思いからの窮余の一策であった。そして「どうせ筆先だけの美辞麗句を連ねた文章を書いて、二時間位したら持ってくるのだろう。ああ面倒だ」と内心で思っていた。

 だが、この篩は大当たりだったようで、最初の一人はこの発言を聞いた途端に急に慌てだし、私との関係修復を諦めて大急ぎで去っていった。

 その後も似た様な状況でこの篩を使い続けた結果、自分の人脈の約1%だけがサイコパスとして認定できたのである。しかもこの篩にかけられたサイコパスは自発的に私との人脈を絶ったという意識があるせいか、ストーカー化等はしなかった。

 

 後から知ったのだが、サイコパスは投資の天才らしい。誰かを利用して楽に金儲けをする事ばかりを考えているそうなのだ。だから「私から奪おうとすれば奪えるかもしれないけど、そのための手間を考えると、時給はかなり安くなっちゃうよ」というメッセージを全力で出したのは、「私から奪うのは無理だよ」という挑戦的なメッセージを発するよりも、余程効果的だったのである。

 

 再三注意しておくが、これはあくまで一般論である。常にこの技法が通用するとは限らない。自分の状況に合わせて、参考程度に使って欲しい。

 例えば自分の財産が大きければ大きい程、誓約書執筆等の時給は高くなってしまう。そうすれば面倒くさがり屋のサイコパスたちも、頑張って文章を書くかもしれない。

 現にあの有名な松永太は、緒方家を乗っ取る前に、前妻と離婚をするという誓約書を書いて提出したらしい。

2016-05-05

「X党は一番Aでなければならないのに、こんな事件が起きてしまうなんて…」という表現について

| 22:38 |

 どの政党にもカラーというものがあり、党がらみで起きやすい事件と起きにくい事件がある。

 例えば自由民主党についていえば、その規模や支持層や制度からいって、収賄事件が起きやすい一方で、査問と称した監禁・暴行事件は起きにくい。

 起きにくい事件が珍しく起きてしまうと、がっかりした支持者が「X党は一番Aでなければならないのに、こんな事件が起きてしまうなんて…」とつい口に出してしまう事がある。

 党の関係者が己を律すると同時に党のイメージを維持する戦略としてこういう発言をするのは仕方がないかもしれないが、一介の支持者が不用意にこういう自己ルールを制定して世に広めるのは考え物である。

 こういう発言がやがて常識になってしまえば、いつか本当に「甲議員は確かに不正な献金を一億円受け取ったが、自由民主党に所属しているので情状酌量の余地がある。一方乙議員が受け取った不正献金は一千万円だが、日本共産党に所属しているので甲より重く罰するべきだ」みたいな風潮が生まれかねない。

 こういう不平等は、国全体としても当然不幸であるが、とりわけ重点的に不幸になるのは、件の表現をした人物の支持政党である。