『大神一郎奮闘記　〜サクラ大戦歌謡ショウ『紅蜥蜴』より〜』をやり終えた。

出版社/メーカー: セガ
発売日: 2000/02/24
メディア: Video Game
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　サクラ大戦の外伝である『大神一郎奮闘記　〜サクラ大戦歌謡ショウ『紅蜥蜴』より〜』をやり終えたので、本日はこの作品を紹介したい。
　ストーリーは、『紅蜥蜴』の公演を成功させるために大神一郎が奮闘するというものである。
　大神が「中尉」と呼ばれており、なおかつ初公演が8月4日なので、1927年の夏が舞台であると特定出来る。つまり『サクラ大戦４』の後日談なのだが、当時はまだ『サクラ大戦４』が制作されていなかったので、登場人物の容姿は『サクラ大戦２』における1925年夏のものと同じである。
　実演版の舞台劇『紅蜥蜴』とのコラボレーションであり、作品内で入手する写真や動画は全て実写である。
　売店でのみ売っている八枚の写真は、一回のプレイにつき一枚までしか買えないので、コンプリートするには少なくとも八周しなければならない。中々大変である。
　そうであるというのに、DISC2では実演版のスタッフロールとこのゲーム自体のスタッフロールを連続して延々と見せつけられる。しかもいかなるボタンを押してもこれらを飛ばせないのである。この点は率直に言って欠点であると思われる。
　ミニゲームは六種類あるが、どれもかなり面白い。「トランプ大戦」以外は最高記録がしっかりセーブされるので、やり込み要素もある。
　余談だが、『紅蜥蜴』の映像を見ていたところ、紅蜥蜴の手下としてドクロXが登場していた。ドクロXは『サクラ大戦　轟華絢爛』では貴公子デューク・千年杉のオババ・熊殺しのゴウリキ・悪の手下その一・地中海の赤い風といった面々を従える大物であった。そのドクロXさえも従えているという事は、紅蜥蜴は悪の世界ではかなりの大物という事になる。
　なお、私はこれでドリームキャストから出たサクラ大戦シリーズは全てやり終えた事になる。