Hatena::ブログ(Diary)

Attribute=51 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-12-21

父親がオレオレ詐欺に遭いました

f:id:guri_2:20100103110040j:image


オレ、実家暮らし。父親は定年退職して今では専業主夫みたくなってる。


で、オレが仕事から帰ったら、突然親父が聞いてきたのです。

「お前、携帯電話の番号変えた?」って。

数日前

話の発端は数日前にさかのぼります。

親父が家で録画しておいた「ちりとてちん」を見ていたら電話がかかってきたんだという。


親父「もしもし」

相手「あ、オレ。○○(←オレの名前!)」

親父「おお、どうした」

相手「いや、ケータイの番号を変えたんだ」


なんか、その相手の声が、オレと全然違ったんだと。

すんごいしゃがれてて、別人みたいだったんだと。

でも、オレに聞こえなくもなかったんだと。


親父「それにしても、声どうしたんだ?」

相手「なんか風邪ひいたみたいで」

親父「大丈夫か?」

相手「大丈夫、大丈夫」


で、ちょっと話をして、新しい電話番号を教えてもらい、

そのときの電話はそんな感じで終わりました。

それから数日後

また、昼間に電話がかかってきた。


親父「もしもし」

相手「あ、○○(←オレの名前!)」

親父「どうした?」

相手「…実は、ちょっとお願いがあってさ」

親父「なんだ?」

相手「…お金貸してほしいんだ。どうしても必要になっちゃって」

親父「いくら必要なんだ?」

相手「…150万」


だけど親父は、すでにこの時点でピンと来てたらしい。


親父「…悪いが貸せない」

相手「なんでだよ?」

親父「…お前は、オレの息子じゃないからだっ!」


どーーーーん!


がちゃっと電話を切る親父。カッコヨス。



ということで、父親はオレオレ詐欺には引っかからず、事なきを得たのでした。

その話を親父から聞いたというわけなんだけどさ、

ほら、オレオレ詐欺って、いざ自分のところにかかってくると引っかかっちゃうっていうじゃん?

まぁ、いきなり150万はねぇよなぁと思いつつ、「よく気づいたね」って冗談交じりで親父に言ったら、


「お前はそういう頼み事をするような人間じゃないし、

 もし、金が必要なことがあったら、直接会って、面と向かって話してくるはずだから」

とか言いやがるの。

もう、親父カッコヨス。息子のこと信用しすぎ。


「ただ毎日会ってるからわかったけど、これでお前が一人暮らししてたらわからなかったかもなー」って笑ってたけど、

きっと、ちゃんと気づいたと思うんだぜ。

それは「150万円だと!?」→「振り込み詐欺だ!」という理由からじゃなくて、

「あいつはこんなこと言わない」みたいな理由で。


なんだ、この子バカっぷりは。

こんな時代ですよ

いったいどこでオレの名前が漏れたんだろうって思ったけど、

電話番号+名前のセットなんで、おおかた高校時代の名簿あたりが流出したんだろうね。


それにしても、うちにオレオレ詐欺電話がかかってくるなんてびっくりしたよ!

しかも「オレオレ」じゃなくて「○○(←オレの名前!)」なんで、びっくりしたよ!

こういうこともあるから、みんな親に言っておいた方がいいんじゃないかな!

特に一人暮らししている人は実家に電話して、「オレオレ詐欺進化してるよ!」って言っておいた方がいいと思うよ!

ついでに近況報告とかしてみるのもいいんじゃないかな!

もう1つのエピソード

実はこの話にはもう1つエピソードがあるのです。


数日前(正確には1回目の電話がかかってきた日)の朝は、とても寒い朝でした。あまりの寒さに目が覚めるくらい。

で、オレは「こりゃあ、今夜は毛布出さないとなー」とか思いながら出勤したわけなんですが、

仕事終わって家に帰ってオレの部屋に入ってみたら、すでにベットの上に毛布がかかっていたんですよ。

そのときは「おお、親父、気が利くなぁ、すげぇー」ってぐらいにしか思わなかったけど。


でもって、よく考えてみると、今朝、朝食を食べていたら、

「声は良くなったのか?」って親父に聞かれてた。

なんのことかわからなかったので「?」って顔してたら、

「すごい声だったじゃないか」とか言うの。

全然わからなかったけど「うん、まぁ、なんともないけど」って、そのときは言っておいたんですよ。



でも、この一連の話を聞いてわかった。

親父はオレが風邪をひいているもんだと思い込んでたんだ。

その電話の会話のせいで。

毛布を出しておいてくれたのも、そんなこと言ったのも、そのことを気にしてたからなんだ。

風邪ひいてるオレのことを心配してたんだ。


上の絵をニヤニヤしながら描いている最中に、そのことにハッと気づいて、

「あ…、そっかあー、そういうことだったんだー…」って思って、

そしたら、なんだかじーんとしてきちゃった。

押し入れから毛布を引っ張り出している親父を想像して、

ちょっと、グッと来ちゃった。


もー! なんなんですか。もうー!

オレ、元気だから心配しなくて大丈夫だってば。

自分の方が体弱いんだから無理しなくていいんだってば。

退院して、今は落ち着いているんだから自分の好きなことばっかやればいいんだってば。

長生きしてくれな、親父。

長生きしていてくれな。

monmomonmo 2007/12/23 19:17 いつもこちらのブログをひっそり見にきてる者です。
ブログ主さんのように親に信用されていたいなと
思いつつ、読ませてもらいましたー。
ちょっとジーンときちゃいました。

guri_2guri_2 2007/12/23 23:07 ありがとうございます。
でもきっと、monmoさんのご両親も同じように信じていると思いますよ。
あまり事情も知らずに言うのも良くないですが、きっとそうだと。

monmomonmo 2007/12/24 11:54 その信用に値するような人間でいなきゃダメですよね。
お正月、親孝行してきます。
コメント返信ありがとうございました★
また見に来ます!

通りすがり通りすがり 2007/12/24 18:45 いい話だな・・・
俺の父ちゃんも断るだろうが、理由は「自分で何とかしやがれ!このボケ!」
って感じだろうな・・・
まあ、いいんだけどね・・・

asahikoasahiko 2007/12/26 21:08 全俺が泣いた。全オレオレが泣いた。

newikonewiko 2008/01/11 18:12 ホロリときました。
ちょっと違いますが、注文した覚えもないダイエット食品が着払いで届いたことがあり、
「聞いてないから」と父親が断ってくれて数万払わずにすんだことがありました。
ダイエット食品だったことが腹立たしかったので(笑)怒りに任せて
販売元に連絡して、届いたという注文はがきを送ってもらったのですが、
名前と電話番号のうえに、そうそう読めない名前なのにふりがなが合ってたのが
びっくりを越して恐ろしかったです。でも誕生日は間違ってたんですw
多少なりとも知っている人間だけど、そこまで親しくない人の仕業・・?
などと疑ってしまい、悲しかったです。
さておき、素敵なお父様ですね。心があったかくなりました。
わたしも心配ばっかりかけているので信用されるようになりたいと思います。
長文すみません。

ゆうきの母ゆうきの母 2008/05/19 13:37 最近、母にも同じような電話がありました。
息子の「ゆうき」(母には孫になります)のふりをして携帯の番号が変わったと知らせ、
翌日またかけてきました。
「アポ電」という新手のオレオレ詐欺だそうです。
同居しているので電話したり携帯を変えた事実はないとすぐにわかって事なきを得ましたが。
ブログ主さん、とてもいい子ですね。おばさんは感動しました。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証