プラダを着た悪魔

gussan12192006-07-02

アメリカでベストセラーになった小説 "The Devil Wears Prada"が映画化されました。日本語版を読んで面白かったので、観に行くべか〜と友人を誘って行って参りましたよ。
洋服に興味が無いのに編集者になりたいがためにファッション誌 "Runway"のアシスタントになったアンディ。ここの編集長ミランダは "American Vogue"のAnna Wintour(ファッション誌でよく見かけるおかっぱ頭のおば様。余談ですが「チャーリーとチョコレート工場」のJohny Depの髪型はまるでAnnaのよう・・と新聞に書かれていてムハっと笑った記憶があります。)をモデルにしているらしく、ものすごい冷血女王っぷり。アンディはミランダに振り回されっぱなしになるも出版界への夢を捨て切れず、彼女のめちゃくちゃな仕打ちに耐え忍ぶのです・・。
もうこれがそんなの仕事と関係ねーよ!と言う様な要求ばかりで、最もひどかったのはミランダの娘達のために「ハリー・ポッター」の最新版を手に入れてちょうだい!というもの。どこがひどいの?と思うでしょう。アンディも「OK! Barnes and Noble(こっちの大型書店)で買ってきます。」と答えるのですが、ミランダは冷酷に「何を言ってるの?最新版って言うのはまだ店頭に並んでいない本のことよ!今度出る本の草稿を手に入れて来てちょうだい!」と言い放つのです。お前はかぐや姫か・・。
最初はダサ子ちゃん(ごめん)だったアンディが「Runway」のファッションディレクター、ナイジェルによって垢抜ける時が痛快!「あんた誰??」って程の変わりぶり。また、それ以降のアンディの服が可愛いんですよー。白襟に黒のミニワンピースが素敵・・。ちなみにこの映画のスタイリストは「SATC」のPatricia Fieldです。
私と友人は主人公の最後の行動に関しては「?」って感じでしたが、それ以外がすごく面白かったのでお勧めします。観終わった後、妙に元気になって夜遊びに繰り出したのでした。女子のカンフル剤のような映画だわ〜。 一緒に見に行った友人S嬢のレビューはこちら