15.1

ゲージ不変性を理論に要求すると,場の微分により出てくる部分を補償ために,質量0のベクトル場が必要となる.
一般にベクトル場を構成できるのは,スピン0の粒子とスピン1の粒子.ゲージボソンはスピン0でありうるか.この場合,スピン0の粒子の運動項がゲージ不変でないため,スピン0粒子が伝播しているという描像はとれないだろう.
陽子・中性子の核力を記述するラグランジアンは,SU(2)ゲージ理論っぽい感じに書いてあるみたい.あくまで,っぽい.