Hatena::ブログ(Diary)

名付けられぬ領域のほとりにて このページをアンテナに追加

2018-11-28

[]穏やかでない日々

いま住んでいるところは目の前が桜並木です。今年はいつもより遅いのですけどその桜の落ち葉が秋ですからじわじわと落葉してきます。別に誰かに云われたわけではないのですが、秋は枯葉の時期は夏や冬より早く起きて出勤前に落ち葉をなんとかします。今日も1袋やっつけてきてます。早朝にはランニングやら犬の散歩やらいろんなひとがいます。あいさつしてくる人もいます。「おはようございます」的なものならこちらも相手をぜんぜん知らなくても「おはようございます」と返せますが、ご苦労様っていうひとがいます。日本文学科を出たわけではないから正確なところはわからないものの、ご苦労様と言い切るのは目下に対してだろうと思ってて微妙に腹立たしさがあります。もっともケンカするのもバカらしいので軽く会釈だけしています。たぶん、去年も書いてるかも。

袋は自費です。でも最近、そばの名前は知らないけどよくあいさつする修道院の人が市で配布してるらしい袋に落ち葉を詰めてました。えーなんだよそれーずるいじゃんと思っても、市役所の開庁時間にはまず帰宅できないのでそんなものはこちらは貰えません。東隣に住んでいるアパートの人たちは一切掃除をしません。なので隣からも落ち葉が風に吹かれてやってきます。私が掃き掃除を終わった頃に外階段を降りる音がするものの(鉄なので響く)、でも隣のアパートの人たちは絶対この時期、顔を合わせません。ここのところ、ちょっとしたことで疎外感を感じたり、なぜか自分がやってて他人がやらないとけっこう腹立たしいところがないわけではありません。

掃除というのは心身を穏やかにするっていいますが、むしろ私は些細なことで私の心の不穏な揺れを自覚しますし、寛容になれない自らの狭量さを思い知らされるんすが。

(追記:3日になって市で配布してるらしい袋が1枚、ポストに入ってました。でも一枚じゃ意味ないんだけどなあ…)

2018-11-21

[]ほんのちょっと

通勤に使う駅の駅前はロータリーになってて、改札へ向かおうとすると短い横断歩道を駅のそばで2回渡らなければいけません。真ん中に安全地帯があるのですけど、ひとつ目の短い横断歩道を渡り切って安全地帯に達して次の横断歩道へ進もうとすると落とし穴があって、ふたつめの信号は点滅しだして赤信号になることがたまにあります。寒いときははやく駅の構内に入りたいのですけどその気を知ってか知らずかほんのちょっとの差で渡れないのです。このほんのちょっとってのがたまにイラってしちまうことがあったり。

東京の御茶ノ水駅には中央総武緩行線というのと中央快速線があって、何歩かあるくと相互に乗り換えができます。でも私が用があってお茶の水で乗り換えようとすると待っててくれてもいいのにちょっとの差で快速線のドアが開くと同時に緩行線が動きだしたり、ってなことがたまにあります。ほんのちょっとの差にちょっとイラッとする。

ばちあたりなことを書くと、人が困る顔を見たい神様がいてほんのちょっと間の悪いように仕向けてどこかで困る顔を見て喜んでるのではないか、ってなことをまじめに考えちまうことがあります。神様のせいにしてる時点であまりほめられたことではないのですが、たまにぶちあたるほんのちょっとの間の悪さってのは自分以外にどこか原因があるんじゃないかって、思いたくなることがありませんかね、ないかもですが。

2018-10-12

[]夏ミカンマーマレード

「吾輩は猫である」の中で苦沙弥先生が「今月幾缶なめたのかい?」とジャムについて夫人に訊くところがあります。八つといわれて、「八つ? そんなに舐めた覚えはない」返すのですが、一家で八つ舐めたことになっています。この「舐める」という表記を思い出してジャムを前にすると「舐めてみようかな…」という衝動に駆られることがないわけでもないのですが、いまのところ踏みとどまっています。舐めてはいませんが、食パンにはまんべんなく載せます。たくさん載せてしまうとこぼれるのでほどほどに、です。

いつもはアヲハタのオレンジマーマレードなのですが、

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最近、アヲハタの瀬戸内からの贈り物夏ミカンマーマレードというのに浮気しました。ピールが厚切りのものが入ってて柑橘類を食べてる感があり、夏ミカンと云われれば夏ミカンかもしれないなと思えるほのかな酸味があり、甘すぎず、です。開封した日に追加で買っておこうと決心し、退勤時に棚にあった残り2個を買いしめておき、しばらく楽しむつもりです。

難点は小さめで値段がちょっとだけお高いです。はてなの今週のお題が「最近おいしかったもの」なんすけど、おいしいものには相応の値段がつくんだなあ、とつくづく思います。味と値段の点からジャムを塗るために使用したヘラをそのまま舐めたい誘惑にかられるのですが、はしたないと思っていまのところは踏みとどまっています。でも舐めちまうかも。

2018-09-04

[]台風のこと(追記あり)

私が途中まで通勤に使うJRは並行する私鉄に比べて不思議なくらい積雪や大雨、強風に弱いので有名で、今日も台風による強風の影響で帰宅時にしっかりとひっかかりました(東もしくは西へ向かって築堤の上を走る区間があるので強い南風もしくは北風に弱い)。京阪神から北陸に抜けた台風がなぜ遠く離れた東京になぜ強風が吹くのか理解してるようできちんと理解してないのですが、ともかく四国から京阪神を襲った台風がすごい台風だったのだな、ということはなんとなくわかりました。

[追記]

京阪神で広範囲に停電が起きていたのを知って念のため知り合いのところにメールしたらそこは停電はなかったらしく、冷凍庫の551のアイスキャンデーも無事だった、と返信があって思わず笑っちまったんすが、たしかに溶けたら悲惨かも。それをきいて輪番停電以降アイスや冷凍野菜を買ったときにたまにおまけとしてつけてくれる保冷剤を冷凍庫内でいくつか惰性でキープしててどうしようか迷ってたのですが、アイスがある限り台風シーズンが終わるまではまだ捨てないで置こうと、でかい台風のおかげでみみっちいことを決意したんすが。

2018-08-31

[]つてけみそかけてみそ

子供の頃の話なんすが冬になるとたまに木箱入りの干し柿を貰うことがあり、それには「山梨名産」とか「古露柿」って書いてありました。夏にもたまに貰いものがあって、木箱にはだいたい「大和名産」とか「古物」書いてあり、山梨の柿が柿の木からとれるのと同様に、大和にはそうめんの木があってそうめんを収穫して干してから出荷するものだと子供の頃は考えていました。箱を解体するのが子供である私の役目だったから覚えてるのですが古露柿が順調に無くなるのに対してそうめんはいつまでたっても無くならず、カビてしまって・持て余してしまって捨てていた記憶があります。経済的に余裕はない状況にもかかわらずほとんど手をつけなかったのはいまからおもえば死んだ両親は「2人ともそうめんが嫌いだったのだな」と推測がつくのですが、その両親の間で育てば結果としてそうめんをよく知らない子供が出来上がります。正確に書くとそうめんの木などないことを知っているいまはもうおっさんですが、って前置きがなげーよ。

そんなのが今夏、貰い物のそうめんを20束貰って持て余していたことやソーミンチャンプルーを作ったことは前にも書いたのですが、豆腐を焼いてつけることを前提に買っておいた赤味噌ベースの「つけてみそかけてみそ」を眺めてて「あ、これ使えないだろうか」と考え、酢味噌っぽくしようとして酢をあわせて、それにごまをふりかけて冷たいそうめんのつけダレにして、というのもやりました。めんつゆよりインパクトがあったので飽きずに食べきっています。「つけてみそかけてみそ」というのは名古屋の赤味噌ベースの甘い濃い目の調味料なんすけどおそらく好き嫌いはわかれるかもしれず、きゅうりをスティックにしてつけて食べるだけでも個人的にはけっこうイケます。はてなの今週のお題が残暑を乗り切る「ひんやり飯」なんすが、主婦でもなければ料理人でもないけど「つけてみそかけてみそ」を使っていると「酷暑でも食欲をキープするカギはもしかして調味料かもしれないな」と思えるんすが。

2018-08-24

[]ゴーヤ童貞を捨てた夏(もしくは肝っ玉の小さい男の話)

平成がはじまるころ十代の紅顔の美少年(若干の誇張あり)だった私はいま40代の(何の因果か眼科領域で異状があって)まつげが長いおっさんになっています。眼科領域以外でも肝っ玉が小さいと云われない代わりに胆管が狭いとか健康について病気以前の指摘があることはあるのですが、いまのところ大病は経験せずに来ています。メタボも無縁で、体重は60キロ±3キロくらいで推移して18くらいから体型も変わりません。ついでに身長はストレッチするようになってから175です。ただ確実に以前と違ってるのは夏バテに対する耐性です。とびきり暑かったせいもあるのですが、今夏は夏バテからか頭痛と疲労を感じることが多くなってました。

でもって表題のゴーヤです。

別に失敗したって死ぬわけじゃないのなら失敗はしたっていいはずなので他人の視線さえ気にしなければ踏み出せます。が、口に入るものに関してバカみたいに妙に肝っ玉が小さくなってしまうところがあり、あまり知らない食材には手を出して来ませんでした。ゴーヤもそうでした。でもってちゃんと書くと長くなるのですが今夏素麺を貰っててしかし持て余し気味であることを書いたら親切なはてなユーザーのみなさまからいくつかのサジェスチョンをもらいました。その中にゴーヤのソーミンチャンプルーがあったのですが繰り返しますがゴーヤは未経験です。しかし沖縄県でそういう食べ方をするということは「ゴーヤーって、もしかして夏バテに効くのだろうか」と考えはじめ、しかし躊躇しているとまたそこではてなのユーザーのみなさまからさまざまなサジェスチョンがありここでやらねば男が廃ると考えてなけなしの勇気をふりしぼり、ゴーヤ童貞を捨てる覚悟した次第です(最後に他人の眼に左右されるところに肝っ玉の小ささが出てると思います)。

で、ヨーカドーに(まるまる一つ買わなかったところにも肝っ玉の小ささが出てるのですが)半分に切ったゴーヤがあったのでひとりの夜にそれでまずゴーヤチャンプル―をやってみることにしました。脇にダイショーのチャンプルーの素という調味料もあったけどガン無視。いざ台所に立つと多いかなあと考えて4分の1で調理することにし、残り4分の1はワタを取ってクレラップにくるんで保存。でもってゴーヤはワタをとって2ミリ大の厚さに切ったあと塩もみして水洗いして水切りし、豚肉のコマと豆腐(ほんとはそれに卵が主流ですが卵が苦手で、苦手だったら豆腐多めにすればいいというアドバイスに従って豆腐多めにして)とゴーヤをあわせてごま油で炒め、調味料は塩と黒コショウ、最後にしょうゆを入れ、皿の盛り付け時にカツオ節を散らして完了。完全に豪快な男の料理っぽくなってしまったもののわりとうまくゆきました。

肝心のゴーヤなんすが、基本に忠実に2ミリに切ったのと、意図的にほんのすこし厚めに切ったのをちょっと入れてて、火を通すと薄いほうはさして苦みを感じなかったのですが対して厚いほうは苦味があり、特性というかあんばいをなんとなく学習してます。でもって苦味があっても「これならあっても良いかな」という苦味で、もちろんちゃんと茹でればナムルなんかあいそうな気がってことはそのとき理解できました。幾つかサジェスチョンをもらったものの揚げ物は得意ではないので天ぷらなどはハードルがちょっとあって試してないのですが、香味ペーストをつかってソーメンと炒めたりとかおひたしなどは試してうまくいってます(ひとりでないときに作ったら完食だった)。

はてなの今週のお題が「#平成最後の夏」なんすが、夏バテに効果があったかどうかはわからぬものの、はてなユーザのみなさんのおかげ(+なけなしの勇気をふりしぼったこと)でちょっとだけレパートリーが増え、食生活が豊かになってます。

2018-07-05

[]小茄子

あたたかい炊き立てのご飯からたちのぼる湯気を眺めていると一時的であるにせよたいていその日にあったことをいったん忘れることができる、わたしは胃と脳がなぜかリンクしている人間なんすけど、ここのところ小茄子の辛子漬けを大丸で買っててそれをひとりの夕めしのときに炊き立てご飯にのせて食べたりします。もちろんごはんにのせなくても美味いです。一粒かじりながら、ふと、これでお酒のんだら美味そうだなあ…とおもって食後、検索を掛けたら案の定、日本酒にもあうようで。料理酒でキッチンで呑む誘惑には勝ちましたが、しらなくてもいい魅惑の世界をひとつ知ってしまった気が。