にマジレス

R30:消費者は偉大だ

自分はこういう人から「分かんねえ」と言われてしまうような文章を書いてしまったことに、反省しきり。

もちろん職業倫理が書かせたネタだと思うんだけど、本当にそう?反省する必要がある?

無駄なカタカナを多用した文章なんてのは論外だし、小難しい話を分かりやすく書くってのがすげー重要なのは分かってる。けど、少なくともこの人が例文で上げている内容はそんなに理解するのに時間のかかる言葉内容?この人”あいるけ”というカテゴリーを設けているんだから日経読んでんでしょう?一体新聞ごとき読むのにどんだけ時間かけてんのさ?そんな人がこの程度の文章分かんないんだったら、そりゃあもうほっとけばいい。とにかく口語で思いついたことワラワラのたくってるのがwebの唯一の価値だと思う。全員啖呵切りまくってぐちゃぐちゃ言いながら日々の知識の取っ掛かりを増やしていく。多分この消費者もこれを書いた事で次に”プラットフォーム”って言葉を見かけた時に必ずひっかかるはず。それで良いでしょ。知らない言葉のメンチ切り合い⇒喧嘩⇒友情芽生えるの方程式。これよ。

一番嫌なのは広い間口を意識する事で更新の頻度が落ちる事だ。そんなものは別の媒体にまかしときゃ良い。上得意手放して何やろーつーのさ。つーか分かんない言葉があって、それマジで知りたいと思ったら調べるよ普通。消費者増長させてもろくなことない。(ってふと思ったけど、新聞雑誌社にコールセンターってあったら素敵)

以下は見る人によっては差別的に受け取られかねないこの文章の保険というか言い訳

この偉大なる消費者が何を期待して世に言うアルファブロガーのサイトを見て、本を手にしたのか正直理解出来ない。見なきゃいいじゃんというありふれた反論。写真見てフーンで終わりで良い。つか、ネット上に自己言及=webにまつわる話*1と匿名の尻馬に乗っかった情報以外の有益な論説なんてたぶんない*2。そういうものを望むんなら本読んだ方が絶対に効率的。アルファブロガーなんて括りはそういう意味ですげー論外。

R30のサブタイトル「筆の滑りまくる・・・・」ってのに象徴される迂闊さ・早くて荒いけどその時点でどこかに引っかかる言葉・内容・文脈の連なりに価値がある*3。その引っかかりを深く掘るために本を漁る。で、このエントリにはこんな背景があったのかとはたと膝をうちだんだん風景が見渡せる。これでいいじゃないか。一体何を期待してるんだよ。誰でも分かるなんてそんなものは無いし、そこそこ分かるもの作ろうとするとどうしても手間ヒマがかかってエッジがなくなる。それでは意味が無いんだ。

って、おいらが有益な情報出してからこんなこと書けって感じではある。うるさい。

*1:例えば現在カリスマハイプにしてバズワード代表『web2.0』に代表されるその手のweb雰囲気凝固材の話などはやはりwebでしか読めないし扱えない。

*2:有益な小競り合いは多少ある

*3:別にアングラなネタを求めてるわけじゃあなくて、切込隊長のテキストが本になると劇的に滑ってるあの興味喚起力の違いかなあ