NOT IN ALMIGHTY

TENDREの新譜が出ていて、わりと聞いている。生活の中においてはあんまりなんにも考えたくないときに聞くことが多い、アルバムとしてのまとまりがよくて、知らない間に一周して一曲目のRIDEに戻ってくる。全体的にテンポがちょうどよくて、下は80ないとこから上はTIMESLIPの後半でキック入ったとこからが140超えてて意外、くらいのものであとはどんなにはやくても120ちょいじゃないかな、めくるめくJ-POPワールドに疲れたOLには癒やしの世界線なの。感想全曲書いてキモかったので推し曲だけに削りました。

2.DOCUMENT
いいアルバムの2曲目はいいの法則.私はBPM110いくつくらいのベースがよく聞こえる夜っぽい曲がすき。
”『全ての風景を重ねてこう』なんて”
終わりで入る劇的めのシンセを聞きながら眼前に何を思い描くのか、
何を思い出すのか。ファンの人に教えてほしいな、私は意外とトウモロコシ畑とかですね。

4.LOOPNESS
イントロからオケがずっといい、ずっと。最後鍵盤で閉じるまで。

9.GIVE
これでタイトルGIVEなのやばない、個人的な話聞かせてもらってる感じがして心臓が無理
真顔で愛のこと話されたらいったん泣くか死のメタファーとして寝るかしかリアクションができない。
今思いついたことですけどGIVENでもGIFTでもなくGIVEなのがいいんですね、骨っぽい、気骨ある慕情だなと思う。眩しい曲。

アスファルトっていうのは雨上がりに光るじゃないですか、私がこの曲を聞いて思うのはその光のことです。夜中に雨が降って夜が明けて朝、アスファルトが光る。景色の話は全然していなくて、”誰か”の話をしている曲だと思うのに、不思議だな。
でも大切な人をインストールすると世界がその人になるし、その人は世界になりませんか?(?)

10.HANASHI
CDが何枚売れてiTunesでどれだけDLされたか把握してないけど漂うアンセム感がすごい、寝てない夜明けにイベントの締めかアフターパーティーの一曲目で聴きたい。スネアが本当によい鳴りで聞こえる、他の楽器含め全部ぶつからずに聞こえてミックスがすばらしいのだと思う。ギターの音はLOOPNESSと同じ、同じよさ。
アルバム全体にコーラスワークがこだわりにこだわってていいのですけどこの曲を聞いたらだいたいわかるみたいなところがあり代表して褒め讃えられてもらうことにしました、めちゃよいです。
しかしコーラスに限らず各パートのディレクションが一貫していて美しいことを素敵だと思っているので、TENDREがソロ・プロジェクトで本当によかった、指先、髪の毛一本までTENDREなの。

p.s. といいつつ河原さんがfeat.女ボーカルでアウトロとかでいちゃついてるの聴いてみてえ…てやらしいこと考えてたらリリース後すぐにラジオで生ライブ(この日本語キモない?)をされてて普通にエイミーさんのコーラス入ってたからいえーい、て思いました、いえーい!