2012-06-23 プロパガンダ芸術 / 藤田嗣治「秋田の行事」 美の巨人たち 2012年6月23日 放送 今週の芸術家 ・作者 藤田嗣治→レオナール・フジタ (1882-1967) ・国籍 日本→フランス ・職種 画家 1886年 東京の医者の家、末っ子として誕生 1905年 東京美術学校に入学 1913年 渡仏、キュビズムやシュールレアリズム、素朴派など、新しい20世紀の絵画に影響を受ける 乳白色の藤田、FouFouとしてパリの寵児に 第二次世界大戦、日本へ帰郷。政治情勢に逆らうことはできず、戦争協力 戦後フランスへ、カトリックの洗礼を受けてレオナール・フジタとなった 1968年 スイスのチューリヒにおいてガンのため死去 「私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ」 今週の作品 ・作品 秋田の行事(1937) ・場所 平野政吉美術館 縦3m65cm、横20m50cmの大壁画 画面左は雪深い秋田の情景 冬の喧嘩祭り「梵天祭」 夏を代表する祭り「竿燈」 短時間で描き上げた