多くの英単語を効率的に覚える方法

就職をできるだけ有利に進めるのと、今後日本の将来を考えると、英語ができないことは相当不利になるんではないかと思い、時間がある今、一生懸命英語を勉強している。


今までTOEICを3回受けて、リスニングは400点超えるようになった。リスニングはただひたすらナチュラルスピードの英語を聞くのみ。経験から言うと、聞く時間が200時間(集中して)を超えると多分400点超えるようになると思う。(ただし、スクリプトの英文を見て内容がスラスラ理解できないとダメ。まず簡単な英文がスムーズに読めるようになってから、リスニングのトレーニングに入ろう。)


問題はリーディング。345点→385点→325点と3回目で最低点を取ってしまった。要は単語が読めなくて、速読できないのである。リスニングの英文はとても簡単だが、リーディングは結構難しい単語が出てくる。


色々な人の英語勉強法の本を読んでみて、単語の覚え方に2通りあることが分かった。
①単語カードを作って、繰り返し覚える。
②単語帳を毎日ひたすら眺める


①のやり方は、「できる人の勉強法」でおなじみの大河内哲也をはじめ多くの人が推奨しているオーソドックスなやり方である。大河内哲也は英検1級を取るときに1万語を4ヶ月かけて、この方法で覚えたそうです。確かに効果があるがカードを作るのがめんどくさいのと、カードをチェックするのに以外と時間がかかるのが難点である。


②のやり方は、村上憲郎(グーグル日本法人社長)のやり方で、とりあえず毎日単語帳1冊を隙間時間を利用して、毎日ザーと眺めたらしいです。この人は30歳過ぎに外資系の会社に転職し、その時に必要に迫られて仕事をこなしながら英語をマスターしたそうです。最近、英語の勉強の仕方の本を出しました(村上式シンプル英語勉強法 ダイヤモンド社)。


最初は初級の単語帳から初めて、1万語を目標にひたすら眺めるだけで覚えたそうです。最終的には毎日1万語を眺められるようになったそうです(1単語1秒で2時間46分)。


そして同時並行で、英語の小説を辞書を使わずに、主語と動詞だけ意識してひたすら読んだそうです。最初は意味が全然取れなかったそうですが、続けているうちに単語眺め記憶法との相乗効果が出てきて、英語のビジネス書なんかも読めるようになったそうです。


もちろんこのやり方は、マスターするのに1年以上の年月がかかります。ただ忙しい人にはもってこいのやり方だと思います。


どちらの方法がいいかは個人の好みによると思います。ただ、グーグルの社長になるだけあって、考え方がとても独創的だと思いました。