現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

決めては凸

さて、昨日のあのブツブツはこの為に

窓の縦格子
一階から二階まで連続する為、まあまあ大変
その位置決めと荷受けを兼ねての込栓
穴にさせば全てが決まる
ありがたい事に脳天ビス止めせよとの指令(笑)

材は全てオールプレカット

でも頭は揃う

ジョイントは屋根に合わせ2寸勾配の削ぎ継ぎで

さすがK君、ここのラインも揃ってるね
そのK君、これまでプレカットやテンプレはほとんどやった事がなかったみたいだけど、今は軽くハマりテンプレ造りまくりベイベー(笑)
ちょっと楽しそう
コツさえ掴めば精度もスピードも抜群!

加工は別に、2人で組み始め30分で幅7尺5寸、高さ18尺ほどの縦格子が完成

そうそう昨日のプチクイズじゃないクイズの答えを(笑)
外壁が角波板金時に凸を潰さずに金物などをビス止めする方法(長い!)
真裏に胴縁が無い時のサイディングも同じ条件かと

一番簡単なのは、板金を潰さない程度にインパクトで恐る恐るビス止めする事
これじゃ話にならないよね(笑)

次に簡単なのは、金物裏で隠れる板金凸の所に鉄錐で9ミリほどの穴を開ける
そこにコーススレッドを板金の凸と同面まで打ち込む
必要なら2本3本と
穴をコーキングや防水テープなどで止水してから金物を普通に止める
つまりコーススレッドの頭が効いて板金を潰さないって狙い
もちろん細ビスでも可能

でも重量物や金物を止めるビスが長く強固の場合、不安は残る
所詮半揉みのビス任せ
郵便受けなど軽作業向き
穴埋め兼ねてのコーキング圧着も必要かと

今回の場合のようにより頑丈に止めたい時は込栓の出番

ここは真裏に下地があるけど、ブログ用にあえて

初めてジョリパットに鑿入れた(笑)
5分穴にコーチボルトを打ち込むその前に、9ミリで下穴開け10ミリ丸棒を打ち込む

それを外壁ツラで切る
これで金物はそれ以上入れ込む事はない
角波なら凸を潰さないって事
より安心感を求めるなら、込栓の数や太さを増せばいいかと
金物ビスと込栓の関係が良ければビス芯と込栓芯を合わせ込栓越しに躯体へビス止めするのもアリ
やっぱりインパクトはガチガチ言わせてなんぼやん(笑)

応用として、躯体ラインさえ把握すれば胴縁の有る無し関係なくいろんな物が止められる
アルミテラスとかね
波トタンにアルミテラスやった事あるでしょ?
甘揉みビスにコーキングべっとりとかで(笑)
それとも胴縁が無いからと高さを変えたり

室内の手摺もやれなくはないと思うけど、必ずしも裏に躯体があるとは限らない
そもそも心理的に不安過ぎる(苦笑)

下地の無い廊下の手摺取り付けはちょっと似た別のやり方を過去記事で紹介済み
興味があったら探してみてちょ(笑)
自分でも探すのが面倒臭いのよね〜