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2011-11-16

検索エンジンはなぜ見つけるのか

検索エンジンはなぜ見つけるのか ―知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識

検索エンジンはなぜ見つけるのか ―知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識



検索エンジンと言えばGoogleかYahoo! Japanくらいしか知らなかった私ですが、調べてみると検索エンジンって色々ありますね。
どんな検索エンジンがあるか紹介します。

以下は、日本語検索に対応している検索エンジンたちです。(リンク付けしたので是非飛んでみてください。)

  • Google アメリカ国内シェア65.6%で1位。さらに世界シェア約90%のダントツ1位。

  • Yahoo! アメリカ国内シェア15.2%で2位。検索エンジンはBing(Microsoft)。

  • Bing Microsoft社の検索エンジン。アメリカ国内シェア14.8%で3位。ポータルサイトmsnの検索窓にある。

  • Baidu百度 中国国内でシェア1位。

  • NAVER 韓国国内でシェア1位。

  • Ask.com アメリカ国内シェア2.9%で4位。

  • AOL アメリカ国内シェア1.9%で5位。

  (アメリカ国内シェアのソース

*YahooとBingは同じ検索エンジンを使っていますが、あくまで検索のバックエンド技術が同じなだけで、ユーザが目にするUIはそれぞれが独自にコントロールするということなので、順位を分けているようです。(ソースはここ
厳密には、検索エンジン≠検索サイトですが、検索サイトの意味でシェアを出しているようです。


また、Yahoo!のように、他社の検索エンジンを採用している検索サイトもあります。

日本だと、GoogleとYahoo! Japanの2つだけでシェアがほぼ100%のようなので、日本人が使う検索エンジンはGoogleのみということに・・・すごいですね。
さらに、ロシア最大手の検索エンジン、Yandexというのもありました。




さて少し話が逸れますが、ブログを始めた初日、Googleでこのブログを検索してみました。

検索してみた結果・・・どこにも出てきませんでした。

今ではこのWebページが検索に引っかからなかった理由は分かりますが、そのときは分かりませんでした。

なぜ検索できなかったのか?

答えは、『検索エンジンにインデックスされていなかったから』です。

検索に引っかかるようにするには、Webページが検索エンジンによってインデックス索引登録)される必要があります。


インデックスされるには2つ方法があります。

1. 検索エンジンに登録申請する。
 Google、Yahoo、MSNなどに直接、登録してくれるよう申請するという方法です。
 登録申請を受け付けて、審査に合格したWebページだけを登録するので、内容の質が高いという特徴があります。
 この種の検索エンジンを、ディレクトリ型検索エンジンと言います。

2. 検索ロボット(クローラ)に拾ってもらう。
 クローラは世界中のWebページかたっぱしから拾って集めるので、それに拾ってもらう方法です。
 クロールはWebページのリンク(つて・つながり)をたどってクロール(泳ぐ)しながら、自動で集めます。
 この種の検索エンジンを、ロボット型検索エンジンと言います。

  現在の検索エンジンはほとんどがディレクトリ型とロボット型を組み合わせてWebページを収集しているようです。


このブログはGoogleに登録申請はしていませんが、今ではGoogle検索に引っかかります。
私が他人のWebページへのリンクを張ることにより、リンクを辿ってきたクローラに拾ってもらえた、ということでしょう。

ちなみに、このブログをBaidu百度で検索をかけたら、出てきませんでした(笑)。
まだBaidu百度のクローラに拾ってもらえてないということなんでしょう。

このようなクローラや検索の基礎を知りたい方は、本書を是非ご覧ください。

2011-11-10

世界一わかりやすい 会計の授業

世界一わかりやすい会計の授業

世界一わかりやすい会計の授業



今まで、会計について全くといっていいほど触れてきませんでした。
それではまずいと思い、読んでみました。

結論としては、事前知識がほとんどなくても、会計の基本的な考えや問題点(会計は万能ではない)がわかる良書だと思いました。

私のように、後述するメモ書きに出てくる用語を知らないor詳しくない方は、会計の入門書としてお勧めします。

また本書では冒頭、会計の歴史や必要性も解説しています。

そもそも論として「なぜ会計が必要なのか?」

これに対する答えは、プロローグに登場する人物の言葉が全てなのかなと思いました。

信用しているか信用していないかの問題ではなく、お金を預かる人には、その収支の顛末を関係者に説明する責任があるんです。

会計(Accounting)のAccountは「説明、根拠」という意味もありますので、納得です。



以下、メモ書きです。

「会計の種類」・・・誰に報告するかで異なる

会社の業績を外部の株主や銀行に報告するための会計。
資金調達を世界中から簡単に行えるように、国際財務報告基準IFRS)がある。経営者の主観が入り込む余地があるため、会社の意図が強く反映される。
行き過ぎれば粉飾となる。

会社の業績を内部の社長や執行役員や部課長などに報告するための会計。
管理会計は会社内で使用するものなので、きちんとしたルールがある訳ではない。
できる限り正直に書かれる必要があるが、会社のありのままの姿を数字で表現するのは難しいため「善意のガセ情報」が蔓延しがち。
会社の経理部が作成。



「財務三表」・・・財務会計管理会計に共通する決算書

以下の5つの利益がある。

  1.  売上総利益(粗利益)= 売上高 ー 売上原価
  2.  営業利益      = 1. ー 販売費および一般管理費
  3.  経常利益      = 2. + 営業外損益
  4.  税引前当期純利益  = 3. + 特別損益
  5.  当期純利益     = 4. ー 法人税・住民税・事業税

*時系列的に金額と比率の推移を見て、異常な増減に注目すること。このとき「量的分析」はできても「質的分析」はできないため、現場に足を運んで質を調べることが重要。

  • 貸借対照表(BS

「現金製造機」と考える。
現金→材料→仕掛品→製品→売掛金→現金→材料・・・以下ループ。
在庫(材料、仕掛品、製品)は現金の仮の姿であるので、これらを現金へと変えて減らす必要がある。

1年間あるいは1ヶ月の現金(預金を含む)の増減のこと。最近考案され、重要視されている。

  1.  営業キャッシュフロー(営業CF)= 商売で稼いだ現金。多いほど安定。
  2.  投資キャッシュフロー投資CF)= 現金製造機である固定資産に対する投資や売却に関わる現金収支。
  3.  フリーキャッシュフロー(FCF)= 1. ー 2.。自由に使える現金。
  4.  財務キャッシュフロー(財務CF)= 財務に関わる現金収支。

*銀行に頼らないキャッシュフロー経営を目指すには、FCFがプラスであることが大原則。できる限り営業CFを増やし、儲けの範囲内で設備投資を行う。安易な銀行借入に頼るべきではない。現金が途切れることなく回り続ければ、たとえ赤字であってもそれだけで会社は潰れるわけではない。



利益と儲け(現金)はイコールではない。
つまり、『利益は意見(オピニオン)、されど現金は事実』。経営者は、現金を増やさなければならない。
例えば、売上を計上するタイミングで当期利益は変わってくる(商談→受注→手付金入金→商品引き渡し→請求書作成→売上代金回収)。正しい計上のタイミングは、商品引き渡した時点。しかし、引き渡しといっても出荷基準、到着基準、検収基準の3つの基準があり、会社が自由に決めてよい。
会社が粉飾決算するとき、商談や受注した段階で売上を計上し利益を先取りするという方法が取られることがある。現金の裏付けがないため、将来の売上の先取りとなる。


他にも変動費や固定費、間接費などから限界利益を考えたり、メモりたいものはたくさんありますがきりがないのでこの辺にします。

2011-08-20

今さら英語を勉強しなくても、グローバル・エリートになれる39のルール



著者のデュラン・れい子氏は博報堂コピーライターとして活躍されていた時期があり、挑発的なタイトルにつられて買ってしまいました。


結論から言うと、私は本書をお勧めしません。

ステレオタイプに満ちた、古い日本人像に対する批判が主観的に述べられているだけで、著者の主張するような日本人が今なお多数だとは思えません。「〜かもしれません」や「〜のようです」などの表現が多いのも気になりました。

れい子氏は1976年にスウェーデン人と結婚し、その後は大半を海外で過ごしていらっしゃる方なので、日本国内のことが見えなくなっているのではないでしょうか。

なかには納得できるものもありましたが、それはグローバル・エリート以前に身につけておくべき常識にすぎないものです。したがって、タイトルは内容とあまり関係ありません。さらに、39のルールは英語がある程度できないと実行不可です。

れい子氏は、「日本人ビジネスマン英会話教室に通うことを不思議に思う」と言っていますが、39のルールを実行するには必要なことだと気付いておられないのでしょうか。逆に不思議に思います。後述しますが、グローバル人はヨーロッパが基準といいながら「今さら英語を勉強しなくていい」というのは筋が通らないでしょう。

『英語は目的ではなく単なる手段であり他にもっと大切なことがある』という考えを差し引いても、英語ができない人は誰でも『今さら英語を勉強する』必要があると私は思います。


具体的にいきましょう。
私が特に違和感を感じたルール36について意見を述べます。

ルール36
<グローバル人>の基本はヨーロッパ、キリスト教が基本と心得る
「<グローバル人>の基準はヨーロッパ」という理由は、ヨーロッパが先進国だったということです。ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス、フランスと、世界をリードしてきたのは良くも悪くもヨーロッパでした。・・(中略)・・第二次世界大戦後、たくさんの留学生が日本から(日本以外の発展途上国からも)フルブライト基金などでアメリカに渡ったのはご存知の通りです。・・(中略)・・そして母国に帰った人達がそれぞれのリーダーになっている例は、枚挙にいとまがありません。この人達は、先進国であったアメリカ、イギリス、フランスの文化を吸収し、その思想を受け入れて母国に伝えたわけで、もちろん日本も例外ではありません。<グローバリズム>の時代になった今も、「<グローバル人>の行動の基本はヨーロッパにある」と考えるのが自然。そう断言していいでしょう。


ヨーロッパが先進国だったことはその通りだと思います。1600年代初頭に東インド会社設立したことで、初めて世界の覇権を握ることができたのはヨーロッパです。その流れで世界大戦前後もヨーロッパが先進国であり続けました。

しかし、だからといってなぜそのことが、今現在の社会においてもヨーロッパが基本・基準になるのでしょうか。

グローバル化とは、異なる価値感や考えを持つもの同士が交わることで、新たな価値感や考えを共同で作り出していくことのはずです。一部の既存のそれを、全世界が追随することではありません。もうそのような時代ではないし、それはグローバル化ではないと思います。

したがって、基準をもし求めるならば、自分自身の価値観・考えに求めるべきです。もちろんこれは他者から見れば絶対的ではないので、周りが自分に従うべきなどと考えてはいけません。

グローバル人が「ヨーロッパ・キリスト教が基本」と考えていると、新たな価値や考えを生み出す事は難しいでしょう。
なぜなら、グローバル人が目指しているものは世界で共有可能な価値観や考えであり、ヨーロッパのそれではないからです。



長々と書きましたがこれはあくまで私の考えです。なので認識が甘いかもしれません。
そのような指摘・意見を頂けると幸いです。
みなさんは「グローバル」をどのように考えていますか?