ROM焼き その1 T-01A化

ソフトバンクX02Tに姉妹機であるドコモT-01Aの公式ROMを焼きます。
(注意)改造ですのでソフトバンクの保障は受けられなくなります。また、元に戻す事も出来ません。自己責任でお願いします。文鎮化しても(壊れても)私は責任を取りません。
1.X02Tを十分に充電する
重要です。ROM焼き中にバッテリーが切れると大変です。
2.東芝サイトからT-01Aの公式ROMを入手
http://toshibamobile.com/cgi-bin/docomo/t01a/upswdl/chk_wm65.cgi
ダウンロードしたT-01A_to_SP51_wm65.exeをWindowsパソコンで実行すると、T01A_UpdateTool_SP51_wm65.exeとprgフォルダが作成されます。prgフォルダの中にはT01A_to_SP51_wm65.tsdというファイルがあります。このtsdファイルがT-01A公式Windows Mobile 6.5(WM6.5)ROMです。
3.TG Toolでtsd→bin変換
TG Toolのダウンロード先とコマンドについてこちらのエントリの(おまけ)を参照して下さい。
http://d.hatena.ne.jp/h_nabeka/20120223/1329972081
4.TG DownloaderでROM焼き
TG Downloaderのインストール方法その他はこちらのエントリを参考に。
http://d.hatena.ne.jp/h_nabeka/20111117/1321512008
5.1-2pinをショートさせる
TG Downloaderで作成したbinファイルを焼き、しばらく待つとROM焼きが終了しますが、再起動せずに電源が切れてしまいX02Tが立ち上がりません。T-01AのROMで起動する為には”毎回”1-2pinをショートさせる必要があります。

しかしこれでは再起動の度に1-2pinをショートさせる必要があり、ドコモSIMや日本通信b-mobile SIMなどを使う事も出来ません。そこで私はホチキス針の欠片とテープで以下のような工作をしました。

(※)1-2pinをショートさせた状態ではバッテリーを充電する事が出来ません。以下にあるようなバッテリー充電器を使用するか、SIMカードに穴を開ける等の工夫が必要になります。(SIMなしWiFi運用の場合は起動時のみショートが必要ですが、一度起動してしまえば通常通り本体のみで充電可能です。)
(※)ドコモSIMの設定方法について質問されてもお答えできません。ご自分でお調べ下さい。以前書いたT-01Aのエントリですが、b-mobile SIM U300のWebアクセラレータ設定方法が参考になるかも知れません。
http://d.hatena.ne.jp/h_nabeka/20100626/1277527882