球宴前の本拠地最終戦

そんなわけで、京セラドーム大阪まで足を運びました。
本拠地の前半戦を2連勝で締めくくることができて良かったです。





今まで、いろんなことがありました。
10連敗なんてこともありましたが、そのときも、多くの他球団ファンの方から
「この戦力で、なぜこの順位なのかが不思議」
そんな声をよく聞き、勇気付けられたものです。
今も、順位やゲーム差、借金の数こそ変化はありませんが、
現実として「ダントツの最下位」であることを感じさせないほど、
チームそしてライトスタンドの明るい雰囲気、
一軍の選手一人ひとりの力量やモチベーション、
どれをとっても、他チームにひけをとらないほど充実していると自負しています。



客観的に見たら、12球団でいちばん優勝から程遠いチームかも知れないけど。
当の自分たちは、本当に、優勝を諦めていないんですよ。
少なくとも、数字的には可能性が残っています。
むしろ、数字的にわずかな可能性しか残っていないからこそ、
勝ちに対して執念深くなっているのかも知れない、とさえ思っています。
とにかく、どんな試合展開になっても諦めないこと。それが大事じゃないですかね。



当の選手の皆さんは、自分たちファンが思っているようにはいかないと思います。
実際にプレーするのは選手であり、選手一人ひとりは、彼らなりに力を発揮しようとしています。
それでも打てない、勝てないとなると、どうしても悩みますし、諦めてしまうこともあるでしょう。





だから、自分たちは応援するのではないでしょうか。





調子が良くないとき、勝てないとき、打てないときに、
どれだけ応援するか、どうやって応援するか。
そこに尽きるんじゃないですかね。
そうすれば、勝ったとき、打てたときの嬉しさも倍増すると思いますし、
選手の皆さんも元気を出してやれると思うのです。





とりあえず、選手の皆さんは、今のところ元気を出してやってくれているようです。
今思えば、あの「10連敗」の頃の私たちファンの姿勢が、今に繋がっていると思います。
絶対に、応援をやめなかった。
ボイコットをしなかった。
選手の皆さんにさらに頑張ってもらうために、
どう応援すべきか、試行錯誤を繰り返した日々。





バファローズファンは、本当に、素敵な人たちの集まりです。





本当に、今までありがとう。





そして、これからも・・・・・
選手の皆さんが元気を出してやっていけるように。
そして、優勝できるように。
頑張って応援を続けていきましょう。

「心優しきジェントルマン」セラフィニの未来に幸あれ!

ダン・セラフィニ投手が、シーズン半ばにして戦力外通告を受け、チームを去ることになりました。

残念な結果ですが受け入れるしかない。2年間思うような成績を残せず、ファンのみなさんやチームの関係者に失望感を与えてしまい、申し訳なく思います。
http://osaka.nikkansports.com/baseball/professional/buffaloes/p-ob-tp0-20070715-227339.html

このたびの契約解除は、仕方がないことだと思います。
「結果がすべて」のプロの世界で、結果が残せなかったのだから。
それ以上でも、それ以下でもありません。



しかし自分は、セラフィニとの別れを惜しまずにはいられません。
彼の知られざる一面を、知っているからです。
セラフィニは、ファンとも積極的に交流を図り、誰よりもファンサービスに努めていました。
自分もサインをもらったことがあります。
対応が丁寧で優しかったことを覚えています。



そう、セラフィニは「ジェントルマン」なのです。



しかし野球選手は、プレーで結果を残してこそ。
また、セラフィニは怪我で戦列を離れることも少なくありませんでした。
その間に、他の外国人選手が揃って結果を残し、チームに貢献しているという状況。
セラフィニを一軍に昇格させる余地がなくなったことも、契約解除の一因でしょう。
怪我そのものは不運でしかなかったが、それを乗り越えることができなかったのは・・・・・
つまり、セラフィニがその程度の選手だったということ。
体調管理も仕事のうちであるプロとして、これは言い訳できない。



幸い、怪我は癒えており、現時点でプレーに支障はない。
新たな働き場所を見つけて、新たな環境で気持ちを切り替えて頑張らせることが、
セラフィニの可能性を開花させることに繋がるかも知れません。



マリーンズの優勝に貢献したあの頃の輝きを、もう一度・・・・・!!

短い間でしたが、誰よりもファンに優しかったセラフィニを、自分はいつまでも忘れません。