阪神大震災から18年。。。

神戸の古着屋haberdashery(ハバダッシェリー)のスタッフブログです。

こんばんは!ハバダッシェリー・パンダ山本です。


今年も1月17日が来ました。
1995年1月17日から18年が経ちました。
多くの方々が亡くなり、多くの物を失った阪神淡路大震災です。


その当時、僕は31歳・・・。
ハバダッシェリーとクララっていう店をしていて2件とも失いました。
ある時に一瞬でそれまでの人生の方向転換を余儀なくさせられた日です。
僕にとって、阪神大震災については、大分「過去」の事になりつつあります。
「過去」と認識できるようになったのは、「今」が恵まれているからーと思います。


しかし、あの地震は、地域にとっても、人達にとっても、もの凄いマイナスになりました。
そして1歩1歩復興に向けて、自分たちの生活を守って過ごして・・現在があります。
まだ、阪神大震災は過去の物ではないーかも知れません。
でも、僕にとって阪神大震災の被害から立ち直った「今」は、あの地震がなければない「今」なのです。


そうこうしているうちに、2011年3月11日東日本大震災が起こり・・・。
神戸から支援物資を運んだりもさせてもらいました。


阪神大震災から、「自分一人では、生きてもしょうがない。みんなと助け合って生きる喜び」を学びました。
傷ついて痛みを知ったから人に優しくなれるように(少しは(笑))なりました。


現在、ハバダッシェリーグループでは、
動物愛護活動の支援(アニマルレフュージ関西)、子ども支援(セーブ・ザ・チルドレン)、
地域への支援(しみん基金KOBE)への古着でのチャリティー活動をしております。


人や動物の為になる事が自分自身の「喜び」に変わってきています。
数軒のヴィンテージショップ持って偉そばらずに(それはそれでしっかりやって・・・)
周りの為になる活動を今後も模索してゆこうと思います。


現在お店に来て頂いているお客様の中には、18歳以下のお客様もいらっしゃいます。
つまり「阪神大震災」を知らない方なのです。


伝えて続けて行く事は、不得意なので他の方やネットやテレビに任せて、それがあったか
らこんなにいい・・・誰が見ても「楽しそうで幸せに頑張っている」お店や活動が出来て
いる「今」を表現してゆきたいです。


最後になりましたが・・・
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。


過去の阪神大震災の日記
http://d.hatena.ne.jp/haberdashery/20120117
http://d.hatena.ne.jp/haberdashery/20110117