鼻うがい

hacchaki2005-11-04

忙しい状態がまだ続いている。
大きなヤマをひとつ越えたけど
次のヤマがもうすぐそこに…。
え〜い、ヤマよ来い!ジャンジャン来い!!
登ってやろうじゃないか!そこにヤマがあるなら。


でも風邪流行ってるよね。
身体がシフォンだからね。
忙しい時に風邪引くことほどイヤなことはないからね。
ここ数年ハマっている健康法が「鼻うがい」。
カワイイイラストとともに紹介しているサイトがあったので。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/newfun/contents/mon/hana.html
とってもスッキリと鼻の通りがよくなってオススメ。

DVD『新撰組血風録』

大河ドラマ新選組!』を第1話から観始めたのは
来年正月にNHKの新春時代劇枠で放映される『新選組!』の続編絡み。
と言ってもそのドラマにワタクシが出演する!
というようなことはあるはずもなく
携帯の留守電にオファーのメッセージが入った様子もない。
いや、あるわけないよ、バッカダナア。
TVステーション』というステキなテレビ情報誌の『新選組!!』特集で
イラストを描かせて頂くことになったので
黄金の日日』も観終えたことだし
ここはひとつ仕事のモチベーションを上げる意味でも
第1話から観直しとくべえってなもんですよ。


だいたい、昨年の放映時、熱心に観ていたわりには
肝心の「池田屋襲撃」の回を観逃しているトンマっぷり。
その話をしたときの担当きな子さん、いやここでは仮にK子さんの
哀れむような目つきが悲しかった〜。
新選組もので池田屋を逃すなんて
パールハーバー』で真珠湾攻撃を観逃すようなもんだろう。
だってほかに観るべきところないじゃないか!>パールハーバー


ってなわけで、まずは第1巻を観ますた。
志衛館に養子として入り剣術に励む近藤勇
自分が農民の出であることに悩んだりして
「武士になりたい。でもなれない。
ならば武士よりも武士らしい百姓になるぞ!」
と思い至るところまでが描かれている。
近藤勇が初めて人を斬っちゃうところなんかよかったですね。
そう言えばこの回も観てなかったYO(涙)。
原田や永倉はここですでに出てるのね。
時代劇っていうか大河ドラマっていうと
重々しさが大前提みたいなところがあるけど
三谷版はどことなくコミカルな導入で
そこがいわゆる“大河ドラマ”ファンの人たちから大ブーイングだった。
でも幕末に生きた本当の彼らもフツーに青春してただろうし
冗談言ったり恋したりしてただろう。
そう思うと三谷版の軽やかな滑り出しも
「あんがいこんな感じだったかもな〜」
と思わされるところがある。
だいたい今までの新撰組俳優って
みんな近藤や土方の実年齢よりかなり上だったりするわけで。
等身大の“新撰組”も悪くないと思うのですよ。


でなんの話をしたかったかと言うと
新選組!』ではなくて『新撰組血風録』の話。
昭和40年に放映されたシリーズものが嬉しいことにDVD化されている。
原作を司馬遼太郎の同名小説から採っているこのドラマ。
実に重厚感があってこれはこれでまたカッコいい。
京都時代の新撰組の隊士それぞれの群像劇が
土方歳三の視点で描かれている。
土方歳三(栗塚旭)カッコいいぞ〜。
しかし俗に“司馬史観”と言われるように
あくまで原作を「小説」にとっているため
かなり歴史的事実からは自由に描かれている。
そのあたりは差し引いて観た方がいいのかなあって気もするんだが。
すごく思うことは、撮影が40年近く前ということが
映像のリアリティを高めているということだ。
今ではもう消滅してしまった幕末の風景が
まだこの頃にはそこかしこにあったのではないか。
それほど風景が豊富なのだ。
今あの風景を同じように撮ることは不可能だろう。
ほとんどがセットか、もしくはCGになってしまう。
画面の中の風景が観る者をグッとあの時代に近づけてくれる。
これだけでも価値がありますよ!
そして殺陣の迫力や役者さんの渾身の演技もグッド!
大河ドラマで『新選組!』に興味が湧いた人は是非観るべし!

新選組血風録 VOL.1 [DVD]

新選組血風録 VOL.1 [DVD]

ついでにこんなムック本が出ていたのね。
さっそくアマゾンさんに注文してみますた。
映画・テレビ完全ガイド 燃えよ!新選組

映画・テレビ完全ガイド 燃えよ!新選組

てか、ホント全然知らなかったのよ、新撰組のこと…。