晴れた日はクラゲのように(HARE☆KURA) このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2017-08-10

hacchaki2017-08-10

[]三線簡単

先日教室の問合せ電話をかけて来られた方から

こんな話を聞いた。


「こちらに電話する前に

とある、別の教室に行ってみたのですが

そこの先生

三線なんて簡単ですよ

すぐ弾けるようになりますから

と言われた。

それはちょっと違うんじゃないか。

そういう風に考えている先生から

習いたいとはどうしても思えなかった」


もしかしたらその先生

初心者でもビビらずに始められるように

という親切心から言ったのかも知れない。

いや、そう思いたい。


確かに三線はただ音を出すということに関しては

比較的易しい楽器ではある。

弦楽器の中では弦が三本(三線場合“絃”と言う)

というのは少ないほうだし

基本的には唄がメインで三線伴奏なので

津軽三味線のような複雑なことはしない。


でもシンプル楽器ほど実は奥が深い。

(もちろん複雑な楽器も奥が深いのだが)

「いい音で鳴らす」

調子をつける」

「唄を支える」

そういったことを三線1本で担わなければならない。

実際三線を始めて15年近くなるけれど

やればやるほどその「奥深さ」を感じずには居られない。

いまだに「いい音」を探し続けてあれやこれや試行錯誤を繰り返している。

そこを語らずにただ「簡単」と言ってしまっては実も蓋もない。

先生と呼ばれる人ならば三線の奥深さ、魅力を語ってあげて欲しかった。

もし三線の最大の魅力が「簡単」なことだとしたら

わざわざお金を出し時間をかけて習うほどのものではない

ということになってしまう。

どんな楽器だってカスタネットだってトライアングルだって

極めようと思ったらそりゃ大変なものですよ。


田所教室見学に来た人には

「間口は広い。だけど奥は実に深い」

という話をします。

「だから面白い」と。

から一生かけて取り組む価値があるのだと。

それを「簡単」のひとことで片付けられちゃう

やはり寂しい気持ちになりますね。

簡単に出来る人はいいですね」

とも思わなくはないけど(笑)

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