MILQJAM+ソロ関西ツアー

さてさて、1月ももう22日になってしまいました。
あらためまして、というかいまさらですが
今年もよろしくお願いいたします。
明日は日本一かっこいいロケンロールアニキShyさんと
我がMILQJAMの初ジョイントライブでございます!
そしてあさってからは関西ツアー!!
たくさんの皆さまにお会いできることを祈っております。

■1/23(水)高円寺
『抱瓶』
〜極彩世界 COLORFUL WORLD 2019NEW YEAR〜
出演:Shy、MILQJAM
開場:17時/開演19時半
チャージ:2000円(要オーダー)
杉並区高円寺北3-2-13
ご予約:03-3337-1352


田所ヨシユキ〜唄とふたり旅〜関西ツアー2019>
■1/24(木)大阪本町
19時半〜/1500円
大阪市中央区瓦町4-3-14御堂アーバンライフB1F
050-5590-5486


■1/25(金)京都
『ナンクル食堂』
19時半/1500円
京都市中京区木屋町通三条上る大阪町521京都エンパイアビル1F
050-5596-2772


■1/27(日)和歌山
『cafe 天手古舞』
16時〜/2500円(1ドリンク付)
和歌山市中島395-6
073-460-0846



ひなたぼっこ

hacchaki2018-12-28

今年一番悲しかった出来事は
なんといっても11年間一緒に過ごしたシジミ
お別れしたことです。
9月の『サムズアップ』での沖縄ナイトで
ジョニー宜野湾さんの『レオ』を聴いて
勝手に背中を押されて曲が出来ました。
すべての猫と、猫を愛するすべての人へ。


『ボヘミアンラプソディ』


川崎シネチッタのLIVE ZOUND(←なんて読むんだろう?)システムで観賞。
ワイはクイーンの熱心なファンではありません。
リアルタイムではむしろ苦手だった。
整い過ぎてるというか
ロックにクラシック要素を融合させたり
オペラを取り入れたり
クセが強過ぎてちょっとね……って感じでした。すみません。
大人になってから改めて聴いて
「お、よいじゃん」
と思いベスト盤を購入してたまに聴いている
そんな程度です。重ね重ねごめんなさい。


それでも映画を鑑賞するにあたり
CDで聴きなおしたり
(あくまでベスト盤。だってそれしかないから)
Youtubeで動画観漁ったり。
とくに予告映像とLIVE AIDのは30回くらい観たぞ!
そんなこんなでそれなりにテンションを上げて
観に行ったわけです。


結論から先に言うと、号泣しました!
もうね、オープニングの20世紀フォックスファンファーレから胸アツ。
ブライアン・メイ本人がギター弾いてるって話じゃないですか。
(あとから知った)
ストーリーは


自意識の強い男が

好きなバンドに自分を売り込む

成功して行く

慢心して行く

ソロデビューの話が来て有頂天

バンド崩壊

ソロでうまくいかない

やっぱり仲間が大事だよ。バンドは家族だ!

ビッグイベント成功!


というわりとよくあるタイプ。
そこにフレディのコンプレックス(人種、セクシャリティ、容姿)
そして当時はまだ不治の病として恐れられ
偏見の目で見られることの多かったAIDSの問題が絡む。
なにしろフレディがAIDSで亡くなることは知っているわけで
「ああ、この人亡くなるんやなあ」
という前提で観ているのだから
そりゃ物語が進むにつれて胸熱くなります。


主役のラミ・マレックは実物のフレディよりも線が細く
そのため不レディそのものって感じには見えません。
予告編などで観るのライブエイドの映像ではそっくりなのですが
それはフレディの動きを完コピしているからなのだとあとでわかります。
でもラミ・マレックの線の細さが
フレディの繊細で不安定な内面を表現するのに
役立っているようにも見えます。
そう考えると実物フレディのマッチョなタフガイぶりは
彼自身の弱さを隠すための演出だったのかななどと深読みしたくなります。
数々のヒット曲が生まれる過程のエピソードなど
テンポよく進んでいてまったく飽きることがありません。
が、売れるまでの苦労や音楽的葛藤など
もう少しじっくり観たかったなあ。
まあ、2時間ばかりで収めるには妥協点なのでしょう。
最大の見せ場であるライブエイドのシーンが待っているんだし。


で、ライブエイドですよ。
この瞬間にラミ・マレックは完全にフレディと一体化。
ラミ・マレックという役者の体を借りてフレディが蘇った!
そうとしか思えないほどの再現度でした。
ピアノの上のペプシ缶や紙コップまで忠実に再現されていた!
あとは涙涙涙。
フレディもここまでやってくれたら嬉しかろう。
そして劇中唄われる歌の歌詞のひとつひとつが
彼の歩んで来た人生とオーバーラップして本当に泣けます。
本当にこんなニワカが泣いてすみません。


しかし改めて聴くとやはりすごいバンドだな、クイーン。
楽曲のメロディの美しさ。音楽性の豊かさ。
アレンジの斬新さと的確さ。
メンバーひとりひとりが
優れた音楽家であるということを
今回の映画で改めて知りました。
だからこそ時代を超えて愛されるバンドなのだなあ。
それを映画で再現するエネルギーもまたすごい。
ラミ・マレックのフレディ再現度もすごいが
あとで調べると他の出演者も実際の人々にそっくり。
とくにブライアン・メイブライアン・メイにしか見えません。


個々のエピソードや時系列が実際とは違うとか
細かく見るといろいろあるようですが
音楽映画として本当によい映画だと思いました。
作り手の情熱が伝わってくる作品っていいですよね。
そういう作品が好きです。
もちろんみんな情熱を持って作るんだけどね。
その情熱が空回りしちゃってり
上手く活かされないことも多々あるわけです。
その点で本当に素晴らしい作品に仕上がっている。
クイーンを知らない人にも
じゅうぶん楽しめる映画だと思います。


だいたいこういう映画を観ると
自分の凡人ぶりに嫌気がさして落ち込んだりするのですが
スーパースターフレディ・マーキュリー
普通に悩んだり葛藤したりしてたんやなあと
少しホッとしました。
まあその葛藤の次元が全然違うんだけど。


なんかそんなようなことを
観終わったあと熱く誰かに語りたくなる映画でした。
人前で何かを表現する人はぜひ観に行って欲しい作品です。
もちろんそうでない人も
ひとりの人間(そしてバンド)の成長物語として
そしてエンタテイメントとしてよく出来ていると思います。
ワイももう一回観に行くぞっと。
フレディありがとう!クイーンありがとう!
映画の神様ありがとう!


↓実際のライブエイド(1985年)の映像。

11月

いつも出演情報ばかりですみません。

今週末11/10(土)は
第三回鶴見ウチナー祭に出演。
田所の出番はメインステージで13時10分でございます。
田所が地謡をつとめます横浜エイサー沖鶴も出ます。

そして来週末11/16(金)、17(土)は
我が師匠津波恒英関東ライブ2デイズ。
本土では滅多に聴くことの出来ない
哀切の美声、美ら弾き三線をぜひご堪能下さい。


11/18(日)は
田所が主宰いたします横浜敬絃会の
年に一度のおさらい会です。
これから三線やってみたいという人にもおススメ。
総勢30余名のメンバーが真面目に楽しく
今年1年の成果を披露いたします。

トイレの砂を掻く音がしたり
尻尾をぺろぺろと舐めて
毛繕いをしたりする音が今でも聞こえる。
けっして幻聴などではありません。
まだ居るんだなと思うと温かい気持ちになる。
どうぞ好きなだけ居ておくれ。

琉球民謡未来協会設立記念公演

10/11(木)より沖縄入りして
10/14(日)に行われた
琉球民謡未来協会設立記念公演
に参加して参りました。
琉球民謡未来協会は我が師匠津波恒英を会長とし
「伝統を受け継ぎ、そして未来へ」
へをスローガンに立ち上げた新団体です。
ワタクシは今回司会の大役を仰せつかり
國吉美奈ちゃんとともに壇上に上がらせて頂いたのでした。
そして我が横浜敬絃会はオリジナル曲『海人節』を初披露。
この曲は沖縄在住の作詞家上原文一先生から
お預かりした歌詞に田所が曲を付けたもので
「沖縄民謡」作曲初挑戦の意欲作なのでした。
(「民謡」は本来歌い継がれてそうなって行くものなので
「民謡」を作るという言い方は適当ではないのですが)
横浜敬絃会メンバーの頑張りにより
当日会場におられた先生にも喜んで頂けたのでよかったです。
この唄がいろんな人に唄われて、歌い継がれて
本当の民謡に育って行ってくれたらよいなあと思います。


琉球民謡未来協会、そして『海人節』をよろしくお願いいたします。