あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

[あけてくれ]

●日記の内容をくれぐれも本気にしないでください。ほぼ何にも調べずに書いています。

●何を言っているのかよくわからない場合はとりあえず用語集を参照してください。

●時々同じ事を何度も書いています。心配するだけ無駄だと思うけど。

●敬称略。

●おしゃべりがどうしても治りません。

●日記を書いていないときは何も考えていません。

●リンクは御自由に(リンクを外すのも含め連絡不要です)。

●ここに書かれていることや文章の形式などはごっそりパクっても構いません。

●万一ここに書いてあることが何かの間違いでありがたく見えてしまうときは【あるわけなかろうおれカネゴン】、あなたの精神力が弱っていますので視聴を控えてください。危険です。

●もしここからリンクされると格が下がる/貫目が落ちるとお嘆きの場合はご連絡いただければ外します。

●日記インポート時のエラーがそこここに残っていたり恥ずかしくていたたまれない箇所があったりするので、折に触れて過去の日記も書き直しています。

●こんな日記を読むより、最上の日々最尤日記研修用資料active galactic科学と技術の諸相の方をお勧めします。

●twitter: hachi8833

●tumblr: orekane.tumblr.com


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2004年07月30日(金)

今日の頭音: 「カフェ・ブリストル」加藤一彦(Key=Cm)

知人から借りた貴重なDVDを見ようとしてiMacに差し込んだらいきなり異音とともに詰まってしまい、取り出せなくなる【ついに油断のおれカネゴン】。Appleのサポートにはとおりいっぺんのことしか書いていない。工具箱から釘を探して、CDスロットの横に隠れているイジェクトボタンを200回ほど押すと、押すたびに本当に0.1mm単位で少しずつ少しずつDVDが顔を出す。後50回ほど押したらいよいよペンチでDVDをひっこ抜く予定。皆様祈ってください【こんなときだけおれカネゴン】。

抜けました。

乱土労馬さんのえすぱら本棚.orgのことを今頃知る。みなさんどうやってキャプチャしてるのでしょう。

以前にも書いたような気がするのだけど、何かの海外動物TV番組で、孔雀の羽根がオスだけがあんなに派手な理由について、いかにも若き英国紳士然とした動物学者(もちろん眼鏡)が、英国風の家具調度を配置した研究室で分厚い本がびっしり並んだ壮麗な巨大本棚を後ろに悠然と語っていたことがあり、それを見ているうちに本棚というのはもしかすると孔雀の羽根なのかと思えてきた。「派手な羽根は、それ自体は生存には役に立たなくとも、そういう無駄なことをしている余裕があるということをメスに見せつけることによって優位を示すのです。」とか何とか説明していたような【漫画7割おれカネゴン】。

2004年07月29日(木)

今日の頭音: 「サザエさん(火曜日の)」(Key=A)

これから数週間、こってりと仕事が増えることに【早くも腰がおれカネゴン】。

以前も紹介した長文エッセイ「コミュニケーション能力を高めるために」を再読。その中に、「夫婦が円満に続くのは、二人の間の肯定的な会話が否定的な会話の5倍以上ある場合」という記述があった。この割合が5倍を割り込むと、高い確率で破綻するとも。

2004年07月28日(水)

今日の頭音: ジャック・ルーシュのトリオ(Key=D)

森山和道さんの書評サイトを今頃発見。

2004年07月27日(火)

今日の頭音: 「クックロビン音頭」(Key=Dm)

臨時のバンド名が決まる

問題解決において科学的データの限界といかに付き合うか

この世のどこかに「問題設定学」みたいな学問はないだろうか。「あることを『問題とする』とはどういうことか」を主として対象とする学問は。もう少しまとめます【曰くありそげおれカネゴン】。

お宝映像の山。家に帰ってから見ます。

読み応えのある雑記帳大学への基礎数学のサブコンテンツ

今度髪型をヨン様みたいにしてみようかと【視線が痛いおれカネゴン】。

芸人データベース「geinin.jp」。

かれこれ30年ばかりエロ漫画を描いているダーティ松本のサイトに、さいとうプロ時代の小池一夫の去就について書かれていた。

中島らもが死去。

平野敬一「マザー・グースの唄」は、初版が1972年で現在42版を数えるロングセラーで、噂どおり面白い。アメリカ英語背景辞典と合わせて読むとまたひとしお(実際内容がわずかにかぶっている)。最初にマザー・グースを訳した北原白秋は英語があまり得意でなく、誤訳が多かったとの記述も。カネゴンは、日本におけるこういう親が嫌な顔をしそうな小唄を「はだしのゲン」でいっぱい覚えたような気がする【ジャンジャンジャガイモおれカネゴン】。

同書によると、この種の童謡には、ユダヤ人やウェールズ人を露骨に馬鹿にしている唄もあって、現代の米国では出版時に改定されてしまっているものもあり、しかもそういう唄に限っていつまでも唄いつがれるとのこと。子供はこういうことに容赦ないことを痛感。あの雁屋哲も、子供の頃に股関節の病気で入院した後に足の長さが10センチも違ってしまったことがあり、松葉杖をついて学校に通うと当然のようにいじめぬかれたと某所のショートインタビューで語っていた。「子供は、足の悪いものに絶対に容赦しない」。それまでは、馬鹿野郎と言われただけで泣いてしまうような子だったのだけど、松葉杖を奪われたら歩けなくなるという恐怖から必死で立ち向かったらたまたま腕力があることに気付き、以後高校まではケンカするのが楽しみで学校に通っていたとのこと。このエピソードは美味しんぼのある回でそれとなく引用されている。

2004年07月26日(月)

今日の頭音: 「ややこしや」(Key=なし)

CATV新座頭市 破れ!唐人剣をやっていたので途中から見る【いつも途中のおれカネゴン】。なぜかてんぷくトリオゲスト出演していて、南伸介の按摩が勝新の座頭市に負けず劣らずうまかった。シナリオもとてもよく、特別ゲストの「ブルース・リーにスターの座を奪われた男」(映画秘宝曰く)ことジミー・ウォングを最大限活かしている。

ここ300年ぐらいで、学者の数はどのぐらい増加したのだろう。下手をすると東京のカラスより増加率が凄いかも。

ポール・マッカートニーはロックベーシストとしてはじめて64分音符を演奏したとあり、にわかには信じがたい。どの曲がそれで、どんなテンポで演奏したのだろう。

もう一つ疑問なのが、「作詞作曲演奏を自分たちでやった(つまりシンガーソングライター)のもロックではビートルズが最初」みたいなことが昔どこかに書いてあったけど、チャック・ベリーもバディ・ホリーもみんな他人に曲を書いてもらったのだろうか。

日曜に隣の駅まで出かけ、最寄駅まで帰ってくると、明らかに最寄駅の方が涼しい。家に帰ると、風がよく抜けるおかげでなお涼しい(その分強風には気をつけないといけないけど)。もしかすると今の場所に住んでいる限りクーラーは必要ないかもしれない。除湿だけはあってもいいような気はするのだけど。

インサイターさんが鋭く分析中。ここで取り上げられている趣都の誕生もただちに読みたくなる【またも暗示のおれカネゴン】。

勧められて以前から読んでいるPLAYNOTEは演劇を知らなくても楽しい演劇ページで、他にもいろいろなテーマで書いている。作者はロンドン留学中なので旅行記でもあったりする。レイアウトも読みやすくお洒落すぎないのでカネゴン好み【まずはお風呂におれカネゴン】。

パワーパフガールズをたまたま見る。対象年齢は3才ぐらいらしく、あの手この手で見るものを遠まわしに躾けようという意図をほんのりと感じる。

2004年07月23日(金)

今日の頭音: 「一杯のコーヒーから」(Key=C#)

通勤の途中、道沿いにある演芸場の出し物一覧に「アサダ二世」という名前を見かけた。阿佐田哲也のエッセイを読んだことがある人ならご存知の、ヒットラーの息子ならぬ自称「阿佐田哲也の息子」。その年齢で息子というのはちょっと無理ではないかと阿佐田哲也がつっこんだら、「だからちゃんと言ってますって。アサダ・ニセって。」と切り返したとも。

人類が太陽系外にめでたくコロニーを作ることになった場合、そして何らかのアクシデントで一切の交通が絶たれたり人類が元から絶たれてしまったら【もしやこっそりおれカネゴン】、経済学でほぼ全面的に否定された「自給自足」という言葉ががぜんずっしりと迫ってきそう。というよりこういう状況でないと、いかにも経済SFっぽく否応なしの自給自足経済を存分に実験することはできそうにないので。もういくつ寝ると一般理論が本当に一般かどうかが試されるのだろう。

今年の夏が暑い理由。ヒートアイランド現象はともかく「温暖化」と直結はできないらしい。

数々の翻訳をものした永江良一さんの手でマキャヴェリ「君主」の翻訳が進行中。

グラフ構造を視覚化するソフト(matarillo さんの日記)。

ついでに見つけた行列演算学習用の視覚化ソフトウェアtkmatrix(unix環境向け)。

「はてな=牛角」説*p9*

借力さんの「やりすぎ二題」(これこれ)。

本当かどうか知らない上に記憶もあやふやなのだけど、カネゴンハウスの近所に、細木数子と島倉千代子が愛人の地位を奪い合った(末に前者が勝った)右翼の親分の家があるらしいという話を何かの拍子に小耳にはさんだことがある【金棒引きのおれカネゴン】。

山形英文をyucoさんが逆翻訳(本人の添削付き)。

2004年07月22日(木)

今日の頭音: 「Road Games」Allan Holdsworth(Key=Am)

映画秘宝を読んでたら帰りに電車を余分に往復するはめに。

いろもの物理学者前野さん講義録。気楽なようでいて、すごく丁寧に作られていてありがたいです。生徒の生々しい質問がまたいい。

等価原理では「重力質量」と「慣性質量」が同じになるという前提から出発しているのだけど、カネゴンが未だわからないのはなぜ同じになるのかということ。理論の出発点だというのはわかるし、「なぜ」という尋ね方もよくないので訂正して、同じになるということについてこれまでどのように発展してきたのかが知りたい。これを見ると、両者は本質的に同じだということらしい。ただ、そうなると今度は重力子の出る幕がなくなってしまいそうな気がして【どんな根拠でおれカネゴン】。両者を統一する作業がいかに骨が折れるかをちょっとだけ思い知らされる。

ドラちゃんの本音

カネゴンはかなり長い間「ドラえもん」を始めとする藤子F作品がつらくて読めなくなった時期があり、そういう最もつらい部分のエッセンスがすべてここに込められている【ポイズン喰らったおれカネゴン】。実は「寄生獣」もカネゴンにとってつらい部分があり、長らく読む気になれなかった。当時は、両作家の願望充足系の暗さが自分にシンクロしたのかと思っていたけど、今思えば明らかに思い違いで、要はひたすら身につまされていただけだったと判明【一言一句がおれカネゴン】。うう。

実はごく最近までジェフ・ベックを聴いたことがなく、初めて聴いたときの感想が「え、このインストのレゲエみたいなのが?」だった。

2004年07月21日(水)

今日の頭音: 「交響曲:アメリカ」みたいなタイトルだったはず(Key=A)

結城さんの日記が夏の間だけ避暑感覚ではてなに引越し。何だかとても涼しそうでうらやましく思えてきた【ほいほい暗示におれカネゴン】。

「私も平和が好き」。今後数千年に渡って歴史書で非難されるのがついに怖くなったのかも【お寒いコメントおれカネゴン】。

昼休みに外に出たときに、建物の日陰にある石に触ってみるとアツアツ。この分では夜になっても到底冷えそうにない。

今「義賊」というものは成立するのだろうか【単なる賊とはおれカネゴン】。不徹底な所得の再配分を行うために内閣が極秘で進めたりしないだろうか、時代劇みたいに。どうやら義賊は捕まったときに一切言い訳してはならないらしいので、マスコミに顔を出した時点で存在が崩壊してしまいそう。

竹自転車。凄く欲しい気もするのだけど、あっという間にいたずらに遭ってへし折られたり火をかけられそうな気も【つらい思い出おれカネゴン】。

メモ: 今更ながらマザーグース。特にパロディのページが充実。

ついでに、ジャーマンプログレの雄であるCANの1stアルバム「Monster Movie」の3曲目「Mary, Mary So Contrary」も、どうやらマザーグースのもじりだったらしいことにカネゴン突然気付く【何の役にもおれカネゴン】。

ふと思ったのだけど、日本における、このような体系化されたボキャブラリーの源泉にあたるものは一体何だろう。誰もが知っていて存分にもじってよい無形共有資産とは何だろう。普通に考えれば「百人一首」とかなのかもしれないけど、実はとっくにガンダムだったりしたらどうしよう。いっそやけくそで名セリフに片っ端から和風のメロディをつけて「ガンダム数え歌」を創作し、将来の日本の子供たちに遺産として残すというのは如何【ちゃつぼに追われておれカネゴン】。コツは「詠み人知らず」を徹底すること。

ついでに見つけた新解ずいずいずっころばし

フレンズを見ているうちに、このキャラクター設定がそのまま戦隊ものに使えそうな気がしてきた。

2004年07月20日(火)

今日の頭音: 「日本ニュース」のテーマ(Key=E)

この世から虫歯がなくなる

大昔の「子供の科学」に、究極の虫歯予防法として、歯の頭などにある溝を事前に硬質樹脂で固めてしまう方法が開発されたとあり、当時カネゴンは色めきたったものだけど、その後さっぱり話を聞かないのはどうなっているのだろう【外れ馬券のおれカネゴン】。

これこれがあるとの情報をエレ舞嬢よりいただきました。失礼しました。

今頃になって稲葉振一郎経済学という教養」で寝不足に。電車の中でほぼ読了。カネゴン脳にはかなり難しかったけど【出血しそうなおれカネゴン】、もとの議論の要素が多くてややこしいので仕方なし。ともあれ、いまどきの読書好き(=趣味トンデモ叩き)にはまんべんなく共感を得られると思う。全編の半分以上をマルクスと左翼に使っていたのは意外。こちら方面の思想を終わらせるにはこれだけ手間暇かけないといけないことを痛感。

正確には覚えていないけど、対象となるのは「ヘタレ中流文系かつ理系指向読書人」みたいなものだったような気がする。この言葉と共に指差されて胸に痛みが走らない人はそうそういないと思われるので、カネゴンがそうなったのも無理もないのかも【言い訳するとはおれカネゴン】。

稲葉さんは、今まであったものについて極力「一刀両断」にしないことを心がけているようにも思えた(無駄な喧嘩を避けるための可能性もあり)。昔みたいにイデオロギー一直線というわけに行かなくなった昨今、門外漢が何とか自分の立場をふわふわさせずに議論を進めるには稲葉さんのように大急ぎかつ網羅的にアプローチする以外に近道はないのかもしれない。ラスト近くに確か「すべての人が(たとえば経済の)専門家になれないのは仕方がないけど、せめて一人一人が何らかの専門家たることによって、他の専門家の仕事に対する尊敬の念を感じる(かつそれによって他の専門家を批判する)ようになればいい」みたいなことが書かれていて、やはり地道に進めるしかないのかもしれないと思えてきた【常に性急おれカネゴン】。

もはや、「たった一つのイデオロギーに心酔して大暴れする」という究極の快感を得ることは今後どんどん不可能になっていくかもしれない。物分りがよいあまり我慢しすぎるとある日突然暴発するかもしれないので、いかにしてガス抜きするかが今後激しく重要になりそうな予感【我慢が足らぬおれカネゴン】。

どうやら、誰も祭の経済的効果というものを認めていそうにない。「7日7晩狂ったように日本全国で祭りをやります」という公約を掲げたら通らないだろうか【わしらは好きだがおれカネゴン】。

昔から疑問だったのだけど、どうして羊飼いはたった1人か数人であれほどたくさんの羊をコントロールできるのだろう【おぬしがやるとおれカネゴン】。

知識人が狙われる。カネゴンもどうやったら狙ってもらえるかといろいろ考えながらここに書いているのだけどさっぱりです【極楽浄土のおれカネゴン】。

こんな顔の人に気をつけて(from 自動ニュース)。ずばり本音で勝負。

最近読んだどっちの本に書いてあったのか覚えていないのだけど、ヨーロッパ人は実はどこかで密かに「言葉を使わないでテレパシーみたいにコミュニケーションできないかな」と真剣に願っているみたいなことが書いてあり、何となくよかった。それほどまでに多様な言語に悩まされているということかも。

2004年07月19日(月)

今日の頭音: 「幻想即興曲」リスト(Key=C#m)

ゴミ収集車は、どうして朝から「夕焼け小焼け」のオルゴールをかけるのだろう。

町山さんと山形さん。後、凄い勢いで要約されたケインズの一般理論(部分)。

先日検索で見つけた本田成親氏の「確率の悪魔」は、カネゴンの期待どおりここ最近で最も刺激的な科学啓蒙書。著者の文体は努めて平易さを保つことに苦心した跡がうかがえ(過激な主張を好まない方と推測)、重要な部分を辛抱強く繰返し記述しているので、もしかしたら地味に見えてしまうかもしれないけど、内容は(少なくともカネゴンにとっては)かなり恐ろしい。その辺の新聞小論文で見かける「これについて私たちはもっと考えなければいけないのではないか」と肝心なところで寸止めを食らわせた文章と違い、そこから先をまともに考えた稀有な本。事実この本では一度もこの寸止め的言い回しを使っていないので、自動的に厳しい結論が生じている。コミュニズムとか半端な哲学とかに毒されていないのもいい【半端でごわすおれカネゴン】。

著者は、確率という強力な方法論に本質的につきまとう限界について繰返し述べながら、「科学においては(そして科学以外の人間の営みすべてにおいても)認識が最も重要である」とも繰返し書いていて、期せずして色川武大と同じ知見に達していた。Aクラス麻雀または私の旧約聖書と併せて読むとさらに驚きがあるかもしれない。ただ色川武大は「認識の出発点としたのは東京大空襲の翌日に《何が起こってもこの地面だけはなくならない》と確信できたこと」だったのに対し、科学的方法にきちんと通じている著者の認識はもっと厳しい。

どうやら、抽象というのは本質的に対象を「なめてかかる」ことであり、それでいてその抽象がなければ人は一歩もその場を動けないということなのかもしれない。どんな人もどこかで何かを「なめてかかる」ことを避けて通れないことを改めて痛感【興奮するとはおれカネゴン】。そしてやはりカネゴンの確信どおり、みんなが本当に欲しいのは予知能力であることも痛感。また、科学するということは究極には「自分が何が欲しいか」という願望をはっきりさせると同時に「何をすっぱり切り捨てるか」をもはっきりさせることであり、願望抜きの客観的な科学などありえず、経済学社会学のように研究者自身が対象に組み込まれている学問ほど面白いように予測が外れるとも。本書では触れていないけど、あの聖ペテルブルグのパラドックスは、人間の願望を抜きにした確率というものが現実と大きく乖離することがあるという本書の主張の好例となっている。

著者は「予測というものは本質的に外れるものであるが、だから予測に意味がないということでは決してなく、外れるということにも重大な意味がある」「そのことを自覚しない科学者および科学信奉者は危険極まりない」と主張すると同時に、「科学には(そのことを自覚した門外漢からの)ツッコミが必要だ」という意味のことも書かれていて、カネゴンは即座に藤子・F・不二雄を思い出す。新しい方法論や道具が登場したときに、それらが思いもよらぬ使われ方をすることはよくあることなのだけど、それを事前に予知できる者こそ真の予言者なのかもしれないと。

常に微妙ポジションにいる漫画家おだ辰夫がいつの間にかフリーソフト作者「まるたつ」になっていて、しかも1人2役で対談していた

「ホーキング博士が賭けに負けた(自説が誤りと発表)」ニュースJunkyard Reviewで詳細に解説してくれているのを発見。

総統の水彩画。総統は風景画は得意だが人物は苦手だったそうなのだけど、カネゴンが読むとなぜか元気になる「劇画ヒットラー」を著した水木しげるも、足立倫行氏の追跡ルポ「妖怪と歩く」の中で、美術学校に何度も通った理由を問われて「ずばり、人物デッサンを学ぶためでした。私は人物画が苦手なんです。風景なら一度見た光景を絶対に忘れないし、何年経とうと正確に描けます。でも人物なんて、風景と比べたら断然変化に乏しいです。」と衝撃の告白をしていた。

寺田寅彦の学位論文における誤りについて。そういえば、20年ぐらい前に、イギリスの学部生だか院生がニュートンの「プリンキピア」に計算違いを発見したというニュースを「OMNI日本語版」あたりで見たような覚えが。

2004年07月18日(日)

今日の頭音: 「月光(の最初の部分)」ベートーヴェン (Key=C#m)

ほぼ一日中昼寝。

みなもと太郎「レ・ミゼラブル 完全版」がAmazonから届いたので早速読む【小踊りするとはおれカネゴン】。小学校のとき近所の同級生が持っていたのを見せてもらったのが最初で、あまりの面白さに当時も自分で買い直したほど。カネゴンの、同じ本を何度も買い直す悪習は当時既に始まっていたことが判明【そして今度もおれカネゴン】。

後書きによると、ユゴーの原作はこれでもかというぐらいの不幸の連続/お涙頂戴に加えて、パリの下水道に関する蘊蓄が延々続いたりするそうなので、こっちで読む方がよいかも。カネゴンの記憶が確かならば【そうでないとはおれカネゴン】、もともとこの小説は新聞連載で、連載を長続きさせるためにあれこれ水増ししているのだと昔JN師匠から教わったような気がする。当時のディケンズなどにしても小説がやたら長いのはそのせいだとか。ということは、当時の小説家はほとんどが原稿料勝負で、単行本収入というのはほとんど期待していなかったのかも。レミゼの単行本(ユゴーの方)は当時もバカ売れしたはずなので、この辺から流れが変わったのかと推測。

英語形容詞「equal」には比較級や最上級がないのだそうだ。確かに「もっと等しい」「もっとも等しい」と表現する意味がないので納得。例外として、ジョージ・オーウェルの動物農場のラストで、「実は平等ではない(特別扱いされている)」という皮肉の意味で、論理的には無意味な「more equal」という言い回しがわざと使われていて、今でもしょっちゅう引用されるぐらい有名らしい。検索したらRFC3757の冒頭にまであった。

「equal」がそうなら、もしかすると「even」や「equivalent」なども本当は比較級や最上級がないかもしれない。検索して見つかったものは全部オーウェルのもじりだったりして。

隣の家からカレーの匂いが漂ってきたので晩はカレーに決定【匂いで動くおれカネゴン】。

2004年07月17日(土)

今日の頭音: 「惚れた女はお前だけ だからそろそろ 許してくれ もうしませんから」 (Key=E)

長らくの落ち込みからようやく脱出の兆し。

脱出のきっかけ: 詫びを入れたことと、つのだじろう「怪談」を読んだこと。

その「怪談」に、七夕の織姫/彦星が年に1度しか会えなくなった理由が、2人が色恋にかまけて職務を放棄し、天帝を怒らせたせいだとあった。米国でこの伝説を話して聞かせても誰も2人に同情してくれないような気がしてきた。何で見たのか忘れたけど、かの「フランダースの犬」も本家オランダでは全然知られておらず、あまつさえ主人公のネロは何で自滅同然に死んでいったのか理解できないとまで言われているらしい。オランダで文学が発達しなかったのが何となくわかるような【何か言うたかおれカネゴン】。

2004年07月16日(金)

今日の頭音: 「Lovers and Strangers」The Flying Lizards (Key=Ab)

明け方早く目が醒める。

神社の若奥様より暑中見舞い代わりに魔除をいただく【わしにも効くぞえおれカネゴン】。ありがたいことです。

2004年07月15日(木)

今日の頭音: 「変革(Changes)」Yes(Key=C#m)

「やむにやまれぬ自分の行為を、せめて自分だけは許容しよう」(©色川武大)プロジェクトが挫折中【はっきり言えぬおれカネゴン】。

怪人122面相(from hiraxさん)。中に7つ8つ、どきりとするぐらいカネゴンに似ているものがある。顔もさることながら体つきおよびそこから滲み出る思想が【やむにやまれずおれカネゴン】。

最近ほんのりと思うのだけど、ギリシャ文化ってそんなに無条件にいいものだったのだろうか。日本人が一人残らず一休さんに呪われているように、実は自分たちは一人残らずギリシャ文化に呪われているだけだったりしたらどうしよう【呪縛と間違えおれカネゴン】。

身の危険。もしかしてテレパシーの狙いが逸れた可能性も。

まったくの他人事としてカネゴンを外から見たら、いったいどんな風に見えてしまっているのだろう【知らない方がおれカネゴン】。

2004年07月14日(水)

今日の頭音: 「さくらんぼ」または毒男板のテーマ(Key=G)

またズボンのボタンが飛ぶ。安全ピンで応急措置。

2004年07月13日(火)

今日の頭音: 「リボンの騎士」冨田勲(Key=Em)

昨日見つけた本田成親エッセイをちびちび読む。

とりあえずメモ: 各種辞書とその中にあったアメリカ地理辞典。カネゴンとしては、「どこそこの州はこんなステレオタイプで見られている(住民が全員ケチ、など)」みたいなのを一気に集めたのを探しているのだけど、どうもうまく見つからない。

先日、代々木のスタジオで練習しているときに、そのスタジオのあるビルがあの傷だらけの天使で修(ショーケン)と亨(水谷豊)が屋上で暮らしていたビルであることを教わる(情報源:深夜TV)。代々木と原宿の間にあるらしいとの話は見聞きしていたのだけど、突然こんなところで出会うとは。

今になって自分の日記を少し読み返すと、「てにおは」や句読点のミス、圧縮しすぎて自分でもわけわからない箇所などが目につく。

「てにをは」の間違いでした。ご指摘すみません【ジョークでないとはおれカネゴン】。

2004年07月12日(月)

今日の頭音: 「We are the World」(Key=Eb)

生まれて初めて参院選に投票【彗星並とはおれカネゴン】。

今、真面目にスパイ学校を創設するとしたら、どんなカリキュラムになるだろう。

一時は仕事でよくお世話になった(泣かされた)Shiva社のLANRoverというラック式リモートアクセスサーバーは、案の定VPNに押されてか製造中止になっていた。昨今はむしろこういう装置の方が需要がありそうだけど、値段が当時のLANRoverと大差なかったりする。

マセマティック放浪記。数学とは特に関係なさそうだけど恐ろしく読みごたえがある【ほくほくするとはおれカネゴン】。と思ったら、著書(これこれも)がこれまたえらく面白そうなので即注文【一線越えたおれカネゴン】。

ついでにこんなエッセイも見つける。まだちょっと読んだだけなのだけど、いわゆる教科書臭くならず、それでいて展開もすっきり筋が通っていてかつ意外性に富み、しかも文章がひれ伏すほどにうまい。その上知識を鼻にかけるところもなく、(題材が科学だろうと何だろうと)常に「根源」を問いかけ、しかも主流から一歩退く姿勢が、何より題材をとことん消化して完全に自分の言葉として説明しきっているあたりが、もう寝てみたいほどかっこいい。おふざけを交えずにこれだけ読ませるとは只者ではない。こんな人がいたことにこれまで気付かなかったとは【よく寝ておったはおれカネゴン】。もうカネゴンは日記を止めてここに直リンしてしまおうか。

2004年07月09日(金)

今日の頭音: 「アスタルエゴ」研ナオコ(Key=Gm)

食欲が落ちていたのはどうやら暑いかららしい。

フィルムを剥く前のスライスチーズを冷蔵庫から取りだし、真中のあたりを指でやや強く押すと、幾何学的というのとはちょっと違う規則的な模様(皺)ができる。もっと強く押せば、フィルムを剥しても皺がそのまま残る。この皺は、気味が悪いほど常に幅が一定なのだけど、指紋のように不規則に分岐したりする。これを説明する数学というのはどこかにないだろうか。算数できんカネゴンには判断つかないのだけど、何となくこのあたりこのあたりにありそうな予感。実は情けないほど簡単だったらどうしよう【それもわからぬおれカネゴン】。

科学者がめったに語らないこと。科学民俗学の確立にカネゴンも賛成いたします。どうやったら単なる雑学と間違われないで済むかがポイントかもしれない【同じものではおれカネゴン】。柳田理科雄にだけはやらせないとか。

2004年07月08日(木)

今日の実音: 「I love you SAYONARA」チェッカーズ(Key=G)

今週のモーニングを読んだら、登場人物が皆恐ろしく忙しそうにしていて憂鬱になる【何でも暗示のおれカネゴン】。

この間knoppixを入れ直した余波で、RandomNoteを再度入れ直そうとしてまたはまる。しかも前回とまったく同じ箇所ではまったにもかかわらず、作業記録がいい加減だったためにまた同じ道をたどるはめに。今度こそ詳細に記録【果して次回はおれカネゴン】。

今回は自分用に、ホームディレクトリでcgiを実行できるようにしようとしたのだけど、httpd.confに ScriptAlias /~*/cgi-bin/ /home/*/public_html/cgi-bin/ と書いたにもかかわらずどうしても有効になってくれない(その時点では、通常の ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/ は正常に動作)。二重引用符などで囲んだりしてもだめ。思い余って ScriptAlias /cgi-bin/ /home/MYDIR/public_html/cgi-bin/ (MYDIRはホームディレクトリ名)と記入したらなぜか通ったので、かっこ悪いけどこのままで使用することに。

何の根拠もないのだけど、いわゆる「気配り」の能力は、暗算能力に関連があるような気がしてならない【珍説再びおれカネゴン】。カネゴンはソロバンを習っていたにもかかわらず2桁の暗算がまともにできず、記憶領域に置いた端から揮発してしまう。子供に暗算を極限まで練習させ、暗算能力が極端に低い/高い子供(暗算能力が高すぎるのはそれはそれで偏りを表していそうなので)をやんわりと社会から除外することが始められたらどうしよう。

CATVで大友克洋の「Memories」をやってたので途中から見る。2話目の途中からだったので、最初浦沢直樹かと思ってしまい、番組表を見てやっとわかった。宮崎駿と互いに切磋琢磨している様子が手に取るようにわかる。こんなプライベートの極みみたいな作品を多くの人手と金をかけて作れるということは、彼にぶら下がって生きている人が如何に多いかを実感させる。エンディングにかかったテクノが何だかえらくよかった(検索したら石野卓球と判明)。

まず最初にbinutils/gcc/ELFを勉強せよ。実はbinutilsはslackwareのインストールのたびに見かけていながらずっと「何だろう?」と思っていた(がそのままになっていた)。アセンブラに毛が生えたようなものなのかと。

最近あちら製のドラマ男組野望の王国を見ていて思ったのだけど【いつになったらおれカネゴン】、劇作家や劇画原作者の心得として「2つの事件を同時に進行させる」というのがあったりするのだろうか。カネゴンが寝ている間にそういうことが世界のどこかの片隅で教えられていたりするのだろうか。これらの話作りに共通しているのが「何が何でも2つ(以上)の事件を同時に引き起こし、同時に進行させる」ということだったりするので。この「マルチスレッドの法則」さえ守れば誰でもそれっぽいものがそこそこ書けたりするのだろうか。逆に梶原一騎や小池一夫は意外にこれをやってなかったりするけど。何にしろ学校で教えられることがあるだけありがたいのかも。

2004年07月07日(水)

今日の頭音: 「Got to be Real」(Key=Gm)

またも息切れしそう。

2004年07月04日(日)

今日の頭音: 「フレンズ」のテーマ(Key=A)

息切れしそう。

先月紹介した「グリゴリの捕縛 あるいは情報時代の憲法について」をやっと読み終る【後から読むとはおれカネゴン】。もしかすると歴史的な論文になる予感。

アメリカ英語背景辞典は、辞典と言いながら読み物としてもめちゃくちゃ面白い。例文の日本語訳が、Newsweekのものが非常に出来がよい(おそらく日本語版から引用)のに、それ以外の文献の日本語訳が今一つこなれておらず、その対比も興味深い。念のためAmazonも【ちゃっかりするとはおれカネゴン】。当分これ読んでます。ただ1995年初版発行だけあって、コンピュータ関連の用語はだいぶ古い。

「経済」の項で、percentとpercentage pointがまったく違うものであることが説明されていた。前者は相対的で後者が絶対的なのだそうで、たとえば年10%のインフレ率が10 percent上昇するということは計11%の上昇を意味するけど、年10%のインフレ率が10 percentage point上昇するということは20%の上昇を意味するのだそうだ。知らなかったら確実につまづきそう【砂利道運転おれカネゴン】。

これの日本語版(日本語の背景を英語で説明した辞典)があってもよさそう。アニメ関係あたりに既にあるかもしれないけど。

「反社会学講座」第24回「今も昔も子供は負担」。

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