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その立花ハジメが一皮向けた瞬間は、2枚目のソロアルバムHmだったとカネゴン信じている【出し抜け野郎のおれカネゴン】。このアルバムは前半はともかく、ラストの4曲だけは仕上がりが別格に素晴らしく、そのうち2曲がカバー(坂本龍一と冨田勲の曲)だったりする。カネゴンの勝手な想像に過ぎないけど、無理して曲を作らなくてもいいと気付いた瞬間さらに力が抜け、逆にいい曲が書けるようになったのではないかと。
その後の快進撃(長くは続かなかったけど)の後、「Replicant J.B」(「Mr.TECHIE&MISS KIPPLE」に収録)で頂点に達する。この曲自体リミックスの産物(当時は恐ろしく高価だったFairlight CMIで制作)にもかかわらず、他人によるリミックスが多数存在していることをカネゴン今頃知り、またしてもヒマラヤ山脈の麓に立ったかのごとく輪廻を感じてしまう【くらくらするとはおれカネゴン】。
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今引用したvintage synth galleryは、この種のサイトとしては別格なぐらいにシンセ写真が美しい。
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結局早退。
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教授の与えたテーマを蹴飛ばして1年間で学位を得る方法。
既に有名みたいだけど、山形大学理学部物質生命化学科 複雑系物質学研究グループには他にも面白そうなものが。
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論文やレポートを書くときの文献リストのスタイルガイド。
この種の文献リストはXML形式で、たとえば<entry lastname="ore" firstname="kanegon" title="aketekure" ...>などのように書き、提出先ごとにスタイルシートを用意しておけば、作成後の作業が物凄く楽になったりしないだろうか。それとも既にそういう規格はあったりするのだろうか【あると思えいおれカネゴン】。
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BSをつけていたら「千のナイフ」の分数コードがピアノの音で聞こえてきたので何かと思ったら坂本龍一のライブだったのでそのまま見る。相変わらずアンディ・ウォホール好きであることを確認。見ているうちに久しぶりにむずむずと人前で演奏したくなってしまった【懲りておらぬかおれカネゴン】。
カネゴンが繭(高校生)の頃に「千のナイフ」の譜面を購入して学校のピアノであれこれピアノで弾いていたことをふと思い出す。当時は坂本龍一に入れ込んでいたあまり、「千のナイフ」のライナーノーツの一言一句まで丸覚えしていたことも思い出す【丸出しさんとはおれカネゴン】。譜面をピアノ室にいつも置いていたところ、ある日あっさり盗まれてしまったことも思い出す【失くしただけではおれカネゴン】。全部覚えた後だからよかったようなものの。うう。
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ジャンプ系にあまり思い入れのないカネゴンはついコミック乱を買ってしまう【ロートル趣味とはおれカネゴン】。職業病か、セリフ(ネーム)の一貫性をついチェックしてしまう。セリフの巧拙が時代劇だとはっきりわかってしまうので怖い。江戸っ子弁がとても上手な漫画家がいて、絵はほのぼのしているけど毎回感心。みなもと太郎「風雲児」や、仕事そっちのけで趣味に走る兄を諌めるかのように淡々と仕事をするとみ新蔵もいい。
どちらが先かは知らないけど、コミック乱と張り合うかのように小池一夫も時代劇マガジン・刃というのを出していてこっちも読んでしまうのだけど【死んでも治らぬおれカネゴン】、小池原作が多すぎて、手柄を独り占めしているように見えるのは損かもしれない。後、横尾忠則の表紙デザインの色使いはあんまりだと思う。