クリムゾンの短縮版ベスト版
クリムゾンに限らず、70年代の曲には間延びしたものが結構多く、ちょいと編集してあげるだけで曲の印象が俄然良くなることがある。Led Zeppelinの"Black Dog"など、実は後半1/3だけでよい。

うんちの世話の隙をついて読んだ「裸の自衛隊イラク派遣版―新聞、テレビじゃ絶対に見られない (別冊宝島)」の末尾に掲載されていた橋爪大三郎の論文が、実に明快かつ優れた内容と文章で、カネゴンびっくりする。カネゴン恥ずかしながら橋爪大三郎という人が何なのかこれっぽっちも知らなかったのだけど、これまで薄らぼんやりとしか考えていなかった憲法第九条だとか自衛隊日米安保などについて、何が問題であり、そのために誰が苦しんでいるのかということが見事に示されていた。カネゴンこれまでこんな立派な論文を読んだことがない【ほとんど読まぬおれカネゴン】。
あの町山さんの編集だけあって(文中の「M編集者」はまぎれもなく町山さん)、「裸の自衛隊」の他の文章ももれなく読ませる。ほとんどの人間は自分でものを考えるより奴隷として外から命令を与えられる方が楽な生き方であることをカネゴンはこの本で学んだ。なお同書はバブル崩壊前の本なので現在とは大分状況が変わってます。

既に皆様お気付きのように、日本語の文法、特に横書きの日本語には相当程度英語の流儀が混じっている。疑問符(?)や感嘆符(!)など、最初から日本語だと思い込んでいる世代もあるかもしれないし、見出し語の後ろにコロンを置くなど、今や誰も疑問に思わないだろう。%や&、#などの記号やスラッシュ(/)の使用もすっかり定着している感がある。ダッシュ('―'の方)はまだ多少居心地の悪い感があるようだけど、日本語の縦書きにも縦棒というものがあるせいか、英語からの翻訳文で無自覚に残されてしまっていてもまだ何とか読める。
その中で、セミコロン(;)だけは頑固に日本語への導入が拒まれている。機能上の問題というより、縦書きにしたときにどうにもキマラナイというささいなレベルでつっかかっているのではないかと(続く)。

ここ一年というもの、自宅のPCのマウスが異常に使いにくくなっていたのだけど、この度もらいもののマウスと交換したら嘘のように軽快な動作に戻った。どうやら元のLogitec 3ボタンマウスのボタンが老朽化に伴ってチャタリングが発生し、そのために1クリックがダブルクリックやマルチクリックになってしまっていたと推測【一年ほっとくおれカネゴン】。