この4コマがすごい! 『恋愛ラボ』5巻はニヨニヨしますね

恋愛ラボ』の5巻が発売されました。ストーリー4コマで方向性もキャラクターも歪むことなく順調に続いているというのは単純に凄いことです。4巻ラストではついにリコの恋愛奥手がバレましたが、5巻ではその枷がハズれてさらに面白くなっています。なによりもどいつもこいつもスズも可愛すぎるんですけどね。

恋愛ラボ 5 (まんがタイムコミックス)

恋愛ラボ 5 (まんがタイムコミックス)

どうしてもストーリー4コマというのは話がループしたり、キャラクターがゲシュタルト崩壊したり、だんだん飽きてくるケースが多いんですが恋愛ラボでは新キャラクター、過去の話、人間関係の進展などで飽きずに読むことができます。


ところで5巻で一番輝いているのは誰かご存じでしょうか。そう、エノ兄です。エノ兄といえば変態の代名詞とか気の毒な人としてお馴染みですが、そのエノ兄が今回カッコいいんですよ! やった!
今回は特別編としてエノのお話が収録されています。車酔いが酷いエノですが自分の家の車では酔わないという設定が明かされました。どうして自分の家の車だと酔わないかというと…。
幼女エノは車に弱く、別荘に行くのも嫌がります。エノ兄に「置いていけ」と言われれば怒り、「俺がいかない」と言うと泣きながら抱きつきます

もうさぁ、このお兄ちゃんが大好きなエノが可愛くてしょうがない。俺の妹が(以下略)
母親と父親の会話の中でエノの車酔いの原因は「車酔いをするという自己暗示」であることが分かります。そこでついに、エノ兄が立ち上がります! 幼女エノを夜中にガレージに連れ出し、こう言います。

「だからこのガレージに魔法をかけてやる。ここにある車ならお前は絶対に酔わないように。」


中二病のエノ兄カッコいい。婿にしたい。そして…。

あの結子が一度も気持ち悪いって泣かなかったもの(以下略)結子がずっとありがとうって言ってたけど、兄様なにかしたの?
「知らないよ」

幼女エノのトラウマを取り払っても何も誇らない、正体も明かさないエノ兄。カッコいいよ、エノ兄…。そして、冒頭で書いたとおりエノは自分の家の車では酔わないようになりました。だけど、自分の家の車では酔わない理由を覚えてないエノ。どうしてかを尋ねられると「魔法みたいでしょ」と答えます。エノも可愛い。
と、カッコいいエノ兄で終わるかと思いきやいい話では終わりません。巻末に掲載されている「エノ兄VSサヨ」 おそらくこの巻で一番面白いエピソードです。そこでもエノ兄が大活躍!!


5巻では特別編が2本掲載されていまして、1本目が前述したエノ兄大活躍の「魔法使いの妹」そして、もう1本はサヨと彼氏様(あえて彼氏様とお呼びしましょう。)の馴れ初めをフィーチャーした『特別編(サヨちゃん可愛いよチュッチュしたいよ ※タイトルがないので私がつけました)』となっています。
この短編はサヨファンにはたまらない内容になっていますが中学生の頃もなにも変わらないサヨが素敵すぎるわけで。ちなみに、スズに本編で胸がない要員に数えられている変わらなさも素敵です。
サエが中学で転校した直後の話ですが、名門高校から転校したことやサヨの性格からくるヤッカミを全て毒舌と正論でぶった切っていくサエ無双を行なっていきます。ちなみに、彼氏様との馴れ初めは…。

スカートに顔面を突っ込まれるというバイオハザードロマンティック。そして、このサヨの反応が可愛すぎるんですよ。

くっはー! サエ大好きッ子じゃない私でもサエが大好きになりますよ。鉄仮面の下は普通の女の子なんですよね。で、この罰にサエは慰謝料としておやつを要求します。すげー可愛いんですよねおやつ程度の要求って。このピュアピュアハートのサヨさん可愛いです。今なら現金要求してるよね!
そして、話はエノ兄VSサヨに戻ります。サヨに苦手意識を持っているエノ兄はサヨの顔を見ただけでベラベラ喋るわけですが、この台詞がカッコ悪すぎる。そして俺たちの代弁者すぎる件について。

うわっ、サヨリだ帰れ! 口を開くな!俺に現実をつきつけるのはやめてください。お前の彼氏ほど生粋のMじゃないんで傷つきやすいんです!
スカートダイブ後にボコられたのが馴れ初めって何!? ちょっとご褒美多すぎるだろ羨ましくなんてないからな! ただスカートに頭を突っ込むってのはなかなかのロマン


と言い、殴られます。やっぱりエノ兄カッコいい…。

このダメ人間な兄に対しても冷たくできないブラコンエノ可愛いです。可愛すぎます。もうエノ×兄ルートで私はいいです。アノ兄もなにやら目覚めているようです。素敵です。


意図せずに特別編2本を取り上げたサヨ&エノ兄特集になってしまいましたが、本編も非常に面白いです。。恋愛面以上にコメディ面で充実してるのが個人的に良かったです。リコの弟スターダストレンくんのフィーチャーも見逃せません。
今最もニマニマできる恋愛4コマ漫画は間違いなく恋愛ラボでしょう。さぁ、俺たちの恋愛はこれからだ!!

宮原るり『恋愛ラボ』5巻サイン会レポート(ジュンク堂書店新宿店)

去年の1月に開催された恋愛ラボサイン会以来の宮原るりさんのサイン会。前回は何故参加しなかったのか記憶にないですが、今回はしっかり整理券をゲットして行ってきました。
整理券確保は結構楽だった印象がありますが、開始30分足らずでなくなったとか色々とパねぇ状況で取るのに苦労した人もいた模様。これ以上メジャーになってしまうと相当不安な領域になりますね。某ひだまり作者みたいにはならないでください(知名度的な意味で)。

サイン会は14時に開始し、終了したのが18時30分、その間休憩なし。お疲れ様でした以外の言葉が見つかりません。100人近くの参加者がいる中で全員のリクエストに答えた宮原先生パねぇです。
今回は比較的リクエストがバラけていたようですが、意外と多かったのが幼女スズ、先生のようです。あとは普通にメインキャラ。残念ながらスターダストレンくんはいなかったようです。
私は色々と悩んだ結果、スズをリクエスト。通常スズではなくおでかけオシャレモードのスズです。このリクエストを120%考慮してくれた画を宮原先生は描いてくれました。ありがとうございます!

このスズは可愛すぎだろ…。マジで可愛いと思います。本気で可愛いですね!
幼女エノも悩みましたが、また次の機会にします。長時間のサイン会にもかかわらずまったくテンションは下がっていませんでした。私はエノ兄の魅力を語ったり、幼女の話をしたりしました。やったね。