ランタス注ソロスターについて


アベンティスのMRが来ました。

ランタス注ソロスターへの期待

ランタスオプチクリックの操作性の悪さはかなり有名で、それが理由でランタスを処方しなかった例もあるほどです。
しかし、このソロスターの発売によりその懸念が100%解消されます。

薬価は?

薬価はオプチクリックに比べ600〜700円ほど割高ですが、オプチクリックは残量が20単位まで減ると、構造上それ以上は使えませんでした。しかし、ソロスターはその点を改良し、最後の1単位まで使いきれます。この毎回20単位分を無駄にしていたことを考えれば、単純な薬価だけでは差が生じても、総合的にはそれほど大きく変わらないといえます。

オプチペンは?

オプチペンに関しては、病院で回収するそうです。
ちなみに最近ではフレックスペン等の登場で持ち運びも便利になった分、外出先等での不法投棄(?)が問題になっているそうです。注射器本体のみどころか、使用後の注射針を捨てていく患者さんもいるようで、医療機器回収に対する医療機関の積極的な介入も問われています。

レベミルは?

レベミルはランタスと同じ持続型をアピールしていますが、レベミルにはピークがあり、また24時間持続しないことも試験的に証明されています。結局、N注と同じということです。
ピークがあるということは低血糖のリスクがあり、24時間持続しないということは1日2回打たなければならないということです。

その点、ランタスは全くピークがなく、24時間持続することがわかっています。

結局、レベミルはランタスがオプチペンでもたもたしてる間にうまく発売できただけの存在で、今回のソロスター発売によって必要なくなると考えている方もいるようです。