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2010-08-29

客に選択肢を!キャリア至上主義を打ち砕け!

日本通信からiPhone4向けのb-microTalkingSIMが発売になった。

といっても、SoftbankiPhone4ではなく海外のSIMフリー向けだが。

 

これの発売に際して、日本通信の社長 三田聖二(さんだせいじ)氏 のインタビュー記事を読んで、私はワクワクしたのだ。

そのワクワク部分は次の内容だ。

例えば、メーカーがAndroid端末を日本で発売したいとしても、今まではまずロックのかかっていない普通のSIMがないんです。うちがU300などを出してきて、やっと普通のSIMが出てきたということに気付いてくれれば、Androidのメーカーさんが独自に端末を出してくるかもしれない。

現在、携帯電話を買うときは、まずどのキャリアで使うかを考え、そのキャリアのショップに行く。

またはどうしても欲しい端末があれば、それが使えるキャリアにするしかない。

好きな端末と、好きなサービスが同じキャリアにあれば問題ないが、別々だったらどちらかを優先し妥協するしかないのが現状だ。

iPhoneがそうだが、端末はiPhoneを使いたいのにサービスはDoCoMoが使えない。

しかし、日本通信から端末に関係なくSIMを選ぶことが出来れば、ユーザーの選択肢は広がる。

 

私はSoftbankのX06HTが手に入らないことで、海外品のhtcDesireを手に入れた。

そして日本通信のU300というSIMで運用している。

こういう使い方は今のところ一般的ではない。

しかし総務省が主導でSIMロック解除に向けた流れを作りつつある。

ユーザーとして選択肢が増えることは誠にありがたい。

 

そしてこれは携帯端末メーカーとしてもいい方向に向いていると思う。

日本の携帯電話は海外ではほとんど使われない。

世界的な携帯電話のシェアNo.1はSAMSUNGだ。

日本のメーカーは質や機能では負けていないと思うが、どうしても世界に出て行けない。

これが「キャリア至上主義」の悪影響だ。

キャリアがサービスを決めてしまっているので、それに対応した機能を持たせなければならず、これがどんどん世界標準携帯電話から離れていくわけだ。

 

だがSIMフリーが基本になれば、端末メーカーは世界標準規格でハードを作れる。

当然海外でも使えるわけなので、言語のローカライズさえすれば輸出できる。

市場が日本国内だけから、世界へ広がるのだ。

いらない機能を省けることと、市場が広がる量産効果で、端末のコストも下がる可能性がある。

ユーザーにとっても嬉しい限りだ。

 

私の言っていることは間違いではないと思う。

その理由として、デジタルカメラに置ける世界シェアを見ればいいと思う。

デジタルカメラの世界は規格がほぼ統一されているからだ。

ネットで調べると分かるが、世界シェアのトップ3は次の通り

 1)キャノン

 2)ソニー

 3)ニコン

その後に、サムスンコダックが続く。

 

デジカメは実生活に不可欠ではない。

だが携帯電話はもはや不可欠なアイテムとなった。

日本製品の海外市場参入のためにも、SIMフリー化に進んで欲しい。

 

まぁ、逆に海外製品が入り込む隙にもなるのは事実だが……(苦笑

2010-08-19

死にかけのセミから「何のために生まれてくるのか」を哲学してしまった

今朝会社に行くとき、歩道橋の階段でセミを踏みそうになりました。

 

ひっくり返って足をもぞもぞ動かしていたので、そろそろ寿命だったのでしょう。

しかしこのまま放置すると別の人に踏まれると思い、拾い上げて、歩道橋の上から茂みに向かって投げました。

するとそのまま飛んでいってしまいました。

……まだ元気じゃん!

ちなみに、メスでした。

 

セミは地上で、子孫繁栄のための2週間を送るために、8年間地中に潜っています。

そんなことを考えながら歩いていたら『人間だって何のために生まれてきたんだろう?』なんて疑問が浮かんできてしまいました。

哲学的というより、本当に子供みたいなことをですが。

 

そもそも生命なんて、地球創造後に偶然誕生したアミノ酸から始まった。

アミノ酸の合成は地上で起こった自然現象の産物だ。

そのアミノ酸がいくつかくっついて、有機的な活動をするようになって、単細胞生物になって、新陳代謝をするようになった結果でしょう。

新陳代謝で古い細胞から新しい細胞を生み出せるようになったとき「アレ?オレ、増えられるんじゃね?」と気づいた単細胞は、初めて増殖という手段を覚え、種を増やすという行為に目覚めた。

それは多細胞生物になっても受け継がれ、種の繁栄は本能よりも深いレベルで遺伝子に組み込まれたんだろう。

それは使命と言っても良い。

 

だから人が生まれてくるのは、アミノ酸が合成されたと同じくらいの自然現象だと言える(無理矢理だが)。

自然現象に理由を求めても仕方がない。

『何のために生まれてくるのか?』ではなく『生まれた物は仕方ない』なのだ。

 

今ここにいること……

それを認めた上で、何が出来るか?なんだろうなぁ。

 

 

2010-08-17

日本通信のtalkingSIMに思いをはせる

私は日本通信b-mobile U300というSIMカードを持っている。

通信電池というキャッチの通り、チャージ期間だけ通信出来るデータ通信の契約だ。

もちろん、データ通信専用のSIMなので通話はできない。

だが、これに通話を載せた商品が発売になった。

 

それが『talking SIM』だ。

http://www.bmobile.ne.jp/sim_t/index.html

 

定額データ通信+音声通話。

最大25分の無料通話がついて、月額基本料3,960円。

しかも、契約の2年縛りなどはありません。

もちろんデータ通信は定額使い放題です。

 

通話をほとんどしない端末ならこれで十分かもしれない。

もちろん、データ通信速度はU300と同じなので、ストリーミングなどの用途には使えない。

しかし私が着目したのは「通話が出来る」というところだ。

 

先日あたりから2chまとめサイトで「SBM電波が悪すぎる」という話題が取りざたされている。

私は先日SBMユーザーになったばかりだ。

もちろんSBMの山間部での電波の入りの悪さは知っている。

それもそのはずで、DoCoMoAUに対し、SBMだけが800Mhz帯の通信が出来ないからだ。

今の携帯電話の基本となっている2Ghz帯は高速通信には向いているが、その特性上、電波は飛ばないし、吸収されやすく、回折しにくいため山の裏などに届かない。

もし、2Ghz帯だけを使ってDoCoMo並のエリアカバーを行おうとしたら、いったいどれだけの基地局が必要になるか?

その分、通話料に上乗せされる。

SBMは山間部のカバーをあきらめることで、価格を安くすると言う道を選択したのだ。

携帯電話を持つユーザーが、都市部に集中しているという事実をみれば、当然の判断であろう。

 

話をもどしてtalking SIMだ。

日本通信DoCoMoの回線を借りてこのサービスを行っている。

その売りはもちろん「カバーエリアの広いDoCoMoの回線」である。

だったら、このSIMを使えば山間部でも通話が出来るのではないか!

……そう考えたくもなる。

 

だがこれは間違い。

DoCoMoの広いサービスエリアは2GHz+800Mhzによって成り立っている。

だがb-mobileSIMFOMAを利用するので2Ghzオンリーなのだ。

DoCoMoの提供するFOMAプラスエリアについては(http://ja.wikipedia.org/wiki/FOMA%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2)こちらを参照。

つまりこれを購入したからと言って山間部で劇的な改善が見られると言うことはなさそうだ。

コメント欄よりの情報で確認したところ、日本通信twitterにて『対応端末ならば800Mhzも使える』と発言がありました。

ただ、私が持っているSIMロック解除したSBM端末ではやっぱりダメなんですけどね(汗

 

その前に、私は山暮らしをしていないし、最近はドライブも行かないので、山間部での通話を気にする必要はなさそうだ。

2010-08-12

マーケティング頭脳付き自動販売機の維持費は売り上げ増で補えるか?

きっかけは、この記事を目にしたことだった。

 

マーケティング頭脳”付き自販機、品川駅にお目見え 47インチタッチパネルで操作

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/10/news080.html

 

記事内容を簡単に説明すると『購入者の特徴を捉え、最適な商品をサジェストする機能を備えた自動販売機』だ。

もちろんそれだけではなく、センターとWiMaxでつながっているので、状況に応じてディスプレイを変更したり、広告を流したりも出来る。

デジタルサイネージ機能を持ち合わせた自動販売機だ。

売り切れの商品は表示しないようにすることも出来るらしい。

f:id:haduking:20100812140620j:image

実際に見てみると、ディスプレイ上部のカメラが購入者の性別を見分ける。

ディスプレイには商品の写真が写っているが、ここに『おすすめ!』の吹き出しがいくつか出る。

このおすすめ項目が人によって違うのだ。

しばらく見ていると、女性には『爽健美茶』がおすすめされることが多く、男性の場合は私服なら『コーラ』が、ネクタイをしているビジネスマンには『おいしい水』がおすすめされていた。

どうやら性別だけでなく、ある程度の服装も見ているようだ。

これは面白い。

f:id:haduking:20100812140646j:image

 男性には「水」「コーヒー」がおすすめされている

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 女性には「お茶」がおすすめのようだ

たぶん、価格などもセンターから操作できるはずだ。

例えば『タイムセール!コカコーラ、今なら100円!』とか『2本購入者は10円引き』なども出来るはずだ。

そして人が周囲にいない間は省電力モードにするなど、考えるといろいろ夢が広がる。

 

ただ一つ気になるのは、こんな効果で維持費がかかりそうな自動販売機を導入することで、売り上げが減ったりはしないだろうか?

マーケティング頭脳で増益になる分でまかなえるのだろうかと言うことである。

まぁ、私が心配することではないんだけどね。

 

逆に私からのアイデアが1つある。

WiMaxを使っていると言うことは、ここをHotSpotにすることも可能と言うことだ。

子供たちは最近マクドナルドに入り浸ってwifiを使っている。

もしこの自動販売機の周囲を子供たちの集まるスペースに出来たら……?

少しは売り上げが伸びる気がする。

2010-08-09

MicroSIM予約開始、日本の携帯事情を考えた

日本通信がMicroSIMの販売を予定しているらしい。

https://ssl.bmobile.ne.jp/contact/microsim_info.php

 

と言われても何のことかわからない人もいるかもしれないので少し説明する。

 

今使われている携帯電話のほとんどにはSIMという通信用のICチップが刺さっている。

これには顧客の電話番号などが尊くされており、このSIMを入れ替えることで別の電話機でも同じ番号を使えるのだ。

もちろん携帯キャリアは、このような使い方を推奨しているわけではない。

唯一推奨していた国内キャリアはWILLCOMだけである。

また基本的にDoCoMoSIMならFOMA端末でしか使えず、SoftbankSIMならiPhoneを除く同社の3G携帯だ。

iPhoneだけは特殊で、独自のSIM(通称「黒SIM」)を使用している。

さらに最近発売されたiPhone4では、サイズが半分以下のMicroSIMが採用され、通常のSIMは物理的に入らない。

これが携帯電話SIMの実状である。

 

さて表題に戻って『日本通信がMicroSIMの販売を予定している』というのはどういう意味を持つのであろうか?

そもそも『日本通信って何?』という人も多いと思う。

 

日本通信b-mobileというサービスをしている日本の通信事業者だが、独自の通信施設を持たず、NTTからFOMA回線を借りてサービスをしている。

これをMVNO(Mobile Virtual Network Operator)という。

「仮想移動体サービス事業者」とも言われる。

日本通信の場合、FOMAの回線を借りてユーザーにサービスをしているので、日本国内におけるカバー率はかなり広い。

ただしIモードには接続出来ない。

あくまでもインターネットに接続するまでのサービスだ。

そして安くサービスを提供するために、回線速度を300kbpsに抑えたり、ストリーミングなどの連続パケットは遮断されたりといった制限を受ける。

この速度でも携帯端末でネットを見るだけなら全く問題ない。

そして最近発表された新サービスとして「音声通話サービス」も用意される。

まさに普通の携帯電話として使えるようになる。

 

しかしFOMAの回線を使うと言うことはDoCoMoの端末でしか基本的には使えず、DoCoMoの端末にはMicroSIMが必要な者は存在しない。

これはどうしたことか?

どの端末で使えばいいのか?

 

答えは簡単で、iPhone4で使うためのSIMだ。

 

SoftbankSIMしか使えなくして(SIMロックされて)いるのは、日本国内で販売されるiPhone4だ。

しかし最近は海外のSIMフリー版も流通している。

またSIMロックを解除する方法もネットで公開されている。

これに目をつけたサービスと言うことだ。

 

現在は専用ページで予約を受け付けているだけだが、これによって需要を調べているのだと思われる。

Softbankのサービスで不満を感じていない人ならばこれを使う必要はない。

だが活動圏がSoftbankの圏外になる人にはFOMAの広いサービスエリアは魅力的であろう。

 

今回はMicroSIM版の話をしたが、もちろん通常SIMのサービスも行われる。

政府SIMフリー化を進めさせようとしている流れに乗って、携帯電話事業も新たな流れが来るのかも知れない。

 

ちなみに私もb-mobile U300を使ってSIMフリー化したSoftbankのXシリーズで使っている一人であった。