Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

NIGHT OF THE LIVING DEAD (1968)

ジョージ・A・ロメロが撮ったゾンビ映画で「ロメロ三部作」というものがあると最近知った。1968年の「NIGHT OF THE LIVING DEAD」、1978年の「Dawn of the Dead」、1985年「DAY OF THE DEAD」をロメロ三部作と言うそうだ。原題でみるときっちり三部作っぽい感じだけど、邦題で並べてみると「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「ゾンビ」「死霊のえじき」…って全然三部作っぽくない名前じゃん! 個人的には原題の方がかっこいいと思うんですが…
前フリが長くなったけど、最近ゾンビ映画づいてるオイドン。ビデオで「NIGHT OF THE LIVING DEAD 」を鑑賞。白黒映画なので正直「ゾンビ」ほど怖くない(白黒でもヒッチコックの「サイコ」はスゲー怖かったけど)。また字幕もなんだかいいかげんで、明朝体でみにくく、セリフと字幕がづれていることもしばしば。なので、せっかくのいい場面も字幕のせいで、ちょっとしらけてしまうことも。
観ていて思ったのが、1978年の「Dawn of the Dead」っと共通点が多いところ。「がんばる黒人」「武器の発見」「テレビの実況」「トラック」「チェックシャツを着た民兵」「子供ゾンビに襲われる」というファクターはそっくり。勝手な推測だけど、ロメロは「NIGHT OF THE LIVING DEAD」を撮影した後「あの場面はこうしたかったなぁ〜」と日々悶々と思っていて「ゾンビ」を撮影する時に、前作でやりたかったものを再度描いたんじゃないだろうか? 今度は「DAY OF THE DEAD」とこと「死霊のえじき」を観る予定なので、似たファクターがあるか楽しみ。関係ないけど「宇宙からの特殊放射のでゾンビが〜」という部分は「バタリアン」とよく似ている。バタリアンDVDの特典映像で監督が「バタリアンNIGHT OF THE LIVING DEADへのオマージュ」みたいな発言をしていたが、本作を見て納得(「バタリアン」の原題も「Return of the Living Dead」だしね)。
詳しく調べてないけど、この作品は制作費11万ドル、週末を利用して有志で作ったらしい。1968年の11万ドルが、現在いったいどれぐらいの貨幣価値なのかわからないが、週末を利用して製作するぐらいなので、間違いなく低予算なのだろう。
「ゾンビ」と違って、ラストのオチが衝撃的な作品。ストーリーの起承転結がちょっと眠いですが、ゾンビ映画の古典として必見です(古典ゆえに「どっかでみたような感じが…」的なものがありますが)。
勝手に映画評価★★★☆☆(星3つ DVDでもう一度みたい)
※参考
・映画版『バイオハザード』からロメロが降板するまで
ここをみると最近のロメロは駄目人間のようです。
・書籍 ゾンビ
Dawn of the Dead」のノベライズ。最初にプエルトリコ人のビルになぜSWATが突っ込むかなど、映画で「?」だったディテールが判明するらしい。ちょっと読みたい。
・ゾンビ映画を語ろう!!パート172ちゃんねる
みんなゾンビ映画が大すき!
・ゾンビ手帖
ゾンビ映画のポータルサイト? ついていけない情報量!

今日の日記

朝から調子が悪く頭痛三昧。なんとか会社にいって薬を飲むがよくならず、早退。その後薬が効いてきて、新宿のビックカメラでDVDドライブを物色。玄人志向NASが15Kで売っていたので買いそうになる。買っちゃおうかなぁ。渋谷にいってマインドゲームを鑑賞。つまんなくてびっくり。その後、飯田橋にいって腐氏借りていたものを返す。今まで貸してくれてありがとう。感謝の印にお古のバーストの死体映像付DVDをあげる。感想聞かせてね。
その後「死霊のえじき」を鑑賞