アジャイルカンファレンスへ行く方法
先日 Agile2012 に参加したことで、アジャイルカンファレンスへ行くための具体的な方法や金額などについて質問を受けることが増えてきましたので、ここで必要な情報をギュッとまとめてみようと思います。
1.必要なタスクのリスト
具体的には、以下の手続きが必要になります。
(1)パスポートの取得
(2)海外で扱えるクレジットカードの取得
VISA や MasterCard を入手しましょう。
(3)アジャイルカンファレンスの参加申し込み
時期になると、公式サイトで参加登録の受付が開始されますので、画面の案内に従って入力しましょう。
(4)ホテルの予約
(5)飛行機のチケットの予約
- Expedia で予約すると便利です。
(6)ESTA の申請
アメリカ入国の際に手続きが必要です。コチラで申請を行い、申請内容をプリントアウトしておきます。
(7)持っていく荷物の準備(後述)
2.費用
下記の他にタクシーやお土産代なども勘案すると、トータルで60万円前後かかります。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
アジャイルカンファレンスの参加費用 | 2000ドル | 原則、朝昼晩の食事が付きます |
ホテル | 約10万円 | 7泊8日で換算 |
飛行機のチケット | 約25万円 | お盆の時期の価格です |
ESTA | 14ドル |
3.持っていく荷物の準備
基本的には、藤原大さんの『世界の技術カンファレンスへ飛び立つために必要な準備まとめ』を見ていただければOKです。この他に必要になるものを、以下にまとめます。
(1)入れ物系
- スーツケース (後述)
- 機内持込用バッグ (後述)
(2)備品
- パスポート
- パスポートのコピー (あると無難です)
- パスポートケース
- 財布
- ドル (トラベレックスなどで、円をドルに両替しておきましょう)
- 地球の歩き方 (バイブル!)
- ESTA の書類
- 飛行機の予約書類
- ホテルの予約書類
- PC 類(後述)
(3)アメニティ系
- 薬 (必要な場合)
- 歯磨きセット (ホテルにはありません!)
- 綿棒 (ホテルにはありません!)
ちなみに、ハンドタオル・バスタオル・石鹸・シャンプー・リンス・ドライヤー・アイロン・ハンガーは、ホテルに用意されているので持込不要です。
◆スーツケース
衣類や帰りのお土産などを入れるのに必要です。空港などで結構乱暴に扱われること、また空港の管理官が中身をチェックすることがあるため、PC 類や財布を入れるのは NG です。
滞在期間が1週間を超える場合は、Lサイズ(大型、80〜105L)にした方が無難です。(お土産などが結構バカになりません)
ちなみに、重量が23キロを超えると、飛行機持ち込み時に追加費用を請求されるので注意が必要です。
参考までに、私が購入したスーツケースの情報を以下にまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
型番号 | SP-0624-74 |
材質 | ポリカーボネイト |
外寸 | 73.5 cm × 54 cm × 32 cm |
総外寸 | 80 cm × 57 cm × 32 cm |
重量 | 6.0 Kg |
容量 | 100 L |
TSA ロック | Sub Shell Lock |
価格 | \22,000 @ヨドバシカメラ |
TSA ロックは、あった方が無難です。
◆機内持込用バッグ
ちなみにサイズの基準は以下の通りです。
100席以上 | 45 cm × 35 cm × 20 cm |
100席未満 | 50 cm × 40 cm × 30 cm |
重量 | 10 Kg 以内 |
今回、写真のバッグ(左)をヨドバシカメラで6,660円で購入し、以下のものを入れましたが、サイズ・重量ともに問題なしでした。
◆PC 類
ノート PC については、アダプターが 110V に対応しているかを確認して下さい(アメリカは 110V です)。「100〜240V」のような記述をされていればOKです。もし対応していなければ、変圧器を用意しましょう。
また、iPhone&iPad は、充電器が 100〜240V に対応しているため、そのままアメリカでも使えます。
また、カンファレンス会場およびホテルには無料の無線 LAN が用意されていますが、結構頻繁に切断されるため、海外用の Wi-Fi ルータをレンタルしても良いかも知れません。
上記は、実際にカンファレンスに行く前に書き溜めて、行く間際まで何度もチェックしていたものです。上記の内容で何とかなったので、皆さんもきっと何とかなるはず!w
もし質問事項などがございましたら、コメントをいただければ回答させていただきますです。