THE HIRO Says

2017-08-10

【Agile2017参加レポート】でもやるんだよ! by Spotify

今年も、アメリカで開催されている Agile2017 に参加しています。

3日目に開催された Spotifyセッション『You can do better than the Spotify Model』がちょっと興味深かったのでチラ裏します。



スピーカー

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Joakim Sunden さん

『カンバン仕事術』の著者です。聞き間違えていなければ、2年ほど前にストックホルムからアメリカに移住し、Spotify入社したとのことです。


アジャイルサムライ』の Jonathan Rasmusson さんといい、『リーン開発の現場』の Henrik Kniberg さんといい、Spotify入社するアジャイルコーチが多い印象。

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−



概要

下記の動画で紹介されている、Spotify の成功モデル(「The Spotify Model」)。これが近年うまく機能しないケースが出てきたので、どうやって1つ1つ課題を解決していっているかのお話でした。

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実際に起きている課題

  • TDD をやらなくなった
  • タスクボードを使わなくなった
  • R&D 部門以外ではアジャイルを使わなくなった

などなど。

急激に会社が成長し、ここ4年で1,600名ほど社員が増えており、その人たちのケアがあまり行き届いていないとのことでした。



解決

基本は、下記の書式で解決するとのことです。

The Spotify Model + ? = Profit

ポイントは以下の通り。

  • 課題のコンテキストはそれぞれ違うので、それぞれに応じた解決策を考え抜いて適用する。
  • 解決策のベースとして、「The Spotify Model」を活用する。
  • 必ず Profit(利益)につなげる。
  • これらを実現するために、「Autonomy」(自立性・自律性)を重視する。

結局のところ、「でもやるんだよ!」と言っているのと同じなことが、ちょっと面白かったですw

一方で、共通のベースに基づきながらも自分たちで徹底して考え抜いて、必ず利益につなげろ!という点は、自分のアジャイル観にもあっていて、共感するものでした。



結論

売上・利益にまで繋げてこそ「アジャイル」だということは、改めて強調したいです。

日本だと、未だに「アジャイル開発」と呼ばれることが多く、開発チーム内だけの改善活動として矮小化されがちな印象を持っています。しかし、ビジネスに貢献するものでなければ、企業にとって採用するメリットはない。企業がメリットを感じられるものを実現すべきで、それが「アジャイル」。そのことに改めて気付かせてくれたという意味では、価値のあるセッションでした。


来年も Agile2018 が開催されます。上記のような経験、あなたもしてみませんか?

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