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2012-10-27 第一日目

メキシコニューヨーク旅行記

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狂気と陽気の渦巻くラテンアメリカ神話と現実が混じり合う魔術的リアリズムの国――メキシコで個人的に思い出すのはアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『サンタ・サングレ/聖なる血』(原題:Santa Sangre)です。学生時代にはとくにかく大量に映画を見たものでしたが、これ以上にグロテスクで美しい映像と物語は存在しませんでしたね。思えばあの時からずっとメキシコに行ってみたかった・・・というわけでもないんですが、とにかくメキシコ旅行記を書きたいと思います。
1週間ほどの旅行で、飛行機の乗り換えの時間と場所を調整して帰りはニューヨークに一泊する予定、といっても実はこの文章を書いている今は、すでに帰国してから一月近くたっています。途中で体調を崩してふらふらしていたこともあって、けっこう忘れてるかもしれないですが、そんな状況も含めて有意義な旅行であったのは確かです。

メキシコのオバケよ、これが日本のお菓子だ

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これはメキシコへと持って行くため集めた極上のお菓子たち。『きのこの山たけのこの里』『ハッピーターン』『うまい棒』『WONKAウォンチョコレート』旅行期間にはハロウィンも含まれているので日墨の交流を深めまくるのです。
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アメリカダラス経由でメキシコシティへ向かいます。ダラスは乗り継ぎだけなので空港内から出ることはないのですが、アメリカの入国審査は少し厳しく、靴まで脱がされました。
飛行機がメキシコへ立つまでまだ時間があったので、ハンバーガーを食べることにしました。巨大な肉とバンズを渡され、トマトレタスピクルスといったトッピングは自分で自由に加えて良いという豪快なアメリカンスタイル、つまりは正当なハンバーガー。テリーマンみたいに格好良く食べたいところです。
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誰か箸をくれ。
弁当化してしまいかぶりつくのが大変でしたが、お腹はふくれました。というか大すぎ。本当は旅の最後にニューヨークで本場のハンバーガーを食べる予定だったのでいくつかお店をピックアップしていたのですが・・・。まあいいか。

メキシコシティに到着すると空港で若い日本人女性に声をかけられました。ぼくの冴えない勘によると、女子大生の一人旅のように見えます。入国用の書類についてわからないことがあるということですが、ぼくよくもわからない。
ところで、メキシコというとネットでは治安に不安のあるイメージがあって、ぼく自身も知人にけっこう心配されたりもしたのですが、その国土は日本の5倍もあります。アメリカ国境付近に位置するメキシコ北部はたいへん危険ですが、国全体を見ると日本など比ぶべくもない観光大国なので、こうして若い女性が一人旅で訪れることがあってもおかしくないわけです。と言っておいてなんですが、日本と比べたらメキシコシティの治安が良くないのも事実なので、きっと女性が一人で行動するのは不安もあるでしょう・・・ロマンスが発生する予感がします。
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ロマンス発生しませんでした。メキシコはあまり鉄道が発達しておらず、バスとタクシーが交通の主な手段です。空港から出発する専用タクシーのチケットを買い、予約しておいたホテルSan Fernando(サンフェルナンド)館へと向かいます。部屋はドミトリータイプ、つまり共用ですが一泊US$9=だいたい720円ほどで、とてもリーズナブルな宿です。しかし今回予約した理由はそれだけではなくて・・・
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達筆なカタカナが示すとおりオーナーは日本人で、ここは日本人宿なのです。最初はわざわざメキシコにまで来て日本人宿に泊まるというのもどうかと思ったのですが、日本人旅行者たちによる情報交換、そして蓄積された旅のノートの存在、さらには日本で出版されているある本に興味を惹かれ、こうしてやってきたのでした。しかしベルを押しても誰も出てこない。しばらく待っていると出かけていたらしいサンフェルナンド館の住人が帰ってきて、事情を説明してくれました。ここの解錠は同じサンフェルナンド館に泊まっている住人がすることになっていて、たまたま中に誰もいない場合などは、こういう風に待ちぼうけすることもあるという話なのです。それにしてもこの住人、少年のような風貌の日本人なんですが、すでに何十カ国も訪れている凄腕のバックパッカーだというから驚きです。近くを通りかかった人には普通にスペイン語で話しかけています。旅は若者がするべきものだよな、としんみり思いましたね。
それにしてもここの宿がかなりの部分、住民の自治で運営されているという噂は本当でした。日本人以外の場合は中から開けない、入らせないというルールなので、アナログながらセキュリティ的には非常に安全な宿です。外で待っていると、なんとさっき空港で会った美人女子大生(仮)がやってきました。彼女もまたここに宿泊する予定だったのです。一緒に来ればロマンスはともかく、タクシー代は半分ですんだかもしれない・・・。ゆるい会話をしている途中に、オーナーの奥さんだと思われる女性、アドリアーナさんが帰ってきたので、宿に入ることができました。
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小綺麗ながらも吹き抜けの開放感が気持ちいい広間です。ここは無料wifiエリアでもあるので、たいがい人がいて、中から扉を開けてくれる・・・という手はずになっています。
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古本屋から適当にチョイスした感じでまとまりはないですが、こち亀やバッカーノなど軽めのものもあります。長期滞在で日本語の文章が恋しくなったら重宝しそうでした。
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メキシコのシャーマンに会う方法とか、自転車旅行のコツとか、日本ではgoogle先生を駆使したとしても決して手に入らないであろう生唾ものの情報が盛りだくさんな情報ノート。ただ、どのページもボロボロなので、デジタル化の必要があるかも。

メールで予約するとき、アドリアーナさんに買い物を頼まれていました。どんべい緑のノーマルうどん、明太子ソーセージ濃口醤油・・・希望リストは色々書いてあったのですが、これはと思ったのが、チャーリーとチョコレート工場にでてくるウォンチョコレート。毎年11月頃に市場に出る謎のチョコなのですが、メキシコには売ってないようです。手に持つと、そのずっしりとした重量感に驚くこと間違いなし。10枚の箱入りで買ったので値段もヘビー級。よく考えると宿泊料よりずっと高いんですよね。買い物の料金を請求するといろいろとおかしなことになりそうなので、5枚だけ購入してもらい、1泊分の料金の免除してもらうことにしました。アドリアーナさんにも子どもがいるのでトリックオアトリートです。ハロウィンは近いので残りの5枚のチョコにも使い道はあるでしょう。
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外に出て屋台で買ったカットフルーツに大量のチリが降りかけられるの図。日本人の味覚領域の外にある組み合わせ・・・だからこそ挑戦する価値があると思う。(大げさ)
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犬はスペイン語でペロと言う。
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まだハロウィンじゃないけど仮装している家族を遭遇。日本から持ってきた『きのこの山たけのこの里』の期間限定ハロウィンバージョンをあげました。メキシコのオバケよ、これが日本のお菓子だ。あ、撮る瞬間失敗した。魔女っ娘がまだこっち向いてない。
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オバケとは別のものもいました。写真をとってもいいか聞いて写真を撮らせてもらったのですが、後で少額のペソを要求された・・・。お菓子じゃダメですか。