今日の六鬼妄想 生活編③

六鬼団に入る前の皆の生活を妄想してみる語り③です。今回は伴について。
伴は一丁だけでも何十万円(現在の価格で)すると思われる非常に高価な銃を複数使っています。さらに消耗品である弾丸・火薬を切らさないように補充し続けなくてはなりません。それらも決して安い物ではない筈。そうすると伴はこれらの高額な武器を、少なくとも10丁(8丁じゃなかった・・・11月26日修正しました)以上購入出来て、さらに使い続ける事が出来る程の収入を得る事が可能な生活をしていた訳です。例え収入のほとんどを銃に費やしているせいで生活自体は貧乏であったとしても、それでも他の六鬼とは比べ物にならない程に稼いでいたと思われます。
尸良のように「金を貰って人を殺す」という仕事?をしていたとしたら「相手の屋敷の外から狙撃」等、こちら(伴や依頼主)の正体を相手方にさらす事無く目的を達成する事が可能だったでしょうし、その点を信頼されて仕事を受ける事も多かったかも知れません。依頼料とか報酬は高いけど安心確実な仕事ぶりでいわば売れっ子だったとか(笑)

しかし発砲するたびに大きな音を発する銃は、状況によっては敬遠される事もあったでしょうし、その手の仕事が定期的に有るわけではないと思うので、やはり伴でも無一文になる時が有った筈。弾丸も買えない状況でチンピラの抗争に巻き込まれ追い詰められ、気がつけば銃に残された弾は一発だけ。その一発で残り5人の相手を倒さなければいけない!伴ピンチ!とかいう事も有ったかも。(西部劇っぽく)
そして弾丸や火薬、銃の部品といった専門的な物は「無くなったからちょっとコンビニで買ってくる」的に簡単に手に入る訳ではないと思います。罪人相手に弾丸を売ってくれる業者なんて元からまともな所では無いでしょうし、闇取引みたいな形で取り扱われている(と思われる)特殊な品の筈。その業者も全国どこにでも居るという訳ではないし、危険なルートなので「知らない奴には商品は売らない」「一見さんお断り」等の暗黙のルールも有るのでは。伴が銃を使う限り、そういった特定の入手ルートを離れて行動するのは基本的に不可能な訳ですから、伴としては本来なら江戸(入手ルート)を離れるのはあまり好ましくない筈。水戸路に入る際に伴は可能な限り弾丸や火薬を仕入れて大量に持ち歩いているのでは。自分で持つのは最低限の弾丸・火薬で、あとは蛇組に持たせているという形で。
ちょっと話題は戻りますが、こういった「使えば使うほど金のかかる」武器を使い続ける為の収入源は本当に暗殺稼業だけで賄えるのかどうか。(※そんな仕事の相場なんて判りませんので適当にイメージで書いてます)もしかして伴はガンマンという仕事以外に副業を持っていたのではないかと。いや副業がガンマンという可能性も有りますが。(そもそもガンマンって職業として確立していると言えるのか)
「昼間は町の魚屋さんだけど依頼が有ればガンマンに早変わり」とかでも面白いのですが、個人的には副業も裏の仕事、例えばさっき書いた「禁製品を扱う闇の商人」とかではと思うのですよ。表に出せない怪しい品物を扱う立場なら、商品仕入のついでに銃や弾丸を安く仕入れるのも可能なのではと思うのです。そういった生活なので危険な目に会うことも多く、生き延びる為、または相手への威圧の為に戦わなくてはいけない場面も有ったのでは。
裏社会のゴタゴタで伴ピンチ!→でも剣なんて使えませんよ侍じゃないんだし→銃ならカンタン!(時代劇とかでよく有る、追いつめられたら懐から銃を取り出す悪徳商人といった風に)→銃を使い続けてたらいつの間にか両手早打ちのガンマンに!
こんな感じで今の伴が出来上がったとかどうですかね。
そういった生活を営んでいたのであれば一応は実家?(もしくはアジトとか?)と言える特定の場所があったのかも・・・こう、一見物凄く整理整頓の行き届いた部屋で、タンスの中身には同じ柄のスカーフがきっちり畳まれてズラリと並んでいたりしているんだけど、よく見ると部屋の隅に埃が溜まってるような。基本的にきれいだけど、よく見たらウッカリ汚れが残ってる。そんな部屋に違いない。
※今回妄想が先走ってますので時代考証とか全く無視してます。いや今回に限らずですが(笑)
※イラストの弾丸は紅の豚仕様なので実際とは異なります。
※11月26日 銃8丁→10丁に修正しました。

妄想④では伴以上に金がかかると思われる男、叢咲の私生活妄想をやります。いつになるかは不明ですが・・・。