「波よ聞いてくれ」第7話ネタバレ感想

アフタヌーンで絶賛連載中の「波よ聞いてくれ」。第1巻は5月22日(金)発売だそうですよ!楽しみですね!
てな訳でネタバレ感想です〜。


・単行本という事は叫びながら吠える(?)ミナレさんのテンションが1冊分続く訳で、これはもう今から体調を万全にして待たなければなりませんね!
・ミナレさんがハローワーク行けば問題の半分は解決する気がしなくもない波聞第7話「あなたが帰らない」の感想です。
・南波ちゃんの部屋でヘトヘトになってるミナレさん。宝田店長(とバイトの柳川君)が轢かれたせいで急遽ボイジャーで働く事になり、最低3人いないと回せない店なのに中原君と2人だけしかいないせいで皿洗いも満足に出来ない激務の一日だったようです。
・グロッキーミナレさんに酒と肴の用意をする南波ちゃんがエエ子や・・・
・業務用ラッシー(インドのヨーグルト的飲料)って存在したんだ。ラッシー美味しいよね。ラッシーのウオッカ割りはやった事ないけども。
・いやまてそのウオッカは南波ちゃんが貯蔵してた物なの?南波ちゃんウオッカ飲むの?いやミナレさんの持ち込み?
・そんな大変な状況ですが、「まるで夫婦でやってる定食屋みたい!」と超イイ笑顔の中原君。恋する男は強い。
・中原君は髪型で凄い損してると思うんだ。
・藻岩山ラジオをBGMにボイジャーを切り盛りしながらブログで臨時スタッフを募集するミナレさん。店内放送で流れる「筋肉少女帯 労働者M」はこの状況に非常にマッチした音楽ではありますが、客として入った飲食店でこのBGMが流れてたら落ちつかない事この上ないな!
・忙しすぎてドーパミンが出ているせいなのか、「嫁さんと二人で小さな定食屋を経営」という自分の夢を語ったりミナレさんに積極的に迫ったりと、今回の中原は一味違うぜ!
・なんの前フリなんでしょうねえ・・・(不安)
・中原君の台詞の中でも「ミナレさんて別にやりたい事があるわけじゃないでしょ?」という台詞はミナレさんにかなり刺さったようですね。
・しかしその直後、図星を刺されながらも「中原!私は今からお前を殴るッ何故なら腹は立ったが返す言葉がないからだ!!」と昭和のラグビー選手(イメージ映像)的な叫びを披露するミナレさん流石です。
・中原君によるミナレさんのいいところ。「泣いてる子供のために塙宣之のナレーション口調で日本国民が知っておくべき新三大・札幌スープカレーボイジャーの不人気メニューを披露」ってなにそれ超見たい(笑)
・「マツコ&有吉の怒り新党」が放送される曜日に発売するアフタヌーンでこのネタをやる沙村先生の計算高さよ。(地域によって放送日や発売日は違うとは思いますが)
・不人気メニューが書かれたボードには見える範囲で「イワシの頭のマリネ風(?)」「ピーチゲルカレー」という2品が見えるんですが、不人気とか言われると逆に食べたくなるよね。イワシの頭はともかくピーチゲルカレーなら何となく食べられるような気が す・・・する。
・中原君はそんなミナレさんに側に居てほしいと熱く語ります。確かにミナレさんが側に居たら楽しそうだよね。安らげるかどうかは不明だけど。
・暴走する中原君を止めるためなのか、それとも本気なのか、中原君に対して「私が30になるまでに自分の店を持て そしたら必ずそこで働く」という約束をするミナレさんと、その言葉に力強く返事をする中原君。まるで恋愛ドラマのようだ。
・なんの前フリ(ry
・盛り上がる二人を邪魔するように店の入り口の鐘が鳴り、そこに佇んでいたのはどことなく影のある黒髪の美女。台詞からすると宝田店長を轢いてしまった人の妹さんがお詫びにやってきたようですが、その憂いを含んだ表情とか細身の体型とか兄がいるとか、何より「城華(たちばな)マキエ」という名前。槇絵様や!槇絵様がロングヘアーになって転生なされた!(笑)
・お詫びとして事故に遭った店長達が戻るまでボイジャーで働くと頭を下げますが、正直あやしすぎますマキエ様。
・病院にいる宝田店長とはすぐに連絡がとれないので事実確認は出来ないし、本当に加害者の妹なのか、本名なのか、何の目的があるのか全く判らない人間を店に入れる訳にはいかない。でも正直2人では皿洗いも出来ない位の忙しさ・・・結局宝田店長へ何の確認も出来ず、マキエ様に皿洗いをしてもらう事になりました。
・ただ皿洗いしているだけなのにコレでもかという程ヤバイ雰囲気を醸しだすマキエ様。
・槇絵様の場合は江戸時代という時代設定や生い立ちの描写、才能を持った者の苦悩、影久との関係といった全ての負の要素が解け合って病んだ雰囲気の中に存在する美しさがたまらなく魅力的だったのですが、マキエ様に対しては単純に本能的に「この女性には関わらない方がいい」と思ってしまう何かがある・・・時代設定が平和な現代日本で身近なテーマを扱った内容だからこそ自分の立場に置き換えて想像しやすいという事?
・どうにか一日を終え、ミナレさんは徒歩で、中原君は車でマキエ様を送りながら帰路につきます。結局マキエに関する店長への事実確認(とお見舞い)は明日の朝に中原君&ミナレさんの二人がする事になりました。今日一日どうにか平和に乗り切れた・・・のか?
・マンションに帰ったミナレさんですが、部屋の鍵を持ったまま出ていたせいで南波ちゃんが部屋に入れなかったという事に気付きました。なんかマンションの駐車場?の物陰を利用して鍵を共有するという約束をしていたようなんですけども危険すぎるだろそれは(汗)せめて郵便受けとか使えばいいのに。予備の鍵とかなかったのか?若い娘さんの2人暮らしなのに不用心な!(親心)
・1つの鍵を2人で共有しているという事は、前回のミナレさんは「南波ちゃんが出勤した後、部屋の鍵が開いている状態で3時間寝ていた」という事になるのか?若い娘さんがry
・部屋の鍵に亀のストラップが付いているのがカワイイ。そしてあの亀達の名前の元ネタが未だに判らない。
・その頃、部屋に入れなかった南波ちゃんはラジオ局の同僚、甲本と一緒に神社にいました。状況としては「南波ちゃん帰宅→隠し場所にあるはずの鍵がない→部屋に入れず途方に暮れる→とりあえず街に出る→途中で偶然甲本と会う」という感じなんでしょうか。でもこういう時って鍵を持っている筈のミナレさんがいるボイジャーに行くか、または近くのファミレス等でミナレさんの帰宅を待つ(勿論メール等で状況を連絡した上で)というのが一般的だと思うのですが、そのどちらでもなくバイク通勤の甲本と人気のない神社に2人きりというのは一体どういう事だってばよ。
ボイジャーにも行かずファミレス等にも行かず、近くに甲本の(と思われる)バイクがある状態で人気のない神社に二人きりという事はつまり甲本が二人乗りで(付き合ってもいないのに)南波ちゃんをこんな所まで連れてきたという事になるんですが甲本のヤロウなんて事しやがる。
・南波ちゃんの携帯にミナレさんからの電話が。電話に出ようとする南波ちゃんの顔が赤いのはミナレさんに対してなのか、それとも目の前にいる甲本に対してなのか。
・笑顔で赤面している次のコマでキョトンとした表情になった南波ちゃんと、その顔に落ちる甲本の影・・・ときたらこれはもう甲本告白イベント発生中なの!?
・意外にお似合いかも・・・(期待)
・告白イベントと見せかけてお互いのペット自慢(亀)が始まるのかもしれない。いや甲本が亀を飼っているのかは解りませんが。でも「亀」と言えば「甲」だし。
・その頃、車中の中原君とマキエ様にも嵐の予感が。「私 今日 帰りたくないです・・・」と静かに口にするマキエ様の真意は。いや真意以前に怖いですマキエ様。「ボイジャーに入り込む為、もしくは中原君に近づく為に兄をけしかけてわざと人身事故を起こさせた」とか言われても納得してしまうレベルの怖さです(震)
・いや・・・もうここまで来たらマキエ様が宝田店長達を轢いた本人なんじゃね?
・各方面で波乱の予感がする中、部屋の中で亀を相手にしながら呑気に缶ビールを飲むミナレさん。「取り返しがつかない事になったような気がするぞ」と独り言を口にしていますが、その予感は的中しているようですよ・・・最悪の場合「甲本と付き合うことになった南波ちゃんが目の前でイチャイチャする事にいたたまれなくなったミナレさんが自主的に同居解消」アンド「一晩でマキエ様の手に落ちた中原君があっさり心変わりしてミナレさんの将来設計が白紙」というコンポが明日の朝(来月号)に発生するという可能性も。
・本気でハローワーク行って住み込みのバイトでも探した方が(汗)