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haidoroponnpuの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-01-21

ウツロ 案だし



アクアローナ「みんな違って・・・みんな萌え・・・というのがこの魔法協会のモットーですから」


萌えってなんだ・・・

城内の不審人物


【過去編】城内の不審人物




謎の剣士・・・




城内に建てられた魔法研究所、魔力が高い人々が集められ熱心に魔法の訓練に励む。

中でもミレスはたいそう優秀だそうで、皆の注目を浴びていた。


そんな様子を横目に見ながら、今日も廊下を掃除するウツロ・・・



魔法・・・か・・・



指導者の少なさから魔法は魔力の高い者にしか教えることを許されない。

つまり、ウツロが魔法を覚えることは一生ないということだった。

・・・

嫌な考えを振り払うためにとにかく掃除に没頭することにした。



ガシャン、ガシャン・・・




廊下の隅から音がする。

廊下の先、侵入者用の罠にだれかがかかって身動き取れないようだった。


ウツロ「・・・大丈夫ですか。」


その人物は30歳くらいの痩せた無精ひげのおじさんだった。

新人さんかな?・・・ウツロは罠を解除する。


「ありがとう・・・」

ウツロ「いいえ・・・」


ウツロ「あの・・・出口はあっちですよ・・・」

「む・・・そうか・・・では・・さらばだ・・・」


そそくさを出口の方へ走って行ってしまった。


なんだあのひと?業者の人にしては怪しいな・・・



落とし物・・・



クラスティア魔法協会の身分証明のカード・・・


・・・


まさか、敵国のスパイだっていうのか・・・

こんな危ないものはさっさと燃やしてしまった方がいいのでは・・・


・・・

・・・・





$$$




ここは、

荒くれどもが集まる酒場




口を塞いで表へ誘導する・・・




この砂糖菓子でどうだ?




「・・・魔法・・・魔法を教えて欲しい!!」







初めての魔法








もしかして敵国のスパイ?

そんなわけないか・・・あんな間抜けそうなスパイがいるわけがない。




$$$





夜、ウツロは孤児院の寝床へ向かう。

城勤めといってもまだ、成人前だしな・・・どこかに部屋を借りたい。
























市街地を通る際、昼間の男に呼び止められる。


「・・・今日は本当にありがとう・・・」

「はぁ・・・」

早く帰りたかったが、男はベラベラと話続ける。




「今日罠にかかってしまった時、敵国に捕まって機密情報をもらすぐらいならば・・・ここでいっそ命を絶つか・・・という瀬戸際だった・・・助けてくれて本当にありがとう・・・」



敵国に捕まる?・・・機密情報?・・・



ウツロ「あんた・・・まさか・・・敵国のスパイなのか?」

「む、知ってて助けてくれたのではないのか?」





ウツロ「・・・」

「・・・」





「・・・今日のことを黙っていてくれたら・・・この砂糖菓子をやろう」

ウツロ「それで黙るほど・・・子供だと思うなよ・・・」



「秘密を知ってしまったからは・・・生きて返すわけにもいくまい・・・」

腰に携えた剣を抜く真似をする男

ウツロ「横暴すぎるだろう・・・」


「・・・どうすればいいだろうか?」

ウツロ(俺に聞くなよ・・・)



ああ・・・変な奴にかかわってしまったな・・・今告発しても・・・俺まで迷惑被りそうだし・・・



ウツロ「ああ・・・あの・・・今日見たことはお互い忘れるということで・・・どうでしょうか」

「・・・む・・・そうか・・・」