ゴルベーザ四天王

ゴルベーザ四天王
ゴルベーザ直属の部下である4体のモンスター。名前の由来はダンテ・アリギエーリの『神曲』地獄篇に登場する地獄の鬼ども(マレブランケ)から。一度はセシル達の手により倒されるも、ゼムスの手により復活する。
彼らのパロディキャラとして『半熟英雄 ああ 世界よ半熟なれ…!!』の完熟四季王がいる。

土のスカルミリョーネ (Scarmiglione of Earth)
自称「死の水先案内人」。暗黒騎士であったセシルが苦手とするアンデッド軍団を率いている為、セシル達への刺客に適任として派遣された。当初は魔法使いのようなフードを被って登場するが、倒されてもゾンビと化して蘇る。自らを「死してなお恐ろしいスカルミリョーネ」と称している。口から息が漏れているのか「フシュルルル」という不気味な声を発する。

水のカイナッツォ (Cagnazzo of Water)
亀のような甲羅を背負う怪物。水を操ってバリアを張ったり、津波を起こしたりといった攻撃を得意とする。バロン王を殺害してすり替わり、赤い翼を使ってクリスタルを集めさせていた。さらにスカルミリョーネを「四天王になれたのが不思議なくらい弱っちいヤツ」と言うなど、その悪辣さは四天王の中でも際立っている。笑い声は「クカカカカ」。

風のバルバリシア (Barbariccia of Wind)
四天王の紅一点。身長の3倍はあるという髪の毛によって風を操り、竜巻のバリアを張る事ができる。竜巻はカインのジャンプで解除させる事が可能。物語中盤に出現する空中要塞「ゾットの塔」の最上階にて戦う事になる。笑い声は「ほっほっほほほ」。

火のルビカンテ (Rubicante of Fire)
炎を操り、火燕流などの攻撃を得意とする。弱点の氷系すら防ぐ猛火のマントを持つ最強の四天王。誇り高く、正々堂々と戦う事を信条とする武人肌の男であり、戦闘に入る際には先にHPとMPを回復してくれる。『ファミコン通信』にて「元はミシディアの黒魔道士で、パラディンを目指して試練の山に挑戦して敗れたところをゴルベーザに拾われてルゲイエの改造によって新たな力を与えられた」とする過去の物語が紹介されているが、スクウェア側からの正式な発表はない。