アイマス劇場版を見てきた

 「アニマスくらい面白い」と聞いていたけれど実際、期待していたよりずっと楽しめた。まだ見てない人は一度くらい見に行くべき。

 テレビでやってた時と同じく春香さんは団結の幽霊みたいな子になってるんだけど、アニマスの時よりなんだか気にならない。不思議だ。

 アニマス世界はアニマス春香さんの団結力でとにかく丸く収まる。伊織がついに断言してたので間違いない。そういうことになっている。普段の僕であれば当然「理屈にあわない」と憤慨しているはずだし実際アニメ版では若干鼻白んでいたのだが、まったく同じことをやった劇場版ではこれが気にならなかった。

 いや春香さんっていうのはもっとこう・・・と考えてみたらこれが案外春香さんってなんだか正体不明なのである。明るく前向き遠距離通勤してて1日1回(MAやよいによると5回以上)転ぶものをそれが春香さんだと思ったら春香さん、というレベルで謎だ。それぞれ考えてみてほしい。

 ほら、無印のときは延々どうだってよい友情相談をしてた記憶しかないし、2だとなんかリーダーの心構えみたいな話をしてたような・・・みたいなレベル。あの子実際のところ相当うすぼんやりしたキャラクターだぞ。そのくせ妙にインパクトあるからある種メチャ派手な光背をしょったリボンのシルエットみたいなものなんではないか。本体はスミ一色だけどなんだか神々しい。


        ☆        ☆        ☆


 思い出されるのはやはり無印のことだ。あのゲームは基本的に失敗するようにできてて(そうとしか思えない)、だからこそ失敗しても失敗なりに細かく地に足のついた結末がある。

 それでも繰り返してるうちにプロデュース完遂できるようになるんだけど、これがとにかく面倒くさい。Aランクとなると結末というより成仏みたいな感慨に襲われるし、全員クリアなんかした日にはもはや涅槃の心地である。

 だから何がってアニマスの765アイドルたちがあんまり良く出来た子たちなもんだから「もう連中1回死んでてこれ来世の話なんじゃないの転生でしょそうでしょ」みたいな無意識が僕の中でいよいよ無根拠な正当性を占めていて、いおりんがどんだけ大人な台詞を吐いても「よしよしBランクアップコミュ以降の君はすごいね」みたいな感じで自動的に納得されるのでとても平和だ。

 ああ春香さんの話だった。

 たった一人春香さんの正式な結末がおかしなことになっとる、というのはストーリー系アイマスMADが彼女にスポットを当てる時のキーだったりしたけど、どうもアニマスの春香さんはそこから進んで大正義正統派アイドル概念と化してしまった。アニマスだと気になったけど劇場版だとそうでもなかったってことはいよいよ概念化の強度が増してるっぽい。僕も騙されつつある。怖い。

 いやあの子、無印アイマスだと結末でちょっと妙な振る舞いしよるんですわ。こう、一人だけループから脱落するというかなんというか・・・。あくまで結果そうなるよねってだけで、発言がメタ的にどうこうみたいなのは一切ないんだけど、事実上一人っきりで昨日の世界に留まっちゃう。考えてみるとけっこうきつい。案外そういうのの反動があの大正義団結幽霊みたいなアニマス春香さんの正体なんじゃねみたいなああこれ妄想ですフワー!悪霊退散!!

 ねる!

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hajic
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はじマス