「白馬のお嫁さん」(3)が発売です。

先日もお伝えしましたが、8/23に最終巻となる3巻が発売になります。(今回からkindle版にリンクしてみます)

カバー下の描きおろし漫画が2ページ、本編に追加が2ページで、その他ちょこちょこと描き直しをしています。よろしければご覧になってみてください。


更新がこれだけだとなんなので、軽い気持ちではてブで盛り上がってる記事に言及してみます。

私が婚活女子に対して常々思っているのは、相手を知る前から選り好みし過ぎてはいませんか?という事なんです。

「結婚したいのに結婚が出来ない」は本当なの?選り好みし過ぎじゃないか問題。 - 仲良し夫婦の家計簿

これね。ブコメにもありましたけどこちら、婚活女子の「食わずぎらい」を指摘するお話なのに、「高望みするな」ととれる表現もあって煽ってしまってるんですよね。

「高望みしなければ、うまくいく」は、

「就職できないって言ってるやつは、選ばなければ仕事なんてある!」

「世界にはまずいご飯だって食べられない子どもがいるんだぞ!」

も同じような話なんですけど、「幸せの基準を落とせば、だれでも幸せになれる」という理屈だから、そうは問屋がおろさない。

そんなかんたんに幸せの基準が変えられたら、感情なんていりませんし。まあ、ご友人だったらじかに話せば思いが伝わるということはあるでしょうけども。市の就職相談窓口なんかだと、志望ランクを落としてみたらって話はどんなふうに伝えるのかな……。

ですから一般的にはやはり、食わずぎらいを指摘するにとどめたほうがいいんじゃないでしょうか。「きらいなものでもちょっとずつ食べてみたら」的な。「ほんとにイヤだったらやめればいいじゃない」的な。


わあ、ほんとに結婚テーマの記事にただ感想をよせるだけだった。


白馬のお嫁さん3巻は大宝寺さんという独身の人が唐突に出てくるんですが、その人がお話の後、幸せに暮らしていけることを暗示させるようなコマを追加したかったな、でもページがなかったな、ということを上の記事で思い出しました。

結婚できなかったらアンハッピーというふうにはしたくなくて、それなりに充実してる人を描きたかったんですよね。あんまりそうはならなかったんですけど……。

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