さようなら!嘉田さん(日本未来の党)

★お気の毒ともいえます。結局、「政治屋」に利用され用事がなくなったら放り出されて、「何だったんだ???」とご本人も思われているかもしれません。でも嘉田さんご自身にも「誤解」がありました(そのように感じます)。それは、何かと言うと、まず「嘉田さん」は学者であって、政治家ではないと言う性質が見えました。総選挙での応援演説や政策などを見るとそう感じます。次に、党運営です。これも、県知事の性質が「モロに」出ていました。つまり、「トップダウンが当然だ」と考えておられるようでした。選挙後の一連のドタバタにそれが現れていました。基本的に、国政政党であるなら「党内合意=多数意見」を集約して物事を決めるのは、イロハのイだと思います。まして、選挙で大敗した党首に発言権などあるはずもありません。更にいうなら、総選挙で100人以上の候補者を擁立してかなりの政治資金が費やされたはずです。それを準備したのは、嘉田さんであるはずが、ありません。政党交付金は、その弁済に当てられるべきは、これまた当然の事です。

★以上を考えるなら、選挙に大敗した時点で党首を辞任し、他のメンバーの話し合いに事後を委ねるべきでした。そうしていれば、選挙後のゴタゴタもなく、もっとスッキリとしていたでしょう。「敗軍の将、兵を語らず」の故事に習うなら、敗北の責任をまず第一に負うべきは、嘉田さんご自身であったはずです。出処進退は、キレイであるべきです。滋賀県知事として業務に専念されるのが、一番よろしい事で、それをもっと速く決断されるべきであったと思います。

★それにしても、何故???、国政のようなドロドロした場に不向きな嘉田さんを担ぎ出したのか???誰が、どのような経緯でそうしたのかは、知りませんが嘉田さんには、お気の毒な事でありました。


東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
未来の党 嘉田代表辞任へ
2013年1月4日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013010402000085.html
東京新聞 TOKYO WEBから全文引用


 嘉田由紀子滋賀県知事は政治団体「日本未来の党」の代表から退く意向を固め、嘉田氏を支持する地域政党「対話の会」の関係者らに伝えた。四日の記者会見で表明する見通しだ。

 関係者によると、嘉田氏は顧問などの形で未来の党に関与し、実質的な運営は、社民党を離党し合流した阿部知子衆院議員比例南関東ブロック)に任せる意向だという。

 知事職と政党の役職との兼務をめぐっては、滋賀県議会が先月二十六日、嘉田氏に兼職解消を求める決議を賛成多数で可決。嘉田氏は「国政に地方の声を届けるためにも党の活動は継続するつもりだが、軸足はあくまで滋賀県」と理解を求めていた。

 二〇一三年度予算を審議する県議会二月定例会を控え、円滑な県政運営を図るため代表を退く判断をしたとみられる。



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