第4章 社会・国民に支持される科学技術
1. 科学技術が及ぼす倫理的・法的・社会的課題への責任ある取組
2. 科学技術に関する説明責任と情報発信の強化
1998年に制定された「ブダペスト宣言」を各研究者に周知させるべく、広報活動を行う。可能であればブダペスト宣言の踏襲を基本計画の冒頭に宣言する。
3. 科学技術に関する国民意識の醸成
科学者、研究者、技術者と国民が対等な立場で議論交流できる場を醸成する。それを可能にするファシリテーター人材を養成する。その際、これらが恒久的な場となるよう、安定した雇用を必要とする。
4. 国民の科学技術への主体的な参加の促進
国民による直接的な研究費投入システムを作成する。テーマの公募と投票により投入できる公的資金枠を用意する。