黎明の星
- 作者: ジェイムズ・P.ホーガン,James P. Hogan,内田昌之
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/05/29
- メディア: 文庫
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揺籃の星 上 (創元SF文庫)の続編。
木星から飛び出した小惑星アテナの影響で壊滅した地球にクロニアが復興の為の部隊を送るが、貨幣でなく個人の知識と資質に価値を見いだすクロニア社会に馴染めない旧地球派の面々がクーデターを起こすが。。。
ヴェリコフスキーのトンデモ理論を元にした世界なのですがあいかわらずその辺の描写が楽しいです、でも話はそっちがメインじゃないんだよね。今回の話は前作からどのくらい時間が経過していすのでしょうか? 10年は経ってないよね、にしては地球上の生存者の劣化が激しいような気がするのですが……環境の変化に動植物の進化が促進したような描写があるので何か原因があるのでしょうかね、3部作ということで次作での説明を期待します。
お話的には、洞窟襲撃の地球人部隊の壊滅とラッキの価値観のコペルニクス的転回のところが山場になると思うのだけれども今ひとつ盛り上がりに欠けたのが残念でした、このあたりも次作に期待させてもらいます。