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2010年07月11日

「ほおずき」?「ほうづき」?

昨日は、某イベントで浅草のほおずき市に行ってきました。

面白かったのは、「ほおずき」の仮名遣いがいろいろあったこと。「ほうづき」だったり「ほおづき」だったり・・・。そこで、ちょっとこのことについて調べてみました。

Wikipediaによると、ほおずきの語源は「頬を突く」らしいです。だから、それにしたがえば「ほおづき」がもっとも適切な仮名遣いということになりますね。

ところがところが。

現代の日本語では、「ほおずき」を本則とするという(暗黙の?)合意があるようです。Googleで検索した結果も以下の通り。

「ほおずき」の方が「ほおづき」よりも約200倍多くヒットします。

また、ATOK 2008で「ほうずき」を変換すると「ほおずきの誤り」と指摘され、「ほおづき」の場合は「ほおずきが本則」と指摘されます。

さらに、ほおずきの植物としての学名は「ホオズキ」です。

これらの理由から、特別の事情がない限り「ほおずき」と書くのが望ましいといえるでしょう。

もちろん、それなりに使用されている以上、「ほおずき」以外の表記が誤りとは言えませんが(ATOKはそう言うけど)、言葉をコミュニケーションのプロトコルとして考える以上、特別な意味を持たせくない場面ではもっとも一般的な仮名遣いを使用すべきでしょう。

ちなみに、ほおずきの歴史的仮名遣いは「ほほづき」です。なるほど、語源に正確ですね。

そういえば

検索結果でこれほど「ほおずき」が圧倒的にヒットする背景には、前述したATOKの訂正機能が影響しているのかもしれません。もしそうであれば、これはIMEが日本語を(自然な状態から)変えた一つの例と言えるでしょう。

IMEにそのような機能がない状態ではどのような分布になるのか。興味深いところです。