ブルックナー 交響曲第5番

マタチッチ チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1970)
先日チラッと書いた(こちら)マタチッチのブル5のオフィシャル盤が、知らないうちにえらい廉価盤で出ていた(汗)
基本的解釈は1967年盤と変わらないが、さすがにオフィシャル盤だけあって完成度は高く、テンポの変化も気にならない。
この原典版と改訂版の混合版は、オーケストレーションの違いも色づけ程度に抑えてあり、欠点より面白さの度合いが強い。フィナーレのカットは改訂版ほどではないが、やはりつながりは不自然だ。
しかし、ブル5ファンなら1度は聴いておいて損は無い。これが原典版ならベストにあげてもいい演奏。